神奈川県溝の口にある「KING LION」に行ってきました。
カレーを食べる国は広範囲に及び、様々な国で食べられる。他国のカレーと言う意味では、インドカレー、ネパールカレー、タイカレーなどが日本ではメジャーです。別の国のカレーを探していると、スリランカ人のオーナーが作るカレーが食べれる店が、神奈川県溝の口にあると言うことで行ってきました。
溝の口駅から歩いて5分の「KING LION」
最寄駅はJR南武線、東急田園都市線・大井町線の溝の口駅です。高津区役所の方面に5分くらい歩くと店があります。
溝の口の駅前は立体交差しているので、方向感覚なくなって行きたい場所に1回で行けなかったりする。
サーフボードや船舵がレイアウトされていて、海沿いにありそうなマリンな雰囲気の店です。
「いつものスリランカプレートはありません。」
え、カレー食べれないんですか?
お店のFacebookページを確認したら、ビリヤニ限定の日だったようです。カレーが食べれないことに肩を落としました。しかし、生まれてからこれまで、ビリヤニを食べたことがなかったので、この機会にトライしてみます。
ビリヤニ限定なのに3組ほど待ちがありました。20分ほど待って店内へ。
スリランカに行ったことはないけど、明らかにこれはスリランカの内装じゃない。店内はレゲエ音楽が流れ、色使いがカリブの雰囲気。どうやら、店主はジャマイカのカルチャーが好きなようです。
ここ日本もスリランカもジャマイカも共通して島国。なぜか不思議な気分。
店内はカウンターと座席2、外のテラス1と狭いです。ドレッドが決まったスリランカのご主人と奥さん(?)の二人で切り盛りしています。
和風カレーに似てる?マトンのスープ
ビリヤニの前にスープが提供されました。具がゴロゴロ入っているので、日本人の感覚としてはカレーの見た目。骨ごと煮込まれたマトンとほろほろに煮込まれた野菜が入ってます。
大粒のスパイスが効いていて美味しい。ゴロンと入った人参とじゃがいもが、日本のカレーと似ている。これを白いご飯にかければ約束された旨さだ。
そういえば、スリランカのカレーは、モルディブフィッシュ(鰹節のようなもの)を使って、出汁をとる調理があると、漫画「美味しんぼ」のカレー編で見たことがある。
強烈な辛さのビリヤニ、トッピングで多彩に変化する味
そして、マトンのビリヤニ。彩りがとても華やかで、見た目で食欲をそそります。
ヨーグルトソースは辛さを抑える役割があります。無くなったら追加で貰えます。そして、珍しい素揚げした卵がトッピングされています。これが、めちゃくちゃ硬い。
お米はスリランカでは何て言うのかわからないが香り米です。一粒一粒、色の濃さが違う。
一口食べてみると、「お、カレーの旨味がすごい」と思った直後に、強烈な辛さが襲い掛かります。自分が食べられるギリギリの辛さでした。
ゴロンとマトンの塊が発掘できます。マトンの臭みは全くないです。和牛の柔らかさとは真逆で、コルクくらい硬いです。野生みと辛さのバランスがたまりません。クセになってどんどん食が進みます。
キュウリなどの野菜が入ったヨーグルトソースをかけると、炎上する辛さを消化できます。ある程度。添えられているレモンの酸味やパイナップルの甘味で、緩急がつけられます。計算されています。
日本のドライカレーとか食べてるうちに飽きが来るんですが、胃袋のキャパがオーバーしない限りずっと食べ続けられるビリヤニでした。
今度は、カレープレートを食べに行こうと思ったけど、溝の口には用事がないんだよな…。
店舗情報
店名 | KING LION |
住所 | 〒213-0033 神奈川県川崎市高津区下作延2丁目5−41 |
営業時間 | 12:00~14:30/18:00~22:30(※変動あり) |
定休日 | 水曜日・木曜日 |
補足 | お店のFacebookページを見てから行くのが吉 |
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