2014年4月27日
栃木県宇都宮市にある大谷資料館に行ってきました。
宇都宮市の住宅を観察するとわかるのですが、塀がぼつぼつと穴の空いた灰色のブロッグでできています。これは大谷石と行って、宇都宮の北西部で採掘された軽石凝灰岩です。
その大谷石が採掘されていた場所、宇都宮アンダーグラウンドご覧下さい。
紹介しなくてもいいことを紹介すると、この時自分は担々麺ブーム真っ最中でありました。
宇都宮市の隣にある芳賀という街にある坦々麺専門店「はつみ」。
田舎町にポツンとある店で、担々麺しかおかないという自信が伺える営業姿勢。
とんかつ屋ではたまにありますが、胡麻を客がするというアトラクションが斬新。
山椒の刺激とスープの濃厚さが絶妙な担々麺でした。
大谷資料館に行く前に御止山(おとめやま)に登りました。
奇岩群が織りなす地形から「陸の松島」と呼ばれています。陸の松島と呼ぶ意味はあるのか疑問なところです。
宝物館と一緒になっているので、拝観料を払って入山可能です。
宇都宮の人が余程暇だったら行ってみてください。
登り自体は大したことなく15分ほど階段を登れば山頂です。
山頂。
奇岩群が新緑で見えねえ。冬が良いようです。
ヤマツツジはそこらじゅうに自生していて綺麗でしたと。
大谷観音。
でかい。
大谷観音の展望台からの方が景色は良かった。紅葉の時はいいかもしれない。
そして、本題の大谷資料館にやってきました。入館料700円。
地上1階は、採掘に使った工機などが展示されているスペースです。
階段から地下に降ります。
階段を降り切ると広がる広大な地下空間。
2014年のGW前後の気温は30度を超える日もあり、非常に暑かった。しかし、この地下は肌寒いくらいにひんやりとしています。
それもそのはず、気温は10度を下回り6度です。中にはダウンを着ている人もいました。
声を出すと反響します。
壁には石を切り出した時につく傷がたくさんあります。不気味ですね。
大谷石のオンステージ。
実際、プロモーションビデオの撮影などに使われており。B’zやGLAYなど数々の大物アーティストのPV撮影が行われているようです。
宇都宮の深い闇。
少し体験しておく価値のある場所です。
宇都宮の名峰である古賀志山(こがしやま)と近い位置にあるので、下山後にいかがでしょうか。別に登山と一緒に来る必要はないですけど。
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