登山ブログ「My Roadshow」について
ブログ「My Roadshow」は「旅する登山」をテーマにしたブログです。
登山をスポーツ的な側面だけではなく、自然、温泉、食事、観光などの旅の要素を取り入れて、登山をする人、しない人、登山をこれから始めようとする人、それぞれが楽しめる記事作りを志しています。
一つ一つの登山記事の文章と写真が、どの登山ブログよりもボリュームが多いかもしれませんが、是非ともお付き合いください。
真似したくなる登山プランを紹介できるブログを目指しています。
ブログタイトルの由来
ロードショーは映画の用語です。
都市部で先行して上映して、評判や収益や動員を計り、他の地方への展開を検討する意味があります。東京在住の登山者である自分が、都内近郊から登山を始めて、活動の場を広げていき、地方の山々を巡る旅をするという意味を込めて、頭に「私の(My)」を付けて、「My Roadshow」というタイトルにしました。
ブログをはじめた理由
ブログを始めたきっかけは当時の数多ある登山ブログがあまり面白くなったからです。
登山口の駐車場から始まり、山頂に登り、下山して、はい終了。山のことしか描かれない、いわゆる「山行報告」的なブログばかりだったからです。車やバスで何時間もかけて移動し、下山後は温泉に入り、美味しい食事をしているはずなのにそれらが省略されています。
登山は山に登るだけではなく、田舎を走るローカル線、ご当地グルメ、疲れを癒す温泉など、誰もがする旅行と変わらない、そして、旅行以上の魅力があることを伝えたい想いからブログを立ち上げました。
また、SNSでは登山の一番いい瞬間しか伝わらないため、ブログの自由な領域を生かして登山の泥臭いところもありのまま伝えていきたいと思います。
各種SNSやコメントについて
Twitter、Facebook、Instagram、はてなブックマークなど各種SNSに参加しています。ブログ記事の宣伝をしてくれると大変うれしいです。また、フォローもご自由にどうぞ。ただ、運用に関してはただのサラリーマンのため、基本的に気まぐれです。
各記事にコメントを受け付けています。
簡単な質問が御座いましたらお気軽に書き込みください。平日は働いている都合上、返信が遅れる場合がございます。
プロフィール
VERYBLUEと申します。
都内在住です。出身は栃木県宇都宮市。
名前の由来は英語を習いたて中学1年生、学校の教室で自分が体調を崩していると友人に「お前顔真っ青だな」「Very Blue」だなと言われたことになります。
紹介
登山を始めたきっかけは単純に「社会人になってやることがなかった」からです。当時、仲良かった男友達と「週末をグダグダ過ごして、何かしないとまずいな俺たち」となり、男だけで出来ることは何かと必死で考えた答えが「登山」でした。
そこで思いついたものが、釣りだったり、自転車だったりしたら、このブログは存在しなかったと思います。登山は靴とリュックがあれば、そこまでの初期投資なしに出来ますし。
登山デビューは2010年の秋、栃木県の日光男体山に登りました。
「自分の地元の山だし、日本百名山ってのに選ばれてるらしいぞ」と稚拙な山の選定理由でした。登った結果はボロボロでした。急な登りに息は絶え絶え、足の爪が剥がれ、一日で3キロ痩せ、運動不足も相まって1週間ほど筋肉痛になりました。「登山なんてするんじゃなかった」と何度も思いましたが、山頂では日常ではお目にかかれない雲海が広がる風景に出会えました。
男体山後はしばらく登山はいいやと遠ざかりましたが、せっかく靴も買ったことと職場の人からたまたま誘いを受けたことから、東京近郊の低山を巡るようになりました。
登山歴
- 2010年
- 2010年10月、栃木県の日光男体山で登山デビュー
- 2010年11月、東京都奥多摩の御岳山、川苔山で着実に経験を重ねる
- 2011年
- 2011年冬、冬は装備もなく登山せず
- 2011年3月、手白澤温泉ツアーが予定されていたが東日本大震災が発生し中止
- ゴールデンウィーク、丹沢の大山や塔ノ岳の縦走
- 2011年5月、地元の友達を引き込み栃木県の那須岳
- 2011年7月、日本一の富士山登山
- 2011年7月、焼岳で北アルプスデビュー
- 2011年8月、山形県の月山で東北の山デビュー
- 2011年8月、長野県の蓼科山で八ヶ岳デビュー
- 2011年9月、北岳、間ノ岳で南アルプスデビュー(山小屋初宿泊)
- 2011年10月、紅葉目的に東北の八甲田山や岩木山に遠征
- 2011年12月、長野県浅間山で無謀な雪山デビュー
- 2012年
- 2012年1月、登山仲間が増え大人数パーティが増える
- 2012年2月、軽アイゼンで登れる雪山を巡る
- 2012年3月、北横岳ヒュッテではじめての雪山泊
- 2012年5月、残雪期の巻機山で豪雪地帯の雪深さを知る
- 2012年7月、東京都雲取山でテント泊デビュー
- 2012年8月、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、御岳山、常念岳、木曽駒ヶ岳など平均標高3000mの山々を巡る
- 2012年10月、北アルプスの涸沢で10年に一度の紅葉を見る
- 2012年10月、谷川岳にソロ登山、初めての新幹線利用登山
- 2013年
- 2013年1月、地元宇都宮の古賀志山で初日の出登山
- 2013年1月、12本爪アイゼンとピッケルを購入し、西穂高岳の丸山
- 2013年2月、伊吹山、御在所岳、初めての近畿地方遠征
- 2013年3月、厳冬期の北アルプス唐松岳
- 2013年4月、神津島の天上山、初めての島登山
- 2013年5月、残雪期の尾瀬、至仏山
- 2013年6月~8月、早池峰山、苗場山、白山、鳥海山、白馬岳、高山植物の魅力を知る
- 2013年8月、北アルプスの最奥、雲ノ平を周回
- 2013年9月、東北の栗駒山で日本一の紅葉を見る
- 2014年
- 2014年2月、秩父満喫名プランの宝登山で蝋梅鑑賞
- 2014年3月、西吾妻山で樹氷を見るがガスって遭難しかける
- 2014年3月、伊豆稜線歩道で初めてのトレイル体験
- 2014年5月、初めて本州を離れて九州遠征登山
- 2014年5月、ミヤマキリシマ満開の高千穂峰で衝撃を受ける
- 2014年5月、残雪期の富士山でロング滑り台体験
- 2014年6月、瑞牆山で大雨となり初代カメラが壊れる
- 2014年7月、大雪山など念願の北海道遠征
- 2014年8月、天候不良の夏で辛うじて燕岳と日光白根山へ
- 2014年9月、今年行かなければならなかった剱岳
- 2014年9月、御嶽山噴火
- 2014年10月、平ヶ岳と八海山の新潟体力搾り取りツアー
- 2014年10月、黒部峡谷トレッキング
- 2014年11月、武奈ヶ岳、大峰山、曾爾高原の関西3days
- 2014年12月、午年最後の陣馬山
- 2015年
- 2015年3月、中国地方初遠征で伯耆大山の雪山登山
- 2015年5月、三重県の秘境大杉谷のトレッキング
- 2015年6月、北海道遠征でひつじ年の羊蹄山小屋泊
- 2015年8月、中央アルプス空木岳の1.2.3縦走
- 2015年10月、四国初遠征で石鎚山の紅葉登山
- 2016年
- 2016年3月、木曽駒ヶ岳の北関東組で雪山登山
- 2016年5月、屋久島縦走
- 2016年7月、大雪山~トムラウシ山の縦走
- 2016年8月、灼熱の鳥海山の小屋泊
- 2016年8月、記念すべき山の日で男体山の凱旋
- 2016年10月、唐松岳~五竜岳の縦走
- 2016年11月、憧れだった剣山~三嶺の縦走
- 2016年12月、クリスマス高見石小屋の宿泊
- 2017年
- 2017年2月、伊豆大島の日帰り三原山登山
- 2017年3月、京都の信仰登山(愛宕山、比叡山)
- 2017年5月、佐渡ヶ島大縦走
- 2017年5月、縁がなかった甲武信岳の縦走
- 2017年6月、ミヤマキリシマ満開の九重山の温泉宿泊
- 2017年7月、高山植物咲き乱れる秋田駒ヶ岳
- 2017年9月、塩見岳宿泊~初めての南アルプス南部へ
- 2017年9月、大日三山縦走
- 2017年11月、霊仙山と御在所岳の近畿地方遠征
- 2018年
- 2018年1月、厳冬期₋20度の八ヶ岳の主峰赤岳
- 2018年4月、残雪期の北アルプス槍ヶ岳
- 2018年5月、陶器市を見るついでに長崎県の雲仙普賢岳、ミヤマキリシマ見頃
- 2018年7月、念願の礼文島・利尻島へ、NHK「日本百名山」に映り込む
- 2018年7月、30度を超える気温の中で、単独で飯豊山を縦走する
- 2019年
- 2019年3月、北陸の荒島岳へ雪山登山
- 2019年4月、初めての桜咲く天覧山ハイキング
- 2019年5月、初の海外登山、マレーシアのキナバル山
- 2019年6月、2回目の海外登山、香港ドラゴンズバック
- 2019年8月、噴火後の御嶽山へ
- 2020年
- 2020年3月、八丈島の八丈富士登山
- 2020年5月、コロナにより登山自粛
- 2020年6月、一切経山で自粛解除後の登山
- 2020年7月、大雪山
- 2020年8月、常念岳
- 2020年9月、石垣島~西表島でトレッキング
- 2021年
- 2021年2月、焼岳の雪山登山(地震に遭遇する)
- 2021年4月、神奈川県内の山を重点的に回る
登山スタイル
年が経過するにつれて登山スタイルは変化しますが、基本的に色々な要素を取り入れています。他のどの登山者よりも楽しむことがベースにあります。
- パーティー登山がメイン、どうしても人が集まらないとボッチ登山
- 花の咲く時期、紅葉が見ろごろ等、山が旬の時期を選ぶ
- 標高の低い高いに拘りはなく、東京から遠方の里山も登る
- なるべく同じ道を通らない縦走ルートを選択する
- 日本百名山などのブランドにはあまりこだわらない
- 日帰りできる山を宿泊して、一つの山に時間をかける
- 雪山の時期を登るがそこまで情熱はない
- マイカーはないため、多様な交通手段を駆使する(同乗が多い)
- 下山後の温泉や食事などのオプションを充実させる
- 山の名前や標高に掛け合わせた食事やゲン担ぎを重要視する
- 登山のために体力を鍛えるとかはしない
登山装備
ブランドも性能は特にこだわりがありません。
夏はファストファッションで買ったインナーとシャツで登っていたりします。大きな装備変更は3年以上していないかも…。ガチガチの登山ウェアより、イラストや裏面に文字が入った速乾性Tシャツを好みます。ジャケットはNorth Faceが好きで、日帰りザックはGregoryを使用しています。
テーマカラーは青、サブで黒と白と紺を選んでいます。
お正月、ハロウィン、クリスマスなどのイベントによってザックのデコレーションが変わります。
登山に使用しているカメラは2017年の夏まではCanonの一眼レフを使用し、現在はSonyのミラーレスを使用しています。
気合の入った風景写真より、人が登山をしている瞬間を切り取った自然な登山風景写真を撮るのが好きです。一緒に登った人と取る集合写真を何よりも大切にしています。
これから
登山初期に構想していた縦走や遠征は完了し、溢れ出すばかりだった山に対する意欲はおさまっています。これからはまだ訪れたことない山に行ったり、仲間を引き連れて時間をかけてゆっくりと全国各地の山を巡るつもりです。