2017年5月20日
静岡県伊豆半島の天城山に行ってきました。標高は最高峰の万三郎岳で、1406mです。
伊豆半島の東西に広がる天城山脈の一つで、いくつかの山で構成されています。主峰である万三郎岳では、5月中旬から6月上旬にかけて、伊豆半島固有種のアマギシャクナゲが見頃を迎えます。
2017年はアマギシャクナゲの当たり年という一報をツイッター上で目にしました。
天城山はかつて悔いの残る登山の一つで、再訪するべき筆頭の山でした。今回の吉報を得て、天城山に再び訪れる動機となりました。一度訪れているにもかかわらず新発見ばかりで、天城山を魅力を十二分に感じる伊豆半島の旅になりました。
天城山について
地図
天城高原ゴルフ場を基点とした周回コースです。
- 万二郎岳~万三郎岳は緩やかなアップダウンあり
- 万三郎岳直下のシャクナゲが登山道から近い
万二郎岳から最高峰の万三郎岳に登っていきます。公共交通機関を利用して、天城峠に抜ける縦走ルートもあります。
コースタイム
- 07:14天城山高原ゴルフ場登山口
- 08:26万二郎岳
- 09:31石楠立
- 10:13万三郎岳
- 13:12天城山高原ゴルフ場登山口
行動時間は5時間40分でした。
アマギシャクナゲをじっくり鑑賞しながら、ゆっくりとしたペース、休憩時間多めで歩いています。
アクセス
JR伊東駅から「天城東急リゾートシャトルバス」に乗車し、「天城縦走登山口」で下車します。
天城山 日帰り登山
太平洋から登る朝日を浴びながら伊豆半島へ
都内を夜中に出発し、4時30分過ぎに西湘バイパスの西湘PAに到着。天城山が最も登山客が集中する時期なので、早出が必須です。
西湘バイパスは海沿いを走るので、小田原厚木道路を通るより気持ちがいい。
狙ったかのように日の出の時間を迎えました。
釣り人が海岸沿いを等間隔で並んでいます。彼らは日の出の瞬間に全く興味がなさそうです。むしろ、太陽が上がらない方がいいのかな。
とまあ、今回は4人のメンバで天城山へと向かいます。
自分以外は初めての天城山です。
前日にスモッグ注意報と気温が30度以上になるという予報が出ていましたが、富士山が見え、まずまずの天気でした。
天城山に向かう最短ルートは、マツダターンパイク箱根を行くのが通常。
しかし、これから伊豆に行くというのに陰気臭い山道を走る気にはなれないので、海沿いの国道135号線を進みます。
東海道線の真鶴駅付近で、情報量が過多な看板が設置された建物に出会ったり、とても趣ある国道です。
静岡県に入りました。
伊豆って静岡県という感覚が未だにないんですよね。かと言って、神奈川県とも違う。
ゴールデンウィークや夏休み期間中は渋滞必須な熱海界隈ですが、早朝という事もありガランとしており快適なドライブ。
車内のミュージックはこれから登る天城山に合わせて、石川さゆりの「天城越え」をセレクト。
隠しきれない移り香がいつしかあなたに浸みついた
誰かに盗られるくらいならあなたを殺していいですか
潮風感じる爽やかなサンライズビーチで流すBGMじゃないと注意されました。
伊東市のコンビニで朝ご飯や行動食を買い、天城高原ゴルフ場を目指します。鹿が道端で草をむさぼってます。
天城山のベストシーズン、賑わいを見せる天城高原
6時50分頃に天城高原ゴルフ場にある登山者専用の駐車場に到着。早朝にもかかわらず、既に満車になりつつありました。
帰りには路駐が発生していたので、7時前後を目標にするといいかもしれません。
立派なトイレが登山口にあります。
山中にはトイレはありません。
準備をして、出発です。
7時14分 天城山登山口
登山口は立派なもので、コース概要が掛かれた大きな看板が設置されています。
周回コースの分岐となる四辻までは0.7キロ、そこから一つ目の山頂である万二郎岳へは2.3キロです。
登山道入口から下るスタイル。
四国愛媛県の石鎚山でもそうだったな。
伊豆半島は独特の植生があり、半島の付け根にあたる箱根や愛鷹山塊とはまるで異なります。
全体的に木々の密度が狭く、空の面積が極めて狭い。晴れていれば木漏れ日が射しこみ、森全体が躍動しているように感じます。
緑の濃い照葉樹が多い。
歩きやすく整備されているので、家族連れで登っている人たちも多かったです。
天城山の樹林帯を飾るヒメシャラ(姫沙羅)の巨木がありました。
神奈川県から九州の屋久島、温暖な太平洋側に分布する木だそうです。
表面がペンキで塗ったようにツルツルとしているのが特徴。天城山ではこのヒメシャラがあちらこちらに自生しています。
7時32分 四辻
最初のポイントに到着です。四辻が天城山の周回基点となります。時計回りの万二郎岳から万三郎岳へ向かう方が多数な気がします。
自分達も時計回りで周回します。
万二郎岳へ向かうルートは緩やかな登りが続きます。
登山道をぶった切るように岩が敷かれている場所は、かつては沢が流れていたのでしょうか。地図上見るとすぐ隣はゴルフ場のため、開発前は流れていたのかも知れません。
庭園のように緑が濃い登山道です。
しかし、しばらくはゴルフ場から響く雑音が聞こえてくるのが残念なところです。
樹林の密度が濃く、日影が多いため、苔がかなりの範囲で育っています。触るとふわふわな触感。
全くと言って標高が上がっている感覚がなく、緩やかな登り坂が続いて行きます。登山口から万二郎岳の標高差は249mしかありません。
トウゴクミツバツツジが咲いていました。
5月中旬ごろの標高1000mはツツジの季節ですね。
ゴルフ場から響いてくる「ボボボボ」という芝刈りのような音を除けば、緑豊かな爽やかなハイキングコースです。
と、ここで天城山に来た目的でもあるアマギシャクナゲを発見しました。第一アマギシャクナゲです。
シャクナゲのイメージを覆すほどに背が高く、高さが3メートル以上あります。
四辻から万二郎岳はアマギシャクナゲの数は少なく、唯一近づけたアマギシャクナゲでした。コースの奥の方には咲いているのを見ることが出来ます。
万二郎岳まであと0.8キロのポイントは少し展望が開けています。
水が流れていそうな感じに谷になり岩がゴロゴロしていますが、全く水の流れはありません。
木が少し開けていて、遠くに海を見ることが出来ました。
そして、再び樹林の中へ。
オール樹林帯で単調に思えるかもしれませんが、奥多摩のような造林とは違い、木がねじ曲り、本来の自然ままの木々なので飽きません。
さてはて、少しづつ登りが急になってきます。ところによっては階段が設置されています。
新しく購入したカメラのレンズのマニュアルからオートにするやり方がわからず四苦八苦していると、先行している女性陣にどんどん離されていきます。
途切れた場所に海の見えるポイントがありました。
伊豆大島が見えた気がします。
再び道が平坦になってきました。
山頂の標識が見えてきて、早く来いと見られています。
展望は意外とある万二郎岳からアセビのトンネル
8時26分 万二郎岳
山頂は樹林帯に覆われています。全体的にのっぺりとした平坦な山なので、休憩にはもってこいかと思います。
万二郎岳の山頂からの展望はないと思いきや、奥に行くと西側の展望が優れている場所があります。
山の尾根上に風車が並んでいます。三筋山あたりでしょうか。
三筋山は以前、男だけで河津桜を見に行き、登山(と呼べるかは謎)し、山頂で鍋を囲み、餃子を焼いた思い出の山です。
万二郎岳を後にし、万三郎岳へと向かいます。
ここで気になるのは万一郎岳の存在ですが、そのような名前の山は、ここ天城にはないらしいです。大人の事情でなかったことにされたのだろうか。世の中にはなかったことにされたものが溢れている。
- SMAPの森君の存在
- ドラえもん第一回放送の幻のレギュラー
- バーチャルボーイ
- 『すべての歌に懺悔しな!!』
- ポケットモンスターのポリゴン
- 天安門じ…
おっと、誰か来たようだ。
マメザクラが咲いていました。
伊豆と言えば2月に咲く早咲きの河津桜が有名です。伊豆半島では3か月という長いスパンで桜を楽しめるという事になります。
万二郎岳から下山して10分しないところに周回コースで一番の展望スポットがあります。天城山(万三郎岳)の山容を見ることが出来ます。ただ、位置的に少し奥な気がします。
限られた角度的になりますが、岩の上部の方に登ると富士山を見ることが出来ます。写真には写っていませんが、南アルプス山脈まで見えていました。
広角で撮れば、天城山と富士山を一枚に収めることが可能です。
下り切ると平坦な道。
万二郎岳から万三郎岳にかけては、それほど急ではありませんが、数回のアップダウンがあります。
稜線上ではツツジはまだ蕾でした。
万三郎岳まであと1.7キロ。
距離は短く、実際歩いた時間もそんなに掛かっていないはずでしたが、妙に長く感じた。
道中の展望ポイントからは、伊豆半島の濃い新緑の山並みを見ることが出来ます。
4段ほどの梯子が登場。
梯子を登り切ると岩場になっており、振り返ると万二郎岳が見えます。
「馬の背」と記載されたポイントがありました。気持ち稜線の幅が狭まったかなという印象。
岩々しい登り。
樹林帯の道ですが、少しづつ変化があります。
天城山周回のハイライトでもあるアセビのトンネルがありました。
漢字で書くと馬酔木。
毒をもっている有毒植物でもあり、馬が食べると寄った状態のように苦しむことから―
そして、こちらがアセビの花です。
丹沢などでもよく見かけます。草食動物は毒があるアセビを食べないため、食害の多い地域に増えるらしいです。
トンネルと名のつく通り、2mほどの高さです。
登山道は少し掘ったように作られています。
アセビのピークは過ぎていて、枯れ気味でした。苔の上にアセビの花が転がっていました。
たまに頭を下げないと進めない箇所もあります。
以前、伊豆稜線歩道を歩いた帰りに立ち寄った小料理屋の店主が「天城山は5月の終わりぐらいが一番いいよ」と教えてくれました。
全ての葉っぱが活気づいて、太陽に照らされて葉が銀色に輝くからと言っていました。ああ、その言葉通りだなと納得しました。
アマギシャクナゲが咲き乱れる稜線
9時31分 石楠立
石楠立(ハナタテ)に到着です。ここから万三郎岳に入り、アマギシャクナゲが見られるようになります。
木々の隙間からたまに富士山を探すゲーム。
カナブンを発見しました。
より近くにレンズを持っていったら、急に羽ばたいたのですっごいビックリして声をあげてしまった。
さてさて、アマギシャクナゲの群生地に入りました。
万三郎岳直下のシャクナゲは全体的に7~8割ほど咲いていました。
言ってませんでしたが、羽虫がかなり飛んでいます。刺すような虫はいませんでしたが、虫よけは必須です。
登山道から少し離れたところにもっさりとアマギシャクナゲが咲いていました。
天城山の濃い緑の森の中で、否が応でも目を奪われるような桃色をしています。
太陽の明かりを浴びて、いっそうコントラストを増します。
花の色が濃かったり、薄かったりで個体差があるのが面白いです。
5年前に来たときは石楠花が咲く山という意識はまるでなく、天城山という名前だけに惹かれて登りに来ましたから、選ぶ季節で見どころが全然違う。
アマギシャクナゲは伊豆半島固有の常緑の低木。
正直、他の山で見るアズマシャクナゲと花の違いはわかりませんが、アマギシャクナゲは背がとても高い。
写真で撮れる位置に咲いてる箇所は少ないです。
とにかく、派手に咲くシャクナゲはその山の主役になることが多いですね。
天城山の他には、瑞牆山や甲武信岳もシャクナゲが主役の山ですね。
北海道の羊蹄山ではキバナシャクナゲの見ごたえがありました。
シャクナゲに足踏みしていましたが、山頂を目指します。
万三郎岳に近づくと植生がガラッと変わり、ブナの森へと変わりました。新緑のブナはとても清々しい。
前回、訪れた時はモノクロの世界でしたから…。
万三郎岳一帯は原生林となっており、リゾート開発されきった伊豆半島で、あるがままの自然を残す最後の砦というところでしょうか。
公園にしか見えない広場のような道になりました。
ものすごく背の高いアズマシャクナゲが咲いていました。
こんなデカいシャクナゲは見たことない。すごい進化だ。
さらに進んで行くと左右がにシャクナゲが咲き、シャクナゲのトンネルとなっている場所がありました。
蕾の方が多かったので、翌週には満開だったでしょうね。
アマギシャクナゲが見たいだけで来たのに、想定外に見どころが多い…。
さらに進んで行くと桜の花びらの絨毯となっていました。
マメザクラもピークを過ぎていましたが、まだまだ花を咲かせていました。
万三郎岳の直下は少し登りが急になっています。気温が徐々に上がってきているので、汗が噴き出ます。
山の斜面からは富士山が相変わらず眺められます。スモッグ注意報とは一体何だったのか。
坂を上り続けると登山者の賑わいの声が近づいてきます。山頂まであと少し。
天城山脈の最高峰、標高1405mの万三郎岳
10時13分 天城山(万三郎岳)山頂
登山口をスタートして3時間も掛かりました。見どころが多く、スピードはかなり遅いです。
山頂は狭く、樹林に囲まれています。山頂を示す看板は「なぜそこに設置したのか?」と思うような位置にあります。
たどり着いた万三郎岳ですが展望は一切なし!!!
と、思いきや、特定の位置からは富士山を展望することが出来ます。よく探してみて下さい。
お腹が空いたので昼食にピザポテトを食べました。北海道のじゃがいも不作により生産中止になり、再販が開始されたので。
山頂をフラフラします。
とさけんぴ(高知県のゆるキャラ)を山頂碑に押し込んで記念撮影。
一応、やっておく的な。
一等三角点が設置されています。
山頂にはカメノキが咲いていました。
山頂のマメザクラは見事に満開で、綺麗に咲いていました。
天城山は花と緑に恵まれているんですねェ。
山頂から見える富士山をはお別れし、下山を開始します。
万三郎岳からの下山路はかなり急でした。こちら側から登ってくる場合は結構大変かもしれません。
天城峠へと続く、縦走路の分岐がありました。
縦走路上にある大ブナや八丁池など、かなり魅力あふれるコースなので、次回はこちらを歩きたいです。
なんの花だったか…。
山の斜面に満開のアズマシャクナゲ
こちら側にもシャクナゲが咲いていました。
植林したと思われる細い幹のヒメシャラの木が生えています。
ブナの大木。
大人3人で囲まないと抱き着けない程の太さがありました。
涸沢分岐点に到着。
ここから周回の基点となった四辻までは、平行移動となります。
地図に「シャクナゲコース」と記載されているようにシャクナゲが登山道中にたくさん咲いています。
登山道から結構離れているので、あまり近づけません…。
珍しい白いシャクナゲが咲いていました。淡白な見た目ですが気品があります。
山の斜面の岩場に咲き、背も高いので写真映えはしません。望遠レンズでもあまり撮れませんでした。
たまに近づけることができる。
山の斜面には本当にもっさりと咲いています。シャクナゲの臨場感は写真ではとても出せない。
シャクナゲコースは山の斜面を横切っていくのですが、岩がガレている場所があったり、結構歩きにくいです。
下山後の感覚だったからか、妙に長く感じました。
アマギシャクナゲも見納めです。とても素晴らしいものを見せてくれました。
「石柱101地点」というポイントがありました。石柱はとくになかったけどな…。
最後の方は、とても歩きやすかったです。
12時53分 四辻
往路は7時32分に通り過ぎたので、周回に5時間21分も掛かりました。おかしいな、予定では12時前には降りてくると思っていたのに…。
後は、登山道の入り口まで戻るだけです。
ガサっと茂みの方から音がしたと思ったら、野生の鹿がいました。
こちらに背を向けて悠々と草を食んでいました。
なお、この近さ。
哺乳類全般が好きと豪語する写真の右の華ちゃんは、しばらく野生の鹿に見入っていました。
鹿と遭遇直後にこれから登ろうとする社畜系ハイカーのSaku氏とすれ違うアクシデントが発生。
5分間に2匹の畜生を見たことに。
顔に見える。
13時12分 天城山登山口
5時間40分の天城山の登山を無事に終えました。予定より1時間以上もコースタイムオーバーですが、それほどに天城山の魅力を感じ、歩みが遅かったということです。
正午過ぎになり日差しが強かったです。ボンネットにうっかり手をつけてみたら火傷しそうになりました。
さて、天城山の登山記念バッチですが、登山者用の駐車場からすぐ(歩いても行けます)のところにあるゴルフ場のクラブハウス内で販売しています。
登山靴を脱ぎ、カウンター横で販売していました。価格650円は少しお高め。
2種類のデザインで販売されています。
左の方がいかにも登山バッチっぽいけどなぜか紅葉したもみじ、右は色なしですが鹿とシャクナゲが描かれています。
迷った挙句、2回目だしどちらも購入しました。
下山後は修善寺方面へと向かいました。
修善寺温泉の日帰りは、ほとんど旅館の日帰り温泉のため1500円~2000円と相場は高め。伊豆温泉村の百笑の湯で済ませました。
三島産たまごを使ったパンケーキとたまごかき氷
温泉に入湯後は三島に移動。伊豆村の駅という道の駅にやって来ました。
そろそろ、かき氷の季節だなと思って調べていたら見つかったこのお店「TAMAGOYA」です。
登山後と言えば、甘くて蕩けるようなスイーツですね。
三島特産の「日の出たまご」を使ったオムライスやパンケーキが食べられます。
当初ではかき氷だけを食べるつもりが、魅力的なメニューにより、あれもこれもということになりました。
ガスバーナーで表面を焙られているのは、この店の看板商品である「日の出カスタードのブリュレパンケーキ」です。
ナイフを入れるとパリッと焦げた砂糖(専門的な名前がありそう)の音がしつつ、中身のカスタードとアイスクリームが飛び出しました。
パリッとしたした食感、パンケーキのふわっとした食感、アイスクリームの冷たさとパンケーキの暖かさ、口の中の情報量が凄い味です。
まぁ、何というかとても甘いです。美味しいですが、自分の持っている甘さの許容量は越えていた気がする。
こちらはイチゴのパンケーキ。とても可愛らしい。
スイーツ尽くし。
そして、こちらが目的のかき氷「たまごのかき氷」
インスタ映えを意識しているとしか思えないビジュアルです。
一人じゃ食べれられない量と思いつつ、自分以外の女子3人がとても頼りがいがある。外側はキャラメルソース。
中身は卵の黄身に似せたカスタード味。いやー凄いなこれは…。三島に訪れた際は是非。魅力的なお土産も充実しています。うなぎや魚介も食べるつもりだったのですが、お腹いっぱいに。
ちなみにテレビの取材を受けましたが、放送ではカットされてました。
道の駅では静岡県産の野菜や果物を購入しました。しいたけのUFOキャッチャーとかあった。
締めはやはりローカル牛乳「丹那3.6牛乳」。
この後は、お兄ちゃんに呼び出された華ちゃんを修善寺まで送り届け、東名高速で帰りました。色々、三島を観光しようと企てていたはずなのに天城山で時間を取られてしまった…。
天城山の登山を終えて
イワシも七度洗えばタイの味という諺があるが、山にもそれは当てはまり、天城山のように登山道がすべて樹林に覆われた山であったとしても、富士山やアルプスに劣ることない魅力を発揮します。
豪華絢爛なアマギシャクナゲの開花、爽やかさを凝縮したようなブナの新緑は、森そのものが躍動しているかのように生命力に溢れていました。半島という特殊な自然環境もあり、天城山でしか味わうことが出来ない自然があります。
天気に恵まれ、時期にも恵まれ、2回目ですが、初めて天城山に登れたなと思っています。次は路線バスを利用して、縦走してみたいと思っています。
伊豆稜線トレイルの記事
伊豆稜線トレイルの記事の紹介です。
天城山と同じ伊豆半島にありながら、開放的な稜線が広がるトレイルが伊豆半島の西側に存在します。
男二人の泥臭い記事になりますが、併せてご覧下さい。
アウトドア用の虫よけスプレーです。
シャクナゲの季節は羽虫が発生するので必需品です。
コメント
こんにちは。
久しぶりに書き込ませていただきます。
何年か前のこの時期に天城山に行きました。
シャクナゲももちろんいいのですけれど、この時期、
ブナの新緑が映える天城峠への縦走路はおすすめです。
人も虫も少ないので気持ちよく歩けますよ。
シャクナゲ目当てでいきましたが、縦走路のほうが気に入りました。
>UNAGIさん
お久しぶりのコメントありがとうございます。
天城峠までのルートは目を付けていたのですが、日程とメンバの都合で、定番の周回になりました。
ねじ曲がったブナの巨木、そして八丁池は見てみたいです。
伊豆稜線を歩いているので、道が繋がるという意味でも。
来年以降に是非とも歩こうと思います。
どうもです。
いつも、楽しく読ませていただいてます。
前回の天城山の記事の時と違って快晴で気持ちよさそうで良いですね
そして、帰り道ではスイーツまで食べた完璧な山行で、とても参考になります❗️
とくに、世の中になかったことにされたもの(笑)
笑ってしまいました
これからも楽しき登山記事を楽しみしています
>ハルオさん
コメントありがとうございます。
今年はスモッグ予報が前日に出ていて、もしかして何も見えないんじゃと不安でした。
しかし、富士山を眺められたりと眺望に恵まれました。
伊豆と言えば魚介ですが、たまにはスイーツもいいですね。
毎回、日帰りしているので、今度は宿泊してゆっくりというのもありですね。
またのコメントお待ちしております。