![夏の燧ヶ岳](https://live.staticflickr.com/7538/27719083785_7e33201949_c.jpg)
2015年7月12日
福島県の燧ヶ岳に行ってきました。標高は2356mです。
尾瀬エリアの至仏山と対を成す山であり、県境ギリギリではありますが、東北地方最高の山です。独立峰のように見えますが、最高峰の柴安嵓など5つの山頂で構成されています
今回は御池から尾瀬沼に抜けるコースを歩き、見頃を迎えている高層湿原のワタスゲ、大江湿原のニッコウキスゲを目的にしてきました。
![燧ヶ岳の山頂から](https://live.staticflickr.com/7253/27644633071_d210e1f7e9_c.jpg)
登山を始めて以来5年、ようやく夏の尾瀬に行くことが叶いました。
燧ヶ岳は存在感のある山で、尾瀬を取り囲む周辺の山からは何度も見ていました。尾瀬は登山者にとって人気の地でしたが、足を踏み入れる機会に恵まれませんでした。
遥かな想いが巡り、夏の尾瀬の旅スタートです。
燧ヶ岳について
地図
![燧ヶ岳の地図](https://live.staticflickr.com/65535/52192560644_2bceee2124_c.jpg)
福島県側の登山口である御池から燧ヶ岳を登りました。山頂から尾瀬沼に降りて、大江湿原を通過して、尾瀬沼山峠からバスで戻りました。
コースタイム
- 05:05御池登山口
- 07:02熊沢田代
- 08:33燧ヶ岳(柴安嵓)山頂着
山頂で1時間半くらい休憩
- 11:55長英新道1合目
- 12:57大江湿原
- 13:41沼山峠登山口
バスで移動
- 14:15御池登山口
行動時間は9時間10分です。
登山中は湿原が多いコースなので、時間をかけながら写真を撮りつつ、歩いています。山頂滞在時間がやたら長いので、スタスタ行けば尾瀬沼周回も十分に可能な時間があります。
燧ヶ岳 登山
宇都宮を出発~檜枝岐村の御池登山口
![宇都宮駅へ](https://live.staticflickr.com/7276/27416201703_b0e1df1309_c.jpg)
今回のスタート地点は宇都宮駅です。
栃木県在住の友人であるタチ君と合流するため、くまちゃんとゆうちゃんと共に東京からやって来ました。
![宇都宮のスーパーで買い出し](https://live.staticflickr.com/7125/27644378071_5d0b0aa4fc_c.jpg)
宇都宮の24時間スーパーで買い出し。
エアコンが強めにかかっていたので、とても寒かった…。
![福島県側の尾瀬へ](https://live.staticflickr.com/7353/27108423513_7fe4532960_c.jpg)
宇都宮駅を出発し、全部下道でしたが、3時間掛かりました。高速から降りても、2時間以上、下道を走らなければなりません。やはり、尾瀬はどこから行っても遠い…。
以前、登った会津駒ヶ岳の登山口を横目に見つつ、さらに奥へと進みます。
![山の駅 御池](https://live.staticflickr.com/7670/27618329732_7cfdc9b05c_c.jpg)
早朝4時半に「山の駅 御池」に到着。
既に標高1500mもあり、外に出ると「サブっ!?」と口走ってしまう体感温度です。この御池からは3本方向に分岐しています。
- バスで沼山峠に行き尾瀬沼
- 燧ヶ岳の登山ルート
- 燧ヶ岳を迂回しながら尾瀬ヶ原
観光客やトレッキング目当ての人はたいてい1のコースです。自分たちは燧ヶ岳を日帰りで最大限満喫するため、2から1と言うルートを選択しました。
![山の駅 御池 駐車場](https://live.staticflickr.com/7453/27618335262_67415b276d_c.jpg)
キャパ420台を誇る駐車場ですが、早朝にもかかわらず結構埋まっていました。前日が土曜日なので、宿泊客が多いのでしょう。
![山の駅 御池 駐車場](https://live.staticflickr.com/7529/27644381101_37b15aecf3_c.jpg)
さ、準備を開始します。
ここで、非常に深刻な事態が発生しました…。
記事の最後で明らかにされますが、もしかすると途中で気づくかもしれません。
![燧ヶ岳の御池登山口](https://live.staticflickr.com/7415/27718805755_662c995eea_c.jpg)
尾瀬ヶ原方面から燧ヶ岳山頂へは3本の登山ルートがありますが、桧枝岐村からは御池登山口の1本だけです。
尾瀬ヶ原側からは新道しかありません。「新道」とつく登山道は山頂までの最短ルートで作られたものなので、大抵は直登となり、コース内容はたいてい面白くないという法則があります。
燧ヶ岳の登山を充実させようとする場合、御池登山口から登るルート一択となります。
ワタスゲが満開のメルヘンな高層湿原コース
![燧ヶ岳の御池登山口](https://live.staticflickr.com/7390/27644398231_0fd239c8f5_c.jpg)
5時5分 御池登山口
尾瀬感は全く感じませんが、登山口です。
入山した登山者を数えるカウンターがカタカタと働いていました。
![燧ヶ岳の御池登山口](https://live.staticflickr.com/7582/27108438083_0651d5357b_c.jpg)
さすがは尾瀬です、序盤から木道が整備されて歩きやすくなっています。
![燧ヶ岳の御池登山口](https://live.staticflickr.com/7409/27684937256_7c7261101f_c.jpg)
燧ヶ岳と尾瀬ヶ原の分岐に到着。
尾瀬ヶ原に行く途中にある三条ノ滝は、名瀑百選に選ばれている滝であるため、一度は見ておきたいです。
![燧ヶ岳の登山](https://live.staticflickr.com/7058/27644407221_b3129e0da7_c.jpg)
燧ヶ岳方面へ。
![燧ヶ岳の登山](https://live.staticflickr.com/7290/27684945446_d4e738ea29_c.jpg)
登山者は木道なんか要らないだろということで、普通の土剥き出しの登山道に変わります。
7月と言えどまだ梅雨は抜けきってませんから、蒸し暑さを感じ、上着を脱ぎます。
![燧ヶ岳のオサバ草](https://live.staticflickr.com/7261/27644414921_eeefa04c2f_c.jpg)
この花の名前がわかりませんが、たぶんオサバグサかな?
![燧ヶ岳の2合目](https://live.staticflickr.com/7292/27684950196_74609aeb87_c.jpg)
2合目を示す看板がありました。
1合目の看板は存在したのか、それとも登山口がそうだったのか…。
![燧ヶ岳の2合目](https://live.staticflickr.com/7380/27106572694_65060a55de_c.jpg)
尾瀬感(?)が全く感じられない樹林帯を登ります。
![燧ヶ岳の2合目](https://live.staticflickr.com/7520/27108454223_ec768bc5c2_c.jpg)
![燧ヶ岳のイワカガミ](https://live.staticflickr.com/7599/27440848270_afd6495e34_c.jpg)
イワカガミを発見。
![ゴゼンタチバナ](https://live.staticflickr.com/7531/27684961876_a3cfa15ed3_c.jpg)
ゴゼンタチバナも咲いていました。
![燧ヶ岳の3合目](https://live.staticflickr.com/7332/27108456703_65105f6ede_c.jpg)
3合目の看板がありました。
設置されている場所が地味だな…。展望が全くない樹林帯が続きます。
![燧ヶ岳のコバイケイソウ](https://live.staticflickr.com/7426/27618363602_dc41913409_c.jpg)
コバイケソウが咲いていました。
この花が咲いているのを見ると本格的な夏山だなって思います。
![燧ヶ岳のコバイケイソウ](https://live.staticflickr.com/7312/27106595774_df6432692d_c.jpg)
山のとうもろこしと言うべきシルエット。
![燧ヶ岳のシャクナゲ](https://live.staticflickr.com/7100/27644433841_cb9d0ec21d_c.jpg)
影になっているところでは石楠花がアイスクリームのように咲いています。
![燧ヶ岳のワタスゲ](https://live.staticflickr.com/7404/27440853670_1eb86a03f9_c.jpg)
湿原といえばワタスゲです。
樹林帯も終わりになり、湿原を思わせる草っぱらになってきました。
![燧ヶ岳のワタスゲ](https://live.staticflickr.com/7178/27440859140_0cedeef97a_c.jpg)
そして、樹林帯が途切れ、高層湿原が広がります。
燧ヶ岳の道中にある湿原を楽しみたいという欲求のため、福島県側から登ったと言っても過言ではない。群馬県側からは縦走でもしない限り、歩けないルート。
![燧ヶ岳のワタスゲ](https://live.staticflickr.com/7044/27106604634_aae712fa7d_c.jpg)
ワタスゲの綿毛がポワポワと風になびいています。
花期は5-6月。白い綿毛を付ける果期は6-8月。花が終わると直径2-3 cmの名前の由来ともなっている白い綿毛を付ける。この綿毛は種子の集まりである。
たんぽぽのように綿毛を飛ばして、分布を広げる植物のようで、尾瀬などの平べったい湿原に多く自生しています。
![燧ヶ岳のワタスゲ](https://live.staticflickr.com/7305/27644441131_547c6aa2e7_c.jpg)
尾瀬らしい尾瀬の風景が広がる。
![待ってたぜェ](https://live.staticflickr.com/7452/27416300173_e9d2e217ff_o.jpg)
ああ、これが夏の尾瀬なのか。
登山をはじめて5年の歳月が掛かりました…。
![燧ヶ岳 池塘](https://live.staticflickr.com/7437/27108480083_5877b80a6b_c.jpg)
池塘を発見。
風もなく、綺麗に空の色を映し出していました。
![燧ヶ岳の池糖](https://live.staticflickr.com/7111/27644446681_34f760a3a2_c.jpg)
夜通し東京から尾瀬までやってきた苦労が報われる道です。
![燧ヶ岳の広沢田代](https://live.staticflickr.com/7299/27644451641_2957fa1b77_c.jpg)
![燧ヶ岳のワタスゲ](https://live.staticflickr.com/7608/27106616214_8b6e8f819d_c.jpg)
5時59分 広沢田代
このコースには2つの湿原エリアがあり、1つ目がこちらの「広沢田代」です。田代は文字通りで「田が広がる地域」を意味します。
現代人は先にインターネットや雑誌またはポスターなどの写真をみてから目的地に向かいますが、当時は突然として山に広がる田んぼのような風景に驚愕したことでしょう。
田代と聞いてパッと頭に浮かぶのが某タレントというのは仕方ないことか。
![燧ヶ岳の広沢田代](https://live.staticflickr.com/7201/27106621954_cb29c964fa_c.jpg)
刈り揃えられたかのような草(本当は学名があるんだろうけど…)は、人が手入れをしたかのように均一に、そして密度ぎっしりに湿原を埋め尽くしています。
![燧ヶ岳の広沢田代](https://live.staticflickr.com/7672/27106631894_f12a81b38b_c.jpg)
ぼこぼこと池塘が点在して、曲線的な自然造詣がとてもファンタジーです。
尾瀬もそうですが、日光連山から三国山脈の地域の標高2000m前後の山には高層湿原を持つ山がたくさんあります。苗場山、平ヶ岳、巻機山、会津駒ヶ岳、帝釈山、鬼怒沼山など。
![燧ヶ岳の広沢田代](https://live.staticflickr.com/7411/27684993276_719e89f502_c.jpg)
逆に氷河によって削られた谷川岳、越後山脈にはなかったりするので、個性が際立つ面白い山岳地帯です。
![燧ヶ岳の広沢田代](https://live.staticflickr.com/7624/27644469171_9b59b942a3_c.jpg)
![燧ヶ岳の広沢田代](https://live.staticflickr.com/7320/27106643714_f839f830cc_c.jpg)
口の中に入れたら雪のように解けてなくなって、爽やかな甘さだけが良いんで残りそうなビジュアルしている。
![燧ヶ岳の広沢田代](https://live.staticflickr.com/7343/27644476801_a5928fe02f_c.jpg)
ポッコリと開いた池塘とその周りのワタスゲがとてもメルヘンチックに感じます。
![燧ヶ岳の広沢田代](https://live.staticflickr.com/7297/27618388262_a6e50dfa33_c.jpg)
木道は二車線から一車線に変化。
のんびりと写真を撮っていると後続の人に迷惑がかかってしまいますが、単独登山者が多く、登山道的には快適でした。
![燧ヶ岳の広沢田代](https://live.staticflickr.com/7273/27440899200_1acb8dfd42_c.jpg)
![燧ヶ岳のワタスゲ](https://live.staticflickr.com/7336/27618389852_7768fcee4d_c.jpg)
広沢田代には本当にたくさんのワタスゲが自生していました。
既に大満足の燧ヶ岳登山ですが、まだまだ前菜にしか過ぎないのです。
![燧ヶ岳の5合目](https://live.staticflickr.com/7184/27440906490_1d9ea7d12e_c.jpg)
4合目は見逃しましたが、5合目は樹林帯の中にありました。
![燧ヶ岳の5合目](https://live.staticflickr.com/7549/27644492761_e9e34c0db3_c.jpg)
振り返ると燧ヶ岳より東側の山域が開けています。
栃木県と福島県の県境上にある帝釈山脈です。帝釈山は高層湿原が広がる山なので、6月の晴れ間を狙って訪れたいと思っています。
![燧ヶ岳の5合目](https://live.staticflickr.com/7432/27685018076_0d3e979bd9_c.jpg)
天気図の等圧線がここにあるぞと言わんばかりに、鋭利な刃物で切り裂いたように雲が真っすぐと伸びていました。
登山をする上で、7月前半の晴れ間ってすごく貴重だと思っています。梅雨真っ只中だけど、高山植物は最盛期なので、週末に見頃の時期を逃してしまうと、来年また再来年となってしまいます。
![燧ヶ岳の5合目](https://live.staticflickr.com/7432/27644497671_96ac86179b_c.jpg)
5合目の樹林帯を抜けると再び湿原が広がります。
地元の小学校以来の友人ですぐ登山を引退したがるタチ君も、緩急ある登山道を愉しんでいる様子でした。
![燧ヶ岳のワタスゲ](https://live.staticflickr.com/7177/27644502791_efdff47dd1_c.jpg)
正面には燧ヶ岳の山頂がドンとお目見えです。
燧ヶ岳は過去にあらゆる方角から眺めていますが、このようになだらかなルートを持っているとは思えない独立峰だから不思議です。
![平ヶ岳から見た燧ヶ岳](https://live.staticflickr.com/7363/27247875603_97f1d230e6_c.jpg)
参考までに燧ヶ岳から北西方向にある平ヶ岳から見た燧ヶ岳です。双耳峰で独立している形なので、平坦な湿原があるような山に見えません。
![7月の燧ヶ岳](https://live.staticflickr.com/7216/27106666284_01da6fd1b6_c.jpg)
![燧ヶ岳の熊沢田代](https://live.staticflickr.com/7577/27618423682_441544e19c_c.jpg)
7時2分 熊沢田代
二つ目の田代に到着です。
座って地図を読んでいるくまちゃんは、プライベートな出来事が一片付きし、抑圧された何かを発散すべく登山全盛期の夏だった。この後、北海道遠征から一日開けて南アルプステント泊などをこなしている。
![燧ヶ岳の熊沢田代](https://live.staticflickr.com/7664/27108526283_63de26953e_c.jpg)
熊沢田代には池塘は少なく、大きな二つの池が両サイドにあります。ちょうど中央に一畳ほどのスペースにベンチが設置されています。
時間もまだ7時なわけで、ジッとしていると肌寒いです。
![燧ヶ岳の熊沢田代](https://live.staticflickr.com/7292/27108530943_fc5cbaef43_c.jpg)
![燧ヶ岳の熊沢田代](https://live.staticflickr.com/7299/27618427782_09b38bdaa4_c.jpg)
西側にまだ雪が残る山脈がありました。
位置的に左が平ヶ岳で、右が越後駒ヶ岳あたりだと思います。たぶん。
![燧ヶ岳のチングルマ](https://live.staticflickr.com/7369/27644529871_651389a28e_c.jpg)
![燧ヶ岳のチングルマ](https://live.staticflickr.com/7645/27440942330_85f04d8e9b_c.jpg)
チングルマが咲いていました。
ワタスゲばかりでなく、高山植物の花が見られるようになります。
![燧ヶ岳のタテヤマリンドウ](https://live.staticflickr.com/7353/27685039766_5c7a4504ab_c.jpg)
草の陰に隠れて、タテヤマリンドウの青い花を見つけました。
![熊沢田代](https://live.staticflickr.com/7447/27618414902_f2725c4cba_c.jpg)
二つの高層湿原を巡り、いよいよ山頂への本格的な登りが開始されます。
熊沢田代から山頂までは標高差400m程です。
![熊沢田代](https://live.staticflickr.com/7297/27718878555_c3167ca9cd_c.jpg)
木道の先には再び樹林帯。
段々畑のように樹林帯→湿原→樹林帯→湿原→樹林帯の繰り返し。
![熊沢田代](https://live.staticflickr.com/7687/27108545693_7cee5a77d2_c.jpg)
振り返ると眼下に先ほど休憩していた熊沢田代が見えます。
想定外の雪渓と徐々に広がる尾瀬の眺め
![燧ヶ岳の6合目](https://live.staticflickr.com/7347/27718897835_0e857195ea_c.jpg)
6合目の看板を発見。
どうして地味な場所に設置されているんだ…。
![燧ヶ岳の6合目](https://live.staticflickr.com/7286/27644545831_c1aa4f5852_c.jpg)
熊笹とハイ松が目立つようになり、植生が徐々に高山帯に変化してきました。
![燧ヶ岳の6合目](https://live.staticflickr.com/7185/27718902415_977178b7d4_c.jpg)
この花なんだっけ…。
![燧ヶ岳の6合目](https://live.staticflickr.com/7431/27718904775_84b9bdd88c_c.jpg)
登山道わきに残雪が見られるようになります。しかし、木道が整備されているので一切心配はいらない模様。
と、ここまではそう思っていました。
![燧ヶ岳の6合目](https://live.staticflickr.com/7342/27718908425_6d040fcffd_c.jpg)
![燧ヶ岳の6合目](https://live.staticflickr.com/7652/27685059276_0a16290227_c.jpg)
7合目の看板を発見。
やはり、目立たない。
![夏の燧ヶ岳の雪渓](https://live.staticflickr.com/7390/27440960540_7dea404961_c.jpg)
そして、想定外の事象が発生。道が雪に変わりました。
![夏の燧ヶ岳の雪渓](https://live.staticflickr.com/7431/27618442592_8fe6013aca_c.jpg)
7月の燧ヶ岳でまさかの雪渓登りです。
標高2300mの7月の山で、残雪の上を歩くとはまるで想像だにしていませんでした。豪雪地帯で北側の斜面ルートだから全て溶けにくいのか…。
![夏の燧ヶ岳の雪渓](https://live.staticflickr.com/7313/27718914555_ce8280e44b_c.jpg)
アイゼンなんて全く持ってきていない我々は、不覚にもノーアイゼンで登ります。
雪歩きが苦手なくまちゃんはこの雪渓歩きにビビっていました。
![夏の燧ヶ岳の雪渓](https://live.staticflickr.com/7465/27644567411_d3b6d0571e_c.jpg)
![夏の燧ヶ岳の雪渓](https://live.staticflickr.com/7645/27685079356_50dbb1b3fb_c.jpg)
直進距離で300m以上はあり、転倒したら下流まで一気に滑り落ちてしまうような雪渓だったので、チェーンスパイクまたは軽アイゼンは携帯した方が無難かと思います。
![夏の燧ヶ岳の雪渓](https://live.staticflickr.com/7437/27440967210_423b0198d7_c.jpg)
雪渓歩きが終わって安堵。
![夏の燧ヶ岳の雪渓](https://live.staticflickr.com/7120/27618452792_17bb701e94_c.jpg)
縦走してきたであろう巨大なザックを背負った大学生サークルは雪渓を滑って遊んでいました。
すれ違う時に結構な臭いを放っていましたが、元気な連中です。
![燧ヶ岳の8合目](https://live.staticflickr.com/7423/27440971060_e4c96bd9a8_c.jpg)
8合目に到着。
スタートしてから2時間48分経過。8合目って「後ちょっとだ!」って気持ちが湧いて、元気を再度取り返します。逆に一番つらいのは6合目あたり。
![燧ヶ岳の8合目](https://live.staticflickr.com/7346/27618456062_b18de247c7_c.jpg)
赤土がむき出しになった歩きにくい岩稜帯がありました。木道は全く意味をなしていません。
![燧ヶ岳の8合目](https://live.staticflickr.com/7096/27106715924_e397a98665_c.jpg)
背の低いハイ松帯は山頂が近い合図。
![燧ヶ岳の9合目](https://live.staticflickr.com/7351/27108566033_58bf31971c_c.jpg)
9合目の看板も例にもれず、階段の中途半端な場所に設置されていました。より正確な地点であるということなんでしょう。
![燧ヶ岳の9合目](https://live.staticflickr.com/7792/27106721434_2f4391af46_c.jpg)
燧ヶ岳より南東方向の向こうには栃木県の日光連山が見えます。
左のどっしりとした山は女峰山で、右が男体山です。日光が見えると興奮するのは栃木県の血統ゆえか。
![燧ヶ岳の9合目](https://live.staticflickr.com/7553/27644593841_bddf55fd4b_c.jpg)
山頂は新芽まばゆい新緑のトンネルになっていました。
![燧ヶ岳の9合目](https://live.staticflickr.com/7446/27718937065_9bb345122e_c.jpg)
日の当たらない場所ではシダ類の葉っぱが目立ちます。
![燧ヶ岳の山頂に近づいてきた](https://live.staticflickr.com/7407/27440992100_614866d860_c.jpg)
3時間をオーバーしたところで、山頂部に到着しました。山頂はかつての噴火の名残があり、巨大な岩石帯になっています。
奥がどうやら山頂のようです。
![燧ヶ岳の山頂に近づいてきた](https://live.staticflickr.com/7671/27618470892_6774c2fd58_c.jpg)
尾瀬沼が見えてきました。
手前の少し丘になっているような箇所は帰りのルートである長英新道です。
尾瀬沼と尾瀬ヶ原を見渡す燧ヶ岳山頂
![燧ヶ岳の山頂](https://live.staticflickr.com/7236/27685096636_9d15867b23_c.jpg)
8時12分 俎嵓
燧ヶ岳の山頂の一つであるまないた俎嵓に到着です。登山難読漢字の一つではないでしょうか。
標高は2346mです。
![燧ヶ岳の山頂](https://live.staticflickr.com/7473/27718949685_a02fa42b98_c.jpg)
俎嵓からは燧ヶ岳の最高峰である柴安嵓が見えます。こちらも難読漢字。グイッと下らせてから登らせる気満々です。
奥は尾瀬ヶ原が広がり、燧ヶ岳と対になる至仏山が見えています。
![燧ヶ岳のシャクナゲ](https://live.staticflickr.com/7583/27106730964_d9e82d5b18_c.jpg)
山頂部分は石楠花が見頃でした。
![燧ヶ岳の稜線を歩く](https://live.staticflickr.com/7411/27108593973_c4aa258334_c.jpg)
ここまで来たら標高2356mの柴安嵓を目指さない手はありません。俎嵓から柴安嵓は片道20分ほどの道のりです。
駅から徒歩20分は歩く意志を失い、バスを使うレベルの距離ですが、登山中の20分は自然と足が進む。不思議であります。
![燧ヶ岳の浅間山を見る](https://live.staticflickr.com/7385/27106748254_c01b3b82a5_c.jpg)
山頂から山頂へ至る稜線からは展望に優れ、様々な山を眺めることが出来ます。
群馬県と長野県の県境には独立峰である浅間山が噴煙をあげていました。
![燧ヶ岳から見る越後山脈](https://live.staticflickr.com/7513/27106752474_9d465cb641_c.jpg)
北側は奥只見湖と越後山脈。
![燧ヶ岳から見える日光白根山](https://live.staticflickr.com/7437/27441000450_17ea0d8dba_c.jpg)
日光白根山はポコンとゼリーのように突出した形をしていてわかりやすいです。
関東近郊の山に登ったら富士山が目立つように、尾瀬界隈の山々からは燧ヶ岳が目立ちます。
![燧ヶ岳の稜線を歩く](https://live.staticflickr.com/7455/27644622281_6c5b41caf7_c.jpg)
鞍部は平らになっていて、現在では植生に完全に覆われていますが、火口であることがわかります。
![燧ヶ岳の稜線を歩く](https://live.staticflickr.com/7447/27441000970_e8e8d2bbbd_c.jpg)
10mを越える巨大な岩もあります。
![燧ヶ岳の稜線を歩く](https://live.staticflickr.com/7283/27685110296_1f00628304_c.jpg)
最後はガレた岩の斜面。
![燧ヶ岳の稜線を歩く](https://live.staticflickr.com/7272/27108611643_e222d7e636_c.jpg)
最後の最後はすれ違いも困難な狭い道でした。
![燧ヶ岳の山頂](https://live.staticflickr.com/7498/27441008340_11c6553b97_c.jpg)
8時33分 燧ヶ岳山頂
墓石みたいな山頂碑が岩同士のスペースに隠れてありました。登山口からゆっくり歩いて3時間30分かかりました。燧ヶ岳の山頂もとい柴安嵓です。
![燧ヶ岳の山頂](https://live.staticflickr.com/7447/27685117716_3a6ea7f369_c.jpg)
山頂からは正面に至仏山、そして尾瀬ヶ原の緑が広がります。
尾瀬の天井の景色!
![燧ヶ岳の山頂](https://live.staticflickr.com/7790/27441028310_83839e358b_c.jpg)
思わず飛び跳ねたくなる風景です。
「尾瀬で海を楽しむ」と言う、アニメ「エヴァンゲリオン」の最終回並みに解釈不能なコンセプトで、浮き輪各種を持ってきました。
![燧ヶ岳の山頂](https://live.staticflickr.com/7355/27644641141_efb02dcb3a_c.jpg)
浮き輪越しの至仏山。
![燧ヶ岳の山頂](https://live.staticflickr.com/7443/27108615803_b16d57ea02_c.jpg)
いつか尾瀬ヶ原をオーディエンスでいっぱいにするのがビックな夢。空気を入れただけの文字通りエアギターですけど。
![燧ヶ岳の山頂](https://live.staticflickr.com/7516/27718973375_601ef66fb8_c.jpg)
尾瀬のドルフィン。
![燧ヶ岳の山頂](https://live.staticflickr.com/7720/27618502862_36d41db0ae_c.jpg)
…。
![燧ヶ岳の山頂](https://live.staticflickr.com/7740/27718981415_497272fe79_c.jpg)
というわけで、山頂ランチタイムは海の家をテーマにしたメニューの数々です。前菜は茹でとうもろこし。可食部分の圧倒的少なさは登山に一切適していない食べ物です。
![燧ヶ岳の山頂](https://live.staticflickr.com/7333/27618510072_993a4a5d31_c.jpg)
スーパーで買った宇都宮焼きそば。
宇都宮は餃子の街というのが認知されていますが、焼きそばも隠れたグルメとして存在しています。市内にはテイクアウトできる焼きそば屋が何軒もあります。
![燧ヶ岳の山頂](https://live.staticflickr.com/7608/27106783774_9ae8104293_c.jpg)
もちもちと太麺はインパクト大で、夏場は生肉の代わりにソーセージで代用します。
![燧ヶ岳の山頂](https://live.staticflickr.com/7288/27644648041_5cd37f4267_c.jpg)
山の上で海の家のようなメニューの品々です。スイカとトマトの鮮やかさが夏しちゃってますね。
夏とはあまり関係ありませんが、メインディッシュの餃子に取り掛かろうではありませんか。
![燧ヶ岳で餃子を焼く](https://live.staticflickr.com/7500/27108628283_20306c7182_c.jpg)
大惨事
![燧ヶ岳で餃子を焼く](https://live.staticflickr.com/7452/27618146880_756b9beb58_o.jpg)
水を入れすぎたのが敗因。水を吸い出し、飛ばしたら何とか食べられるようにはなりました。山頂で焼く餃子の修行が必要みたいです。
![燧ヶ岳で食べるスイカ](https://live.staticflickr.com/7413/27685134596_cbf0fc5941_c.jpg)
スイカもまたほとんど水分なので、登山に全く向かないアイテムですが、美味しいので力の限り持って行きたいですね。
あらゆる道具(浮輪等)を転がして調理していたから山頂でだいぶ目立っていただろうな…。
![燧ヶ岳の集合写真](https://live.staticflickr.com/7349/27108620393_f94530017a_c.jpg)
海を楽しむ登山者。
改めて見直すと、ひどい集合写真だ。
![燧ケ岳から見える尾瀬ヶ原](https://live.staticflickr.com/7210/27108631463_01f39aa80e_c.jpg)
もう一度、至仏山と尾瀬ヶ原。
至仏山の左手にある山は武尊山です。武尊山からも燧ヶ岳をのぞむことが出来ます。
![残雪の尾瀬ヶ原](https://live.staticflickr.com/3687/9301591096_65b6ee9112_c.jpg)
至仏山から見る燧ヶ岳はこのような感じに見えます。
残雪期(ゴールデンウィーク頃)の至仏山は尾瀬ヶ原に向けて、一直線に駆け下りることが出来ます。夏の間は通行止めになるので、ゴールデンウィークに歩いてみてください。
![尾瀬ヶ原](https://live.staticflickr.com/7445/27685140986_68fb5bec1c_c.jpg)
尾瀬ヶ原をアップで見ると木道が長々と伸びています。
至仏山と燧ヶ岳の登山抜きに尾瀬ヶ原をトレッキングするのが次の目標です。手順的に逆ですけど。
![夏の尾瀬](https://live.staticflickr.com/7201/27106800424_fe5e3815e2_c.jpg)
新潟方面の山脈には、谷筋に白く雪が残っています。
![シャクナゲ](https://live.staticflickr.com/7579/27718996435_c695bec878_c.jpg)
山頂は石楠花がたくさん咲いていました。
![柴安嵓の山頂](https://live.staticflickr.com/7370/27719001845_413c563e4a_c.jpg)
柴安嵓の山頂は広々としていて、山頂付近に岩が固まっています。人気の山なので絶え間なく登山者が登ってきます。
![柴安嵓の山頂](https://live.staticflickr.com/7348/27685146856_d7ed616067_c.jpg)
全てを片付けて山頂碑の前で集合写真。
標高2356mの燧ヶ岳は東北最高峰と言われていますが、群馬県の県境から数キロも離れていないので位置的にほぼ関東、個人的に微妙な称号だと思うのです。
標高2236mの秋田・山形県にある鳥海山にその座を譲るっていうのはいがかだろう。
長英新道で尾瀬沼へ下山
![柴安嵓の山頂](https://live.staticflickr.com/7284/27719018005_35e3d87ccf_c.jpg)
もたもたしていると尾瀬沼周辺の湿原を散策する時間がなくなってしまうので、長英新道にて下山を開始します。
![長英新道9合目](https://live.staticflickr.com/7531/27108643923_5b32d20520_c.jpg)
9合目は火山岩の転がるガレ場で急斜面です。
![長英新道9合目](https://live.staticflickr.com/7566/27618404440_3369b75e2c_c.jpg)
尾瀬沼に向かって伸びる下山道。
尾瀬沼と重なっている少し小高い丘はミノブチ岳です。
![キヌガサソウ](https://live.staticflickr.com/7214/27108650913_d0a9882df0_c.jpg)
キヌガサソウが咲いていました。
直径4センチほどの大きさがあり、葉がその3倍はある白く優雅な花です。
![長英新道8合目](https://live.staticflickr.com/7423/27441072940_9a85d45cc1_c.jpg)
![ミノブチ岳](https://live.staticflickr.com/7348/27284330333_11d94e65aa_c.jpg)
ミノブチ岳からは尾瀬沼をより近くに見ることが出来ます。
![ミノブチ岳](https://live.staticflickr.com/7711/27441079940_7b6d9868e7_c.jpg)
尾瀬沼の背景は日光連山の眺望。
![長英新道](https://live.staticflickr.com/7452/27644678791_779f56ae30_c.jpg)
眺望があるのはここまでで、ここからは樹林帯の下山路。
![長英新道7合目](https://live.staticflickr.com/7435/27685165816_f599b8c9c6_c.jpg)
特筆すべきことは特にない道が続きます。
![長英新道7合目](https://live.staticflickr.com/7201/27618551922_5a689c9a74_c.jpg)
緑の葉がワッサーと群生している場所がありました。
![コバイケイソウ](https://live.staticflickr.com/7225/27618553292_554065bfe8_c.jpg)
コバイケソウの群生もあります。やはり、とても目立つ高山植物です。
![長英新道7合目](https://live.staticflickr.com/7317/27441091530_055498cd4f_c.jpg)
道中は土の斜面で、日の当たらない場所はぬかるんでいました。前日に雨が降ったらかなり泥まみれになりそうで、なるべくなら歩きたくない道です…。
![長英新道1合目](https://live.staticflickr.com/7483/27441094320_a35290114f_c.jpg)
長英新道の1合目まで降りてきました。1合目以降は、ほぼ平坦な道に変わります。
![長英新道1合目](https://live.staticflickr.com/7326/27644696031_bd5c04f94f_c.jpg)
水はけの悪い場所は泥だらけになっていました。非常に滑りやすく、泥が跳ねるので、このルートを利用する場合、ゲイターは必須装備です。
![長英新道1合目](https://live.staticflickr.com/7565/27618558032_0373aa175a_c.jpg)
最後の方に木道が現れてくれたのは助け舟といったところ。
![長英新道1合目](https://live.staticflickr.com/7099/27441105380_bb4af228b8_c.jpg)
終盤は樹林帯がこれでもかってくらいに長く感じました。
早く!早く想像通りの尾瀬を見せてくれ!
![長英新道1合目](https://live.staticflickr.com/7376/27618561262_5f3be209dd_c.jpg)
そして、尾瀬沼を周回するルートとぶつかり、登山道が終わりました。
![夏の尾瀬](https://live.staticflickr.com/7447/27618562812_2b6bf0100a_c.jpg)
尾瀬だ。
![夏の尾瀬](https://live.staticflickr.com/7426/27106835964_dcdcefc3eb_c.jpg)
尾瀬だ!
水芭蕉だ。
![夏の尾瀬](https://live.staticflickr.com/7126/27685191176_9e19e31cfb_c.jpg)
尾瀬だッー!!!
遠くに燧ヶ岳が見えます。かなりの距離を平行移動したことがわかります。尾瀬沼の北側にある浅湖湿原という場所です。
![夏の尾瀬](https://live.staticflickr.com/7286/27108682123_2631d5e9c0_c.jpg)
尾瀬沼をグルっと周回したかったのですが、山頂での遊びが過ぎたので、尾瀬沼ビジターセンターへと足を進めます。
![夏の尾瀬](https://live.staticflickr.com/7424/27719048155_13eed8e2a6_c.jpg)
この日の気温は下界で34度を越える夏日で、標高1660mもある尾瀬沼周辺でさえ、とても暑く感じました。
ニッコウキスゲ咲き始めの大江湿原
![大江湿原](https://live.staticflickr.com/7080/27644710331_c532d62092_c.jpg)
尾瀬沼の北東に広がる大江湿原に出ました。
![大江湿原のあやめ](https://live.staticflickr.com/7077/27618580322_2479be5bea_c.jpg)
アヤメが咲いていました。
![大江湿原のあやめ](https://live.staticflickr.com/7408/27719059255_88c1230c1e_c.jpg)
![大江湿原のニッコウキスゲ](https://live.staticflickr.com/7458/27106854004_2d43411522_c.jpg)
尾瀬沼大江湿原といえばこれ!
ニッコウキスゲが咲いていました。
![大江湿原のニッコウキスゲ](https://live.staticflickr.com/7036/27685204336_c0ea3082c3_c.jpg)
見頃は2週間先のようでしたが、これから開花しようとしている蕾が背を高くしている姿に生命力を感じてとても良かったです。
大江湿原をニッコウキスゲが黄色に染める風景を見に再訪したいです。
![尾瀬](https://live.staticflickr.com/7307/27108694443_67eba4a829_c.jpg)
ああ、尾瀬って良いな。
![大江湿原のコバイケイソウ](https://live.staticflickr.com/7590/27618593202_03c00f83c4_c.jpg)
大江湿原から燧ヶ岳を見るとピークが3つあるように見えます。至仏山からは1つ、他の山からは2つに見え、方向から見え方がガラッと変わります。
![尾瀬](https://live.staticflickr.com/7527/27618596002_969b3df37e_c.jpg)
今後、尾瀬に訪れるため小屋が密集しているエリアに立ち寄ってみます。
尾瀬ビジターセンター周辺はキャンプ場と小屋がいくつか隣接しており、燧ヶ岳もしくは尾瀬沼のトレッキング拠点になっています。
群馬県側の大清水から燧ヶ岳を登ろうとすると必ず通過する場所。
![尾瀬ビジターセンター](https://live.staticflickr.com/7594/27106869364_5d320eb495_c.jpg)
福島県と群馬県の県境は、このビジターセンターあたりに引かれています。
群馬県が福島県と隣接しているって知っている人少ないんじゃないでしょうか。逆も然り。尾瀬とそこから続く僅かな山の稜線しか県境がないので。
![尾瀬ビジターセンター](https://live.staticflickr.com/7663/27108706993_343e73830d_c.jpg)
ビジターセンター内部は、長英新道で泥がついた登山靴で入るのが躊躇われる綺麗な施設でした。
![尾瀬の売店](https://live.staticflickr.com/7359/27108709263_527139726e_c.jpg)
売店専用の小屋あったり、施設が充実します。上高地並みの充実度といったところか。
![尾瀬の売店](https://live.staticflickr.com/7681/27108714323_9d7585383b_c.jpg)
尾瀬の天然水で冷やされたビールは、水芭蕉のように口の中で花を咲かせそう。表現が実に適当である。
アサヒ、キリン、サッポロと揃っているのが素晴らしいです。
日帰りなので、CCレモンだけ買って口を潤わせました。
![コバイケイソウの燧ヶ岳](https://live.staticflickr.com/7509/27719075335_e626b4ed39_c.jpg)
![コバイケイソウの燧ヶ岳](https://live.staticflickr.com/7793/27441147350_c4b23ebe65_c.jpg)
休憩を終えて、尾瀬ビジターセンターから沼山峠のバス停に向かいます。
時刻表通りだと次を逃すと2時間待ちという感じだったので急ぎます。ただ、沼山峠~御池間のバスは人が集まったらバスを出すという、フレキシブルな運行形態をしているようでした。
![尾瀬](https://live.staticflickr.com/7289/27106883984_efd85b4e64_c.jpg)
尾瀬に来たという証拠写真。
バックが熊笹なので、何の尾瀬感もない。
![コバイケイソウの燧ヶ岳](https://live.staticflickr.com/7647/27441145580_ab41996254_c.jpg)
昼過ぎにも関わらず、たくさんの人が尾瀬に向けて歩いてきます。ニッコウキスゲが見頃には、もっと混雑するんでしょうか…。
![レンゲツツジ](https://live.staticflickr.com/7379/27106892174_56fdeb884a_c.jpg)
沼山峠に向けて足を進めていくと草原が赤くなっていました。
![レンゲツツジ](https://live.staticflickr.com/7287/27106894094_87a44a2120_c.jpg)
レンゲツツジの群生でした。
木道によって嵩増しされ、膝丈ほどの背の赤い絨毯になっています。
![レンゲツツジ](https://live.staticflickr.com/7426/27106896354_0dc5f9e896_c.jpg)
レンゲツツジ越しの燧ヶ岳。
![レンゲツツジ](https://live.staticflickr.com/7377/27719101825_4618230c18_c.jpg)
![レンゲツツジ](https://live.staticflickr.com/7318/27618620102_01cde6b46f_c.jpg)
「尾瀬なんて実際大したことない」
北アルプス雲ノ平の圧倒的な大自然、九州の山を埋め尽くす壮大なミヤマキリシマ、北海道の山脈を彩るお花畑。そんな感動の風景を見てきた自分にとって、関東地方にある尾瀬はしょせん…思っていましたが、申し訳ございません。
尾瀬素晴らしいです。
今回は燧ヶ岳を登りましたが、今度はじっくり尾瀬を泊まりがけでゆっくりとトレッキングしたいと思いました。
![大江湿原](https://live.staticflickr.com/7432/27618622262_5f602f301a_c.jpg)
ワタスゲ、コバイケソウ、レンゲツツジ、ニッコウキスゲ。多くの花が渾然一体となって、複雑な風景を作っています。
![大江湿原](https://live.staticflickr.com/7490/27106901574_473a390608_c.jpg)
ジリジリと照りつける午後の日差しが気持よく、天気的にこれ以上ない一日だったと思います。
![大江湿原](https://live.staticflickr.com/7311/27618626672_4a88be7527_c.jpg)
炭酸飲料を飲みながら歩ける贅沢よ。
![大江湿原](https://live.staticflickr.com/7280/27618628942_6f782be6f4_c.jpg)
大江湿原、また来ます。
燧ヶ岳下山~沼山峠~ミニ尾瀬公園
![沼山峠へ](https://live.staticflickr.com/7295/27106909204_df3fe0a81e_c.jpg)
沼山峠へは樹林帯の微妙な登りがあり、気分的にトレッキングが終わった気分でいたから応えました…。
![沼山峠へ](https://live.staticflickr.com/7430/27644766321_f47ca339c9_c.jpg)
しばらくすると三角屋根のロッジが見えてきました。
![沼山峠](https://live.staticflickr.com/7354/27719106665_6716411a93_c.jpg)
13時40分 沼山峠登山口
5時に出発したので、8時間以上もいたことになります。アスファルトの照り返しが暑すぎる。
![沼山峠の売店](https://live.staticflickr.com/7277/27106915714_3cd8c2817a_c.jpg)
内部には登山装備一式が売っていました。
ここまで来て、登山靴を買う人っているんでしょうかねえ?
![沼山峠](https://live.staticflickr.com/7300/27106917994_350fe887f0_c.jpg)
![沼山峠のバス](https://live.staticflickr.com/7678/27644772671_573c70faa7_c.jpg)
直射日光が当たるアスファルトでバスを待つのは、体が蒸発しそうでしたが、溶けきる前に臨時のバスがやって来ました。
![沼山峠のバス](https://live.staticflickr.com/7569/27644774211_27099dea55_c.jpg)
バスに揺られて10分ちょっとで、御池登山口に戻りました。
さすがに夜通し移動したこともあり、冷房のきいた車内で即寝落ちしていました。
![御池ロッジの温泉](https://live.staticflickr.com/7290/27106925974_fca2cfc9b0_c.jpg)
駐車場に到着するとすぐに体を洗い流したく、御池ロッジの日帰り温泉を利用しました。
温泉の湯はかなり熱め、露天風呂はありませんでした。のんびり入りたい場合は、村まで降りたところにある温泉が良いですね。
![ミニ尾瀬公園](https://live.staticflickr.com/7389/27441194320_a5f20a0baf_c.jpg)
帰路、檜枝岐村のミニ尾瀬公園に立ち寄りました。
![ミニ尾瀬公園のカフェ](https://live.staticflickr.com/7181/27106932004_e02e926369_c.jpg)
![](https://tblg.k-img.com/resize/640x640c/restaurant/images/Rvw/155380/155380936.jpg?token=22c1fbf&api=v2)
有料エリアの散策コースがありますが、目的は併設したカフェで提供される尾瀬スイーツです。
![ミニ尾瀬公園のカフェ](https://live.staticflickr.com/7743/27719120115_b44e65a834_c.jpg)
こちらのカフェではジェラートが食べられることが出来ます。中にはサンショウウオのジェラートという曲者メニューがあります。売り切れてたけど…。
![ミニ尾瀬公園の水ゼリー](https://live.staticflickr.com/7198/27106939364_201e5cd777_c.jpg)
メニューの水ゼリーというのが気になったので、ジェラートとのセットで頂きました。
ほのかに感じるゼリーの甘さとまぶされたきなこの相性がよく、食感と相まって今までに食べたことのない不思議な食べ物でした。
尾瀬を歩いた火照りをとるため、是非立ち寄ってみてください。
栃木県大田原市の阿Qで打ち上げ
![栃木の阿Q](https://live.staticflickr.com/7336/27618662222_ec1f538b5f_c.jpg)
尾瀬から栃木県に抜ける永延と長い下道を格闘するタチと完全に眠りこくその他。
![](https://tblg.k-img.com/resize/640x640c/restaurant/images/Rvw/8823/b2d03a130dac4b7972c9b0de43afaf71.jpg?token=b07720f&api=v2)
たどり着いた栃木県大田原市で、栃木県北部のデカ盛りグルメ聖地である「阿Q」にやってきました。由来は中国の小説「阿Q正伝」です。読んだことないけど。
![栃木の阿Qの肉丼](https://live.staticflickr.com/7454/27719125495_4edf463345_c.jpg)
メニューはいわゆる日本人がやる中華料理ですが、ボリュームが尋常では無いです。写真では伝わりませんが、通常の3倍はあります。
子供の頃に親に連れられてきて、その量に唖然とした記憶があります。
![栃木の阿Q](https://live.staticflickr.com/7396/27719127245_53a830bc43_c.jpg)
登山をしてきた後でも完食するのがとても厳しかった。というか量が多すぎて飽きてきてしまうので、シェアすればよかったというのが反省点です。
![栃木の阿Q](https://live.staticflickr.com/7661/27685260136_aeae8f34ce_c.jpg)
是非、尾瀬または那須岳などの帰りにフードファイトしてみてください。
宇都宮から全部下道とはいえ、一人あたりの交通費600円(登山口駐車料金含む)という安さでした。この後、宇都宮駅でタチ君と別れ、帰京しました。
本ブログの読者の皆様。
お気づきだったろうか…。
![燧ヶ岳をサンダルを歩く](https://live.staticflickr.com/7365/27718828295_60c3e53626_c.jpg)
サンダルで登っていたことを。
時を遡ること早朝、登山口駐車場…。
![燧ヶ岳をサンダルを歩く](https://live.staticflickr.com/7449/27415290894_dcd2dd3211_c.jpg)
さあ、準備するかと車をトランクを開けたら登山靴を入れていた袋がありません。
登山靴は確かに家を出た時にザックに挟むように持ってきました。宇都宮駅でタチと合流した時、くまちゃんが撮った写真に映っていました(暗いけど)。途中に立ち寄った宇都宮市内のスーパーと道中のコンビニに後で連絡をしたところ登山靴の届け出はなかったとのこと。
![靴](https://live.staticflickr.com/7110/27958469261_b250d522da_c.jpg)
というわけで、現在でも登山靴は見つかっておりません…。
尾瀬だし、晴れてるし、木道だしサンダルで何とかなるんちゃうと思いましたが、案の定大きなマメが出来ました。予想外の雪渓が出現した時はだいぶ焦りました。
善良な登山者の方は真似しないで下さいね!
燧ヶ岳の登山を終えて
![燧ヶ岳の集合写真](https://live.staticflickr.com/7350/27106641624_f1bae408f5_c.jpg)
燧ヶ岳はコンテンツ盛りだくさんの山でした。
高層湿原と点在する池塘とワタスゲ、多くの名峰を眺める山頂、尾瀬沼と花が咲き乱れる大江湿原。いかに楽しめるルートを選択するというのは、登山においてプライオリティの高い要項です。
誰もが知っている名峰でも歩いていて、つまらなくただ無為に長いルートというのは数多くあります。コース選びは、山を選ぶ以上に優先するべきことかと最近では考えています。
![燧ヶ岳の集合写真](https://live.staticflickr.com/7400/27106807064_c37c1d0bc2_c.jpg)
山の魅力も然ることながら、尾瀬沼の一端を歩いただけでも、尾瀬の魅力に引き込まれました。季節を変えてとは言いますが、きっと週ごとに咲く花が変わり、変化し続ける自然がここ尾瀬にはありそうです。
登山5年目にして、初めての夏の尾瀬。また、新しい世界が広がりました。
至仏山(残雪期)の記事
![残雪の至仏山](https://live.staticflickr.com/3806/9023832183_6111d7ce85_c.jpg)
燧ヶ岳の正面にある至仏山の記事です。
ゴールデンウィークの残雪期に訪れ、真っ白な尾瀬ヶ原を見ることができました。併せてご覧下さい。
コメント
サンダル登山お疲れさまでした!
でもサンダルでも登れちゃうんだ!みたいな勇気を与えられます。(いらない?(^_^;))
尾瀬か〜尾瀬って行ったことあるようなないような…?
畳平とかとかと似てる感じでしたっけ?
自分は実は温泉マニアだった時期があって、山登りはしないけど、あちこちチョイ見はしてて、そして温泉以外のことは、ほぼ覚えていない。(^_^;)
veryblueさんのブログにも書かれている温泉も、半分以上入ってます。
例えば矢板のまことの湯なんて近いので何回も。(^_^;)
トロッコ電車で黒薙温泉てとこにも行ったことあるんですが、駅から温泉までのルートにサンダル履きでビビりながら向かったことも
veryblueさんの黒部渓谷のブログを見つけて思い出しました。
あの時は嘘!っておもいながらワンピースのサンダル履きで崖っぷちを歩き崖っぷちの温泉にはいりました。(^_^;)
そんなこんなな経過を経て今は安達太良山以降どっぷり山登りにハマっているんだけど、
そんなに遠くには度々は行けない状況であり、残念ながら毎週近場の山ばかりのグルグル巡りで、若干飽きもあり先日なんか、ぬかるんだ筑波山の登りが滑り〜でテンション下がり帰りはロープウェイで降りちゃいました。(^_^;)
満員ロープウェイに揺られながら、滑っても転んでも骨折しても自足で降りてくるべきだったと更にテンション下がり…
今日はまたぬかるみの古賀志山に登り降りてきました。(^_^;)
来週はやっと平標山、仙ノ倉山のロングタイム登山!
もしかして今回紹介されてる燧ヶ岳に似てる感じ?なのかなあと想像してしまいました。
(o^^o)
安達太良山よりもおそらくロングタイムな登山。
頑張って楽しんできます。
>ユメミンさん
サンダル登山大変でしたよ。
踵を固定できるタイプだったら良かったのですけど。
ビーチサンダルだったら諦めていました。
尾瀬と畳平は全然違いますよ。
尾瀬は湿原がずーっと広がっています。日光の戦場ヶ原などが近いです。
温泉マニアだったのですね。
山登りを始める前までは温泉に全く興味がなかったですが、イイものですね。
ただ、疲れていない状態で入ると今一と思ってしまうのが難点です。
安達太良山には野天風呂があるようですので、入ってみるとイイのではないでしょう!
山登りと温泉は付き物ですねえ。
平標山、仙ノ倉山に行かれるのなら、行ったことあるかもしれませんが貝掛温泉とか良いですね!
序盤だけ大変ですが、後半は開放感あるので、足取りが軽くなります。
今の時期はたぶんニッコウキスゲが見頃になっている事なんじゃないでしょうか。晴れるとイイですね!
平標山&仙ノ倉山に行ってきました!
…9時間20分かけて…
この時間を聞けば想像出来るかとは思いますが、物凄く!疲れました。(^_^;)
特別に危険な箇所なんかはなかったけれど、特に山を降りてからの駐車場までの道が長かった…(>__<)
ニッコウキスゲと石楠花がちらほらと見えたくらいだったので、たぶん時期が少し遅かったのかもしれません。
なにはともあれ達成感と共に自信もつきました。o(^▽^)o
しばらくはロングタイムはお休みしときますが…(^_^;)
次はロープウェイ利用しての八海山ですが、もちろん8峰は登りません。(^_^;)
ちょっと覗いてみるだけって感じです。
鎖場の連続、なんてまだまだなので。
あ、防虫ネット、虫が群がってきたりぶつかってきたりするので、とても良かったです。
付けてたのは見たところ私だけでしたが付けたらもう外せないって感じ。(^_^;)
アドバイスありがとうでした〜(o^^o)
veryblueさんのブログまた楽しみにしております!
>ユメミンさん
平標山&仙ノ倉山の9時間登山お疲れまでした。
同じルートだと思うのですが、確かに駐車場までの横移動が長いですね。
ニッコウキスゲはもう見頃過ぎたのですか@@
今年は早いですね。
9時間かかるようなとこは早々にないので、次の登山は軽く感じるかもしれませんね!
八海山は小屋より上ののピークまで行ってみるとイイです!
奥に進んだところであまり景色はかわりませんし。
自分の場合、防虫ネットはこの前、越後駒ヶ岳に行ったときに活躍しました!
追伸
平標山、仙ノ倉山、ともに良い山でした。
仙ノ倉山に到着した時にはガスってきてしまい景色は見れませんでしたが、
それはそれで幻想的であったし、平標山から見た見渡す限りの山々の面々は自分を威嚇すると同時に励ましてもくれているような、
静かな感動を与えてくれました。
肝心な山の感想が抜けていたので、追加でした。(o^^o)
>ユメミンさん
平標山から見渡せれば問題ないはずです。
メインは平標山から見える仙ノ倉山ですし。
登山口の道路から反対にある苗場山もまた良い山なので、行ってみて下さい。
苗場山のブログを読ませてもらいました。
凄い被害に遭ってたんですね⁉︎(^_^;)
平標山、仙ノ倉山にも確かにブンブンしてて、煩くてネット装着してて良かった〜と、思っていたところでしたが、その比じゃないってくらいの情報を知ると…苗場山、それでも行く⁉︎って気がしてきちゃうのだけれど…どうなんでしょう???(^_^;)
予定では八海山の次は8月にゴンドラとリフト利用して八方尾根に登り危険箇所手前まで歩いてみようかと思っていて、
9月にはveryblueさんのブログを参考に栗駒山に登ろうと思っています。(^^)
栗駒山は温泉に入りたくて2回ほど車で行っでるのだけど最初は車から降りれないほどの殺人的な大雨に降られてしまい断念し、次は秋の紅葉の素晴らしい時に車を停める場所なんかないような状態にて断念。
結局、温泉に入れていないんですよ。(^_^;)
で、今度は山登り付きでのリベンジ。
まさか、あの紅葉の素晴らしい山に登ることになるなんて、と、自分で始めた登山なのに自分に驚いているところです。
veryblueさんのブログを読みながら検討するのが楽しみなので、これからもよろしくです〜(^-^)/
仙ノ倉山と苗場山に出現する虫の正体はブヨで、トンボが発生する8月以降は食べられてしまうので出現しません。
山では露骨に食物連鎖が発生しております。
充実した登山ライフを過ごせそうですね。
栗駒山は朝一から登り始めないと大変です。
東北中の登山者が集まってくると言っても過言ではありません。
栗駒山荘の展望露天風呂はピカイチなのでぜひ入ってみて下さい!!
こんにちは。
8月は男体山以来登山をされていないとのことでしたが、その後はどちらかにいかれましたでしょうか? いつも忙しなく登山されていると思っていたので少し以外でした。
夏の尾瀬は登山者の憧れですよね。
9/10にお向かいの至仏山に登って来ました。4月からはじめた登山もいよいよ10座目です。
僕にとっても尾瀬は登山をはじめた時から、いつかは行ってみたい憧れの地でした。天気が悪い日が続いていますが、その日は奇跡的に台風一過の圧倒的快晴で、もう9月ですが、今年の夏山集大成に相応しい最高の登山ができたと思います。
千葉からはアクセスが悪いので、友人と二人で初の仕事終わりからの車中泊早朝スタートです。マイカー規制の為、戸倉から鳩待峠までバスで行き、鳩待峠→山の鼻→至仏山→鳩待峠のスタンダードな周回ルートを歩いてきました。
登りは予想していたよりも中々の急登でしたが、森林限界を越えた時の周囲の景色で疲れを忘れさせてくれました。燧ケ岳の存在感は圧巻ですね! いつかは登ってみたいと思います。
そして日光方面には日光白根山が頭一つ抜きに出ていて、すぐにわかりました。友人に来月も車中泊してあの山を登ろうと提案しましたが、毎月こんな強行軍はごめんだとあっさり断られました。関東最高峰は暫くお預けです(;´Д`)
一人で行くときは、お金の問題と帰りの運転の心配がある為、基本的に公共交通機関を利用するようにしています。公共交通機関だけで行ける山を探すのに一苦労です。
休みが不定休の為、土日休みの多い友人を登山に誘えるのは多くて月に1回くらい。困るのは、平日一人で行くときのバスのダイヤです。土日しか運行してない路線て結構ありますよね。どうやらこの業界は平日休みには結構厳しいようです(^-^;
これからの季節は、まだ行っていない丹沢や秩父、奥多摩の残りの山などの低山を中心に行こうと考えています。よろしければ、どこかでご一緒できればと思っています。
>szkさん
9月10日は時を同じくして、妙高山に登っていました。
あの日は雲海を越えて、晴れに恵まれた貴重な日でしたね。
尾瀬は草紅葉がいち早く始まるので、夏と言うよりはすでに秋の色をしていたのではないでしょうか。
夏の至仏山は自分も登ってみたいと考えています。
何せ雪に埋もれた姿しか見たことがないもので…。
不定休は難しいですね。
友人との都合を合わせつつ、その日が晴れるとは限りませんし。
ただ、確実に晴れるという予報であれば多少のお金がかかっても行くべきだと思いますッ!
一回に重きをおいて、宿泊しつつでもいいかもしれません。
秋に入ると自分も低山中心になると思うので、その時はー。
はじめまして。
男体山にチャレンジするため、色々ネットで調べていた所、こちらのブログにたどり着きました。
昨日からちょこちょこ摘みつつ楽しく拝見させてもらってます。
地元が栃木の県北方面なので、尾瀬からの阿Qで笑わせていただきました。
となりの那須塩原市には阿Qと対をなすボリュームの幸華というお店もございますので、那須へお越しの際はオススメです。
それといつだか武丸さんがでてきたのは吹きましたね〜笑
登山はまだまだ初心者ですので、色々と参考にさせていただきます。
メソメソさん
コメントありがとうございます。
開山す5月以降に登られるのでしょうかね〜。
自分は5回登っていますが、また登りに行きたいです。
阿Qは子供の頃に行っていて衝撃を受けました。一人一品はきついので、今度はシェアで食べます。
幸華もチェックしておきます。
またのコメントお待ちしております。
燧ヶ岳の道中にある湿原を楽しみたいという欲求のため、福島県側から登ったと言っても過言ではない。群馬県側からは縦走でもしない限り、歩けないルート。
・・・燧ケ岳の登山ルートはすべて福島県ですよね。