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【群馬】真冬の吹割の滝を観光、誰もいない東洋のナイアガラ

真冬の吹割の滝

2013年2月24日

群馬県沼田市の吹割ふきわりの滝を観光してきました。

高さ7メートル、幅30メートルの滝です。川床を「」き、水しぶきが「吹」き上げることが、名前の由来になっています。「東洋のナイアガラ」とも呼ばれ、人気の観光地です。

現在では真冬は遊歩道が封鎖されています。

真冬の吹割の滝

そもそもここに来る予定は全くなく、男4人で日光白根山を雪山登山する予定でした。しかし、到着すると風速18mの曇り空、ロープウェイの運休を受けて、行き場を失いました。

「ゲレンデで滑るのもな…」となり、帰路についていると、この吹割の滝の表示を見て、観光してきました。

真冬の吹割の滝をハイキング

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日本ロマンチック街道沿いにある吹割の滝のお土産屋の駐車場に止めて出発します。

ちゃんとお土産屋はこんな雪の日でも営業していて、そこのおじさんに「気をつけて行ってこい!!」と言われました。

観光するのにガチガチの雪山装備で向かいます。

真冬の吹割の滝

アイゼンとピッケル、どうみてもオーバースペックです。でも、アイゼンが無いとツルツル滑って歩行は困難ですね。

真冬の吹割の滝

吹割の滝は、遊歩道を5分もしないで、轟々と水の流れる音と共に見えてきました。

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物凄い轟音を立てながら、ブラックホールのように水が吸い込まれています。

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幅30m、高さ7mの滝は迫力があります。

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川の深さは10センチもないので、防水の登山靴なら余裕で歩くことができますが、一歩間違えて滝つぼに落ちてしまうと一瞬にしてあの世へナイアガラですね。

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4人全員がキャノンの一眼レフカメラを持っているので写真を撮りまくります。

周りから見たら滝マニアの人たちですね。周囲に人気はないが救いでしょうか。

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スノーシューを持ってきたすすむ君。

そんな距離を歩くようなところでもなかったので、残念ながら使う機会がありませんでした。

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雪がこんこんと降りしきる渓谷、崖に生える松の上に乗る雪がなんとも風光明媚です。

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奥には黄色い氷瀑がありました。

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雪原をのしのし歩く。

誰もいないので快適です。まぁ、この時期にこの滝を見に来るのなんて自分達以外にはいないでしょうね。

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きたむー●がついに痺れを切らし、猟奇的な行為に及び始める。

みず君が来ている赤いウェアを見ていたら、血が見たくなったのだとか。

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登山はできなかったけれどそれなりに楽しい。

その当時はみんな相当ひどい装備で登ってたな…。

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真冬の川をトレッキング。水温は皮膚を切り刻むような冷たさです。

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川の中央部にある小島まで移動。

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集合写真となると一気にやる気がなくなるきた●むー(黄色)。

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ピッケルを駆使して高さ2mの大岩の登頂を果たすみず少年。

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彼がぶら下げてるのはキテレツ大百科のキャラクターのコロ助。

最近早く帰ると駅前のお肉屋さんに寄って、揚げたてのコロッケを買うことがマイブームです。揚げたてのコロッケは、上等なステーキにも勝るとも劣らない味ですよね。

じゃが芋オンリーのコロッケが好きです。

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子供のころに食べた栃木県の足尾にある肉屋のコロッケは、今でも忘れられない美味しさだったのを覚えています。

とにかく何が言いたいかというと、揚げたてのコロッケは天上の食べ物だということです。

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「世界中の人が牛乳を飲めば平和になる」

そんな言葉聞いたことあるかもしれませんが、揚げたてのコロッケでも平和になります。フライドポテトと同じように世界中に広まって然るべき食べ物だと私は思っています。

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味付けは辛口はウスターソースが好みです。

じゃがいもとご飯の相性って基本的には悪いと思うんですけど、コロッケは別ですよね。ソースをひたひたにしたコロッケで、ご飯を何杯も食べることができます。

あれ、何でコロッケの話してんだ…?

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最後は宇宙飛行士が宇宙へ旅立つかのように帰りました。

この後は、蕎麦を食べて温泉に入って東京へ帰りましたとさ。

吹割の滝を終えて

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残念ながら登山はできませんでしたが、結果的にはなんだかんだ楽しみました。

今度は風の強さを見て山を選ばないといけませんね。学びました。

というわけで、急遽変更になったプランでしたけどなんだかんだ楽しめてよかったです。

2時間~3時間程度であればスノートレッキングが楽しめるので、幽玄で豪快な渓谷と滝を楽しんでみてはいかがでしょうか。

アイゼンとストックくらいは必要なので注意です!

コメント

  1. 沼田にあんな恐ろしげな滝があるなんて
    知りませんでした。
    ホント、落ちてしまったら大変ですね。
    夏はどんな滝になるのでしょうか。
    後半の写真は人がミニチュアのようで
    不思議な感じです。
    今回は裸族はいなかったのね・・・

    • >すんこさん
      川底を歩けてしまうので、思わぬ拍子で落ちてしまったら大変ですね。
      当然、手摺なんかありませんし。

      冬場に来る人はほとんどいないので、夏の写真であれば探せばいくらでもあると思います@@;
      雪解けの春には水量も増え、もっと豪快なのかもしれません。
      今回は山ではなかったので脱ぐ人もいませんでした!

      吹割の滝

  2. こんな素敵な場所があるなんて知りませんでした!
    群馬に行くときには、ぜひ立ち寄ってみたいものです!\(^o^)/
    感動しました!ありがとうございます!

    • >adaさん
      それこそ、僕たちが行けなかった日光白根山の帰りとかにいいかもしれませんね。
      川底は10センチほどでしたが、溺れないように気をつけてください。

      吹き割り

  3. 凄い所ですね!!ナイアガラみたい!!
    冒頭の写真でもどこに立ってるんだろう!ってビックリしましたが、大迫力ですね。
    行ってみたいです。

    シンシンとした雪の降る情景をバックにコロッケのお話、とても楽しかったです。

    • >heartyさん
      冬は閉鎖されてますが、売店のおじさんに気をつけて行ってきてねと言われました。
      急に川が途切れてるので不思議な場所です。
      もし、沼田方面に行くことがあったら立ち寄ってみてくださいね。

      揚げたてのコロッケの美味しさは異常です。

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