東京都杉並区高円寺にある気象神社に行ってきました。
登山は天候が全てであります。雨の場合、山の難易度が上昇しますが、山頂でガスられると、その精神的なダメージは計り知れません。登山者にとって、山頂で晴れを掴むと言うのは、とても重要なことなのです。
その願いを叶えるため、日本で唯一、晴天祈願ができる神社に行ってきました。
気象神社
JR総武線の高円寺駅にやって来ました。
高円寺というと国語の教科書に載っていたねじめ正一の「高円寺純情商店街」で、小学生から知っていた地名です。まあ、高円寺について、それしか知りません。
以前は中央線ユーザでしたが、通過駅についてはよくわからないのです。
南口から歩いてすぐのところにあります。
東京では樹木がわっさーと生えている場所が見つかったら、そこが神社です。
埼玉県の大宮に総本本社がある氷川神社の一角にこじんまりと気象神社があります。
立派な狛犬も設置されていました。この時は20代の若い神社ガール3人組が参拝していました。
社務所で購入できる下駄の形をした絵馬に晴天祈願を書くようです。
そういえば昔、靴を飛ばして「明日天気になあれ!!!」とやりましたね。登山靴でやると表が出なそうなので難易度高いですね。それだけに山の天気は読みにくいということか(?)
旅行先、結婚式、雨男・雨女からの脱却などの願いが書かれていました。
山形県の庄内酒祭りの晴天祈願。ああ、月山とか鳥海山に行きたいなぁ。
社務所では気象神社御守とてるてる守りが500円で販売されています。気象神社御守はカードタイプなので財布に入れることが出来るようです。
御朱印は気象神社と氷川神社の2種類があります。
当然ですが、気象神社の御朱印を頂きました。「日本唯一」というフレーズがいいですね。八は何を意味しているんだろうか?
後日、ブログ読者の方に調べて戴きました。八意志兼命を意味しているらしいです。知恵の神様だそうです。確かに気象学はもっとも難しい分野ですからね…。
最後の気象神社の由緒を。
旧陸軍気象部の構内に昭和19年に造営。終戦により解散し、氷川神社に昭和23年9月18日に移設。新しい社殿を平成15年6月1日の気象記念日に竣工式。
元々は軍関係者が利用する神社だったようです。
参拝を終えて、高円寺の街を少しふらつきました。若手芸人に愛される場所として有名で、古着屋や安い飲食店が立ち並んでいます。
餃子フリークとしては、神社から徒歩1分の丸山餃子製作所をお薦めします。
前日に登山場所が決定できる場合はいいのですが、週、月単で前々から計画が必要な山では、天候運が必要です。
全国の雨男・雨女にお悩みの方、ここぞという勝負登山が控えている方、高円寺の気象神社を訪れてみてはいかがでしょうか。
登山における天気の記事
神頼みではなく、科学的なデータに基づく気象は上記の記事を参考にしてみて下さい。
気象神社(高円寺氷川神社)の場所
高円寺駅の南口から徒歩2分の場所にあります。
コメント