日記

登山YouTuberのWikipediaが偏っていた件

登山Youtuber

登山YouTuber」のワードが、Wikipediaが登録されていたので見てみた。履歴を見ると初版は2021年3月18日だったので、つい最近登録されたようだ。

世間をにぎわせた認知度もある迷惑系YouTuberより内容が詳しく紹介されていた。が、内容が多少偏っているように感じたので、見ていこうと思う。

最終更新版 2021年8月19日 (木) 17:26に基づく

YouTuberのひとつの形態で、動画共有サイトYouTubeにおいて、自分が行った登山活動(山行)を多くは自撮りした映像を定期的・継続的に公開している人およびグループをいう。とくに近年の日本で盛ん。登山系YouTuberともいう。

登山(系)YouTuberの定義はこのように書かれていた。まぁ、納得できる定義内容だ。しかし、ここから内容にクエスチョンマークが浮かぶ内容が散見してくる。

主体的な要因としては、近年とみに虐げられがちな若者たちの承認欲求の高まりとも考えられる。

これは「歴史と背景」の章に書かれている一文

登山Youtuberが増えた要因について言及していたが、承認欲求と分析されていた。承認欲求が良いか悪いかは議論はあるが、この分析はちょっと偏っているのではないだろうかと思う。このように定義されては、登山YouTuberサイドは不本意じゃなかろうか…。それと、若い人のYouTuberが目立つだけで、おじさんのYouTuberの方が多い気がする。

登山YouTuberはいわゆるハイキング(軽登山)レベルに留まり、より専門的で危険を伴うクライミング(道具を用いた登攀行為)には挑まないのが通例である。

「制作者とコンテンツの特徴」の章に書かれている一文。

ざっと、「登山」で検索をすると、アルプスの縦走登山、厳冬期の雪山登山、この文章でいう専門的で危険を伴うクライミングや沢登りを紹介するYouTuberがいて、かなりの多岐に渡る。

「挑まないのが通例」とあるが、ひろゆきに影響され系登山者から、「あなたの感想ですよね。」とツッコまれそう。

男性については元々カメラや映像を趣味としていた人が大半であり、自分の作品を見てもらいたいという動機から題材として登山に進出したケースが多い。女性についてはそれに加えて、かつてタレントやアナウンサーに憧れていた、運動や体力に自信があるといった人が加わる。

同じく「制作者とコンテンツの特徴」の章に書かれている一文。

明らかに特定のYouTuberを指している気がするような…。まぁ、私は誰だかわからないんですけど。そして、ご時世柄、男性はこう、女性はこうと定義付けるのは時代に即していない気もする。

あまりにも主観的な分析であり、書いている人の年齢がわかる気がする。

顔出しが強く求められることから出たがりとされる関西、中部地方に偏っている。

同じく「制作者とコンテンツの特徴」の章に書かれている一文。

これも「なんかそういうデータってあるんですか?」と、ツッコまれそう。

でも、なんとなく、わかる気はする。

従来からのテキスト・写真ベースの山行記には所要時間の短縮など登山者の見栄による改竄が少なくなかった。

「視聴者に受けた理由」の章にあった一文。

ええ、見栄による改竄???そんなことしている人いるのか。「コースタイムを2時間ほどまきました!!」みたいな人は見かけるけど、他人より優位に立ちたくて改竄する人なんて聞いたことないぞ。

登ってない山を登ったとプロフィールを改竄している登山系フォトグラファーはいたけど。

Youtuberは登山中に突如自分語りをはじめることが多く、キャラクターへの親近感が生じやすい

同じく 「視聴者に受けた理由」の章にあった一文。

突如自分語りをはじめる人って嫌われそうなものだけど、登山YouTuber界隈だと人気者になれるのか…。

以上、ツッコミどころ満載の「登山YouTuber」のWikipediaだった。それ以外にもチラホラと製作者の主観・偏見があるので、実際に読んでいただきたい。

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