登山情報

登山の節約術 ~ この値上げ時代に山を登るため

登山の節約術

物価上昇・燃料高騰・ドル高円安、世はまさに大値上時代に突入‼︎

そんな値上げの渦中においても登山を続けるため、登山の節約術があります。今回は、元手がゼロ円、登山にかかる支払いについての節約方法を考えてみました。

人数を揃えて割り勘で

登山の節約術

最大にして究極の節約術です。

マイカー前提の話になりますが、高速料金とガソリン代の負担はとても大きいです。登山で最もかかるお金は何と言っても交通費です。

4人揃えれば、東京から奥多摩・丹沢にハイキングする交通費で、長野県の北アルプスに行くことができます。

同じ山に行きたいという登山者を4人揃えることは容易ではないですが、登山仲間のネットワークを構築しておくことは、金銭的負担が減ることは間違いないです。

電子決済でポイントを貯める

登山の節約術

電気と電波の使用が限られる山中では当然ですが、現金が使用されています。しかし、山の中で使用する現金以外を極力排除し、電子決済で得られるポイントを登山の交通費や装備代に還元しています。

1円,10円単位のポイント還元ですが、塵も積もれば山となり、ガス缶代くらいは簡単に貯まります。

クレジットカード

登山に対応したクレジットカードは存在しないので、ライフスタイルに合わせて選択するしかありません。

ちなみに、自分はビックカメラSuicaカード(Viewカード)を使っています。普段JRに乗ることが多いし、モバイルSuicaのオートチャージが楽だからです。JR・新幹線(東日本に限る)で登山に行くことが多い場合、Viewカードの選択は良いかと思います。

困ったら楽天カードを選択しておけば問題ありません。遠征のためにマイルがたまるカード使っている人もいます。

ああ、そういえばモンベルのクレジットカードがあったけど、全身をモンベルでキメる重度なモンベラー以外は入る価値はないかな。

電子マネーとQRコード決済

交通系IC、QRコード決済の2種類のアプリをそれぞれスマホに入れておけば、電子決済サービス対応の店で、9割はカバーできます。

ちなみに、自分は以下の電子マネーをメインに使用しています。

  • Suica(電車バスや店舗での決済)
  • nanaco(セブンイレブンで使う)
  • paypay(その他のコンビニや個人店で使用)

ポイントカード

コンビニにもよるがポイントが貯まります。最低限以下の3つのポイントアプリはインストール推奨です。

  • 楽天ポイント
  • dポイント
  • Tポイント

登山仲間との割り勘は送金アプリで

登山の終わりに、交通費を割り勘することは多いです。その時、直前でコンビニATMで現金を引き出そうとすると、時間を無駄にしたり、手数料を取られたりします。これらの割り勘を送金アプリ(LINE pay、paypay、楽天payなど)で、実施すると効率的でスマートです。

ただ、相手も同じ送金アプリを使っていないと送金できないのが難点ですが…。

割引クーポンを発見しよう

ウェブや施設で割引クーポンを探す

登山をしていれば、ロープウェイを利用すること、下山後に温泉に入る場面は多いです。あらかじめウェブや現地のビジターセンター等で、割引クーポンがないか探しておきましょう。

  • ロープウェイはウェブ購入で割引が大抵ある。
  • ロープウェイやビジターセンターに温泉の割引券がある
  • 温泉のウェブ割引は滅多にないが、母体の大きな温泉施設だとたまに存在する

モンベルカードを携帯しよう

モンベルカードを提示すると割引やサービスの恩恵を思わぬ場所で受けることができます。

年会費1500円は掛かりますが、ポイントで支払うこともでき、割引を考慮するとお得です。山の旅に出る際は財布に必ずモンベルカードを携帯、またはアプリ会員登録しておきましょう。

以下に実例を3点。

  1. 中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイの往復乗車券10%オフ
  2. 小田急線鶴巻温泉の日帰り温泉が100円引き
  3. 安達太良山の下山後に立ち寄った飲食店で温泉卵1個サービス

今まで通りの登山を旅を続けるために

大雪山

登山業界は、携帯電波エリアはどこよりも遅いが、価格上昇は関して言えばどこよりも早かった。

コロナ禍、ウクライナ情勢などの世界の大きな変化より前から、着々と値上げが行われていました。

  • 山小屋・テント場の宿泊費
  • 交通費・駐車場料金
  • 入山料
  • 登山装備

さまざまな価格が上昇しました。

登山ブーム真っ只中の2008年〜2010年頃と比較すると、税金がアップしたことも加え、一回の登山に掛かるお金は約1.5〜2倍ほど掛かる計算になります。わかりやすい例だと、丹沢の鍋割山荘で提供される鍋焼きうどんは、1000円から1500円に値上がりしています(鍋焼きうどん指数)。

登山は庶民の娯楽ではなく、大正時代における高等遊民の遊びへと回帰するのではないかと言う声もある程です。

しかし、こんな値上がりし続ける時代でも登山を続けたい。下山後の道の駅で買うお土産や温泉も諦めたくない。ソースカツ丼は大盛で食べたい…。

今回紹介した節約術は、今までしていたちょっとした贅沢の穴埋めくらいにはなるのではないでしょうか。

VERYBLUE
VERYBLUE

他にもこんな節約術がある!!

と言う方は、コメント欄にお願い致します。ぜひ、記事に採用させていただきます。

コメント

  1. 登山に関するコスト、やっぱり交通費が大きいですね。
    節約で一般道メインって人もいますけど、死傷事故の発生率が約10倍違うので…自分はむしろ積極的に高速使います。燃費も良くなりますし。
    やってる工夫はガソリン代とETCを同じクレジットカードにしてポイント貯めつつ、ETCマイレージ。高速代5万円で5千円の還元はデカいです。

    コロナ以降、会社の飲み会が絶滅したので、トータルのキャッシュアウトは減ってる気がするんですよねぇ。。

    • コメントありがとうございます。
      ETCマイレージと言うのがあるんですね。自分は車を所有しておらず、疎いので初めて知りました。
      10%の還元率は良いですね。
      記載を追加させていただきます。

      自分も飲み会は、ほぼほぼ消滅しました。ただ、日々の生活費も増えている分、趣味に割けるお金ってやはり減ってしまいますね…。

タイトルとURLをコピーしました