Mt.Radio

【Mt.Radio】登山の心霊体験 ~ 後ろから聞こえる声 – Part.12

登山の心霊体験

私は山で幽霊に後ろを歩かれたことがあります。

山は”死”と非常に近い距離にあるため、心霊現象に遭遇するのはよくあるようです。遭難者が亡くなった避難小屋では、風のない夜に勝手にドアが開いたり、同じ場所で寝ると金縛りにあったり等の噂を耳にします。

今回は私が登山をはじめて、現時点で最初で最後の心霊体験を語ろうと思います。

山の心霊体験

今から8年前。2012年6月、山梨県の滝子山たきごやまに登りました。

日本全国が梅雨入りし、週末の天気が願いとは裏腹に悪くなります。9割以上グループで登山する自分ですが、直前で少し好転した天気に、一人で登山に出かけようと思いました。誰かが一緒に登ることによって、行動する気力を奮い立たせる自分にとって、ふと思いついて登山に行くのは滅多にあることではありません。

ここで、滝子山について簡単に解説すると、山梨県の初狩はつかりにある1615mの山です。都内から電車で行ける山としては、標高が高い部類です。この山の見所は大きく2つあります。「滝」子山の名前の通りに登山道に滝がいくつも存在します。そして、富士山が美しく見える山頂の一つです。都心の日帰りハイカーに人気のある山です。

山の心霊体験

私は当時住んでいた世田谷の自宅から、新宿に向かい高速バスで登山口に行きました。滝子山は登山仲間から聞いていた前評判通りに楽しませてくれる山でした。滝にそって歩く登山道、ぶなの新緑、ピークを迎えていた野生のツツジの乱れ咲き。道中は晴れていたものの山頂では雨に降られ、富士山を見ることは出来ませんでした。週末でしたが、登山者10人ほどしかすれ違いませんでした。

VERYBLUE
VERYBLUE

富士山が見えなかったし、今度は誰か誘って登りに来よう

そう思って、下山を開始しました。下山は登りとは別のコースで、初狩駅に至る登山道です。檜平ひのきだいらというポイントを過ぎたあたりでしょうか。倒木あるような少し荒れた単調な下りが始まりました。そして、下り始めて、15分くらいでしょうか。

後ろから声が聞こえてきました。

歩きながら判断するに大人の男性と小学校低学年くらいの無邪気な男の子の声です。喋っている内容は聞き取れません。楽しい雰囲気が伝わるので、親子だとわかりました。

感覚的にはまだかなり遠いなと思ったので、振り返らずに黙々と下っていました。しかし、10分ほど経過しても後ろから聞こえてくる声は、一定の距離を保っています。そこで、初めて後ろを振り返りました。そこに見えるのは生い茂る木々と登山道。

親子の姿は見当たりません。

その時は気に留めず、下山を再開しました。更に10分経過しましたが、相変わらず親子の声が後ろから聞こえてきます。

VERYBLUE
VERYBLUE

おかしいな、子供がいくら元気とは言え、かなりのペースで下ってるので追いついてくるはずか…

再び、足を止めて、後ろを振り返りました。

やはり、親子の姿は見当たりません。

30mから40mくらいの見通しある登山道。その奥から、親子の楽しそうな話し声が聞こえてきます。そういえば、登山開始から今現在まで、親子二人とはすれ違っていないなと思い返します。

山の心霊体験

風が吹き、一斉に木を揺らしました。その瞬間、小さい恐怖感が芽生えました。

今まで以上にペースを上げて、駆け足に近い速度で降り始めました。しかし、どんなに遠ざかろうと”その声”が聞こえてきます。2度、3度振り返りましたが、親子の姿は見えません。梅雨の蒸し暑さからくる汗とは別の汗をかき始めました。

VERYBLUE
VERYBLUE

足が痛くなってきた。

でも、まだ声が後ろから聞こえてくる。

滝子山は難しい山ではありません。下山のコースタイムも2時間ちょっとです。しかし、実際の時間以上に長く感じました。駆け足気味になってから1時間は聞こえ続けていました。

しばらく、聞こえていた”その声”ですが、人工物のある林道まで来ると、いつの間にか聞こえなくなっていました。

山の心霊体験

これが私の体験した心霊現象です。

もしかすると、その声は滝子山で遭難した親子の幽霊だったのかもしれません。そして、今でも遺体が見つからず、下山できずに登山道を永延と彷徨い続けているのかも知れません…。

裏付ける事実を調査をしたわけではないので、語れるのはここまでです。下山した後は特に何事もなく初狩駅に到着して、自宅に帰りました。その親子に追いつかれて、振り返った時に顔を見てしまったら、私は家に帰れなかったのかもと思うとゾッとします。

当時の登山記事ですが、この体験を糞みたいな文章でサラッと書いてます。

滝子山は登山道のクオリティが高い山でしたが、下山時の体験の方がずっと心に残り続けています。とうわけで、滝子山はもう1回行きたいのですが、1人じゃ絶対に行けません。誰か誘いまくって大勢で登りたい山です…。

山における怪談話はたくさんあり、怪談集や小説が発売されています。是非、読んでみてはいかがでしょうか。しかし、怖くなって山に登れなくなっても、責任は負いません…。

コメント

  1. 行きたい山の1つだったのにぃぃぃぃ…
    こういう話を聞いちゃうと絶対に途中で頭をよぎるから…

    • とても、申し訳ないことを知っていました。行く山とご存知でしたら…

  2. 初めまして!ブロブのファンでどこかの山で会いたいと願う一人です!
    気になってコメントしました!

    夜中の筑波山のつつじヶ丘コースは、ずーーーーーっと赤ちゃんの泣き声が後をついて来ますので是非体験してブログアップ下さい。

    • 始めまして、コメントありがとうございます。
      ブログを読んで下さりありがとうございます。

      筑波山はなんというかありそうですね。男体山と女体山がまとまってますし(意味深)
      しかし、赤ん坊の鳴き声は怖いですね…。

  3. 初めまして。同じような体験をしている方がいて安心しました!地元なのでその近くの山には幾つか、幾度も登っています。私は単独パーティー関わらず、あの辺りの山に入ると必ず背後から声が聞こえてきます。おばさん達や若い女性達、子連れの親子などなど色々です。誰もいない細い尾根道を登っている時、近くでカレー麺の匂いがした事もあります笑 ソロでも1人じゃない気がして逆に心強く…なりませんよね…。全く不思議です。

    • こぢさん
      返信が遅れ申し訳ございません。
      コメントありがとうございます。
      この件に関して、同じような体験をした方が結構いらっしゃるとは思ってもいませんでした。
      この山に限らずとも、明らかに人の気配がするのに、前にも後ろにも人がいなかったみたいことは経験があります。
      カレーのにおいは怖いですねぇ…。
      ん~、やはり山には何かあるのかもしれません…。

  4. 10年ほど前に四国 香川県から国立市に来た六十路の独身男です。
    暫くは山中湖の庵で魯山人の真似事までしていましたが…#*。

    良く言われますよね⁈ 「ヤ!ホ〜!」には応えてはいけないと。
    山で亡くなった方が呼び掛けているかも知れないとか、云われて
    います。そして私自身も四国でも、北アルプスとか南アルプスでも
    兎に角話し声が届いた事は多々有ります。愛媛赤星山ではだんだん
    と其れが我が身に近づき目前の苔生す木々まで来ましたが、暫くは
    フリーズでやり過ごしました。
    不思議なんですね⁈ 私自身の記憶の中でその声らしきモノを認めて
    仕舞う、そんな受け皿状況になって仕舞うのです。
    怖い事ですが、そんな時にはその記憶の中で良い打ち消し方をする
    事です。例えばあの出会いはハピーエンドだった、とか。山という
    森羅万象、汚れ無き自然が俗物の穢れを清めているのかも知れない、
    そんな風に思いますよ。

  5. 大分の九重連山で
    小便をしたくなり
    藪の中へ
    すると、石を積んだ小さなケルン
    を発見しました。
    ジュースの缶とかも
    そして札も有り、裏には
    貴方は人を愛して山を愛する
    素晴らしい40年でした

    みたいな
    そして
    大分赤十字病院
    看護師、山の会一同

    そうなんだ、山が好きな方が
    亡くなったんだ
    と思いながら手を合わせました。

    その日は何故か疲れて
    我が家に戻りました。
    部屋でスマホの画像見ながら
    整理していると
    同じ場面を2枚撮っている画像に
    一枚だけ和服きて浮かんでる髪の長い
    女性が写っているのです。
    しかし、よく見ると和服でなくて
    昔の看護師さんの制服でした。

タイトルとURLをコピーしました