2014年3月22日-23
栃木県の奥鬼怒温泉郷にある手白沢温泉に行ってきました。
自分は春と秋に行っており、今回は真冬です。例年より積雪が多く、到着に難を要しましたが、星空の雪見風呂と登山仲間12人でする宴会は最高のひとときでした。
2回も紹介しているので今回は簡単にスナップ程度にまとめました。
手白沢温泉について
地図
夫婦渕から奥鬼怒歩道を歩く往復コースです。
冬の手白沢温泉トレッキング
都内を脱出するのに苦労しながら、栃木県の川治ダムを通過したのは午後に入ってから。
真冬ですが結構車が止まっています。
電車とバスで来るより遅い時間帯の到着です。
入り口から雪がどっさり。
軽アイゼンを履いてトレッキング開始。
結構ずぼずぼ埋まるので、ワカンやスノーシューがあると楽になります。
渋滞がひどかったので、歩くの時間に全く余裕がなくいそぎめ。
手白沢温泉の近くまで行くと積雪は2m以上ありました。夏に通るブナ林の道は通行できないため車道歩き。
日が傾き焦り始める。
手白沢温泉に到着、番犬「岳」のお出迎え
なんとか17時には宿に到着。
番犬「岳」がお出迎え。
先代のクロは亡くなってしまったようで残念です。川上犬という希少種らしいです。
夕飯の時間まで時間がないため急いで入湯。
山小屋なのですが温泉床暖が効いているので暖かい。
絶景の雪見風呂
男湯をご紹介しましょう。
脱衣所は広々しています。
そして、宿泊客しか利用できないためガラガラです。
内湯は熱めです。
源泉掛け流し状態の洗い場。
脱衣所からここまで移動するのが寒くて大変。
最大の魅力である露天風呂。
ほどよい湯温なのでいつまでも入っていることができます。
露天に浸かっていると岳が解放されていて、挨拶しに来ました。
男湯をのぞいた後は、女子風呂へ…。
やんちゃな岳は外に冷やして置いたお酒を一本盗んでいきました…。
きっと春まで見つかることないんだろうな。宿のおじさんに話したところ代わりにといって日本酒を一瓶いただきました。ありがたいことです。
手白沢温泉の豪華な夕食
さて、夕食の時間です。
山の幸。
ワインのラインナップが多いので、一本頼んでみました。
相変わらず標高1600mのヒュッテとは思えない料理の数々です。
暮らしたい。
部屋に戻って宴会の続行。
消灯時間とかはないです。
大仏が現れた。
遊び疲れたのか岳は宿の入り口でぐったりしていました。
大仏の絡み酒がひどい。
0時を回り深夜の露天風呂に。
星空がこれでもかというくらいに見えていました。3度泊まって全て晴れていたので運が良いです。
翌朝の天気は雪。
雪が降る中で入る露天風呂は極楽です。
朝食です。
野菜中心ですが、ご飯が進むことこの上ない料理です。
岩魚の甘露煮は何度食べても美味しい。
やんちゃな岳ともお別れです。
また、会いに来たいです。
チェックアウトギリギリの9時までのんびりし下山を開始。
まだ綺麗なままの雪の絨毯をもみくちゃにする一同。
放置されてる人。
下山後はこまゆみの里にて再度入浴です。
木彫りの臼風呂がありました。
宇都宮に戻ってきて打ち上げです。
小閣楼の担々麺は美味しい。
宇都宮らしく餃子も注文。
奥鬼怒温泉郷トレッキングを終えて
冬の手白沢温泉は格別でした。
今度はいい加減に鬼怒沼山に登りたいので、夏に行きたいと計画を立てています。
コメント
ご無沙汰しております。
この秋・冬は仕事が忙しく海外出張も多くて山行は鹿島槍の後はゼロという状況でした。が、9月から計画していた冬の手白沢温泉は決行してきました。Veryblueさんほど写真がうまくないので雰囲気はそれほど伝わらないですが、我々もたいへん楽しむことができました。元々の情報提供ありがとうございます。
仕事が落ち着いたら、今年も雪の八ヶ岳や谷川岳に行きたいと思っていますが、どうなることやら。
>icyfireさん
レポート見させて頂きました。
常日頃から余裕のない行動をしているので、山の中の一軒宿である手白沢温泉は貴重なのんびりできる時間です。
料理も美味しいし、温泉もそのロケーションも素晴らしいですね。
冬という人のいない期間もまた良いです。会社の人も満足出来たみたいでよかったです。
自分も冬山はがつがつ登るようなことはしませんが、八ヶ岳あたりは登ってみたいです。