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【登山ニュース】南アルプスの北岳登山道で焚き火をしてゴミ放置

南アルプスの北岳登山道

日本で富士山に次ぐ標高、南アルプスの北岳の登山道にて、焚き火をしている人物の写真が話題になっています。

目撃した人は下山時に状況確認したところ、現状回復はなし、しかも、メスティン、スプーン、その他金属類のゴミが放置されていたようです。

北岳はかなり山深いエリア

この北岳登山道の「第一ベンチ」というのは、キャンプ指定地ではなく、登山者が休憩する広場です。

登山口の広河原からは1時間ほどの場所ですが、広河原はマイカー規制されているので、登山バスに乗って来なければならない山深い場所です。

南アルプスは焚き火が禁止

焚火による山火事の危険等を防止する観点から、野営場以外の場所でのキャンプ禁止を徹底しています。

山梨県 自然公園Q&A

南アルプスは国立公園に指定されていて、焚き火は指定場所以外では原則禁止です。

もちろん、ゴミ放置もルール違反です。

ナイフを携帯

写真を拡大すると、腰のあたりにナイフ(サバイバルナイフ)を携帯しているのがわかります。

自分は10年以上登山をしていますが、ナイフを携帯している登山者を見たことがありません…。この人物を見かけた方は、注意をしなかったそうですが、異常な行動をするナイフ所持者に声を掛けないのは正解ですね…。

アウトドアな格好ではあるけど、登山者のようにも見えないし、中途半端な場所で焚き火をしていたのは全くもって謎です…。何者なんでしょうか。

5月に発生した山荘破壊事件でも思いましたが、山には一定数、おかしい人もいるんだと思いました…。

霧ヶ峰や両崖山でも過去には山火事

長野県の霧ヶ峰高原で発生した大規模な山火事から11日で1週間。出火直後の現場を目撃した男性がNBSの取材に応じ、「いきなり火の手が上がったが、周りに人の姿はなかった」と語りました。

ゴールデンウィーク中、霧ヶ峰では広大な範囲で山火事が発生しています。

栃木県足利市の両崖(りょうがい)山で2月21日に出火して燃え広がった山火事は鎮火まで23日間を要した。焼失面積は東京ドーム約35個分に相当する約167ヘクタール。

2年前の2021年には、栃木県の両崖山において、登山者の火の不始末で、長期間に渡って山火事が発生するニュースがありました。

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