2022年10月に5泊6日でベトナム旅行に行ってきました。
早朝日本を出発して、ノイバイ空港に到着したのが13時過ぎだったので、ハノイ旧市街のホワンキエム湖周辺を散策しました。
最初のベトナムグルメは、エッグコーヒーとブンチャーの老舗を訪れています。
バンブーエアに乗ってベトナムのノイバイ空港へ
今回利用した飛行機会社はベトナムのバンブーエアで、往復で7万円ほど。コロナ後は、燃料費上がって航空券が高くなったなぁ…。それでも、海外の中では断然安い方。
ちなみに、乗客はベトナム人が大半だった。
6時間のフライトでハノイに到着。空から見た田園風景は、日本のそれと違って、区画がぐちゃっとしてる。
入国審査に1時間くらい並び、ムスっとした検査官(綺麗な女の人)に顔を見られるだけで無事に入国。
空港の両替屋で円からベトナムの通貨ドンに変える。ドンは桁が多くて、旅の最後まで計算が慣れなかった。
ローカルバスに乗ってハノイ旧市街へ
空港からは86番バスに乗って、ハノイ旧市街へ移動する。
空港の外に出ると湿度すごくて30度の気温。日本の梅雨が再来した気分になる。
出発前に運転手が料金を回収。料金は一律35000ドン(200円)。
激安だが、定刻に来ないし、スマートに行くならGrabを利用するといいだろう。高いけど。
「車線は見えてないの?」って感じの荒い運転で、40分ほどでハノイ旧市街に到着する。
バスの車窓から見ていたが、道路を走る原付・バイクの数がえげつない。
赤信号は止まれ、青信号は進め、歩行者優先、そんな日本の交通マナーの概念は一切通用しない。ベトナムに到着して、まず学ぶことは、絶え間なくバイクが流れる道路を横断するテクだろう。
最初は戸惑うが、いずれ慣れてくる。そこは、ドライバーと歩行者の妙な信頼関係があるようだ。
ホワンキエム湖の北側にあるホテルにまずはチェックイン。扉の開錠の具合が悪い点を除けば、快適なホテルだった。
1946年創業エッグコーヒー発祥のカフェ
荷物も下ろし、とりあえず一息つくためにやってきたのは、「カフェ・ジャーン・リューン(Cafe Giảng)」。1946年創業のエッグコーヒー発祥の店。
歌舞伎町にあるような薄暗い路地を抜けると、ちゃんとカフェスペースがある。ベトナムの座席はみんな低い。
とりあえず、エッグコーヒーのホットとアイスを注文。
味は飲むプリンという感じで、甘さが強いけど、コーヒーの苦味がしっかり効いている。決して、子供向けの味ではなく、美味しい。
ちなみに、横浜中華街にも店舗があることを知って、「スン…」という顔になった。
エッグコーヒーを飲んだ後は、ハノイ旧市街の中心地をぶらぶら。
フランス植民地時代の名残なのか、ハノイはカフェの数が異様に多い。まさにカフェ天国。
ホワンキエム湖は、ハノイ旧市街のシンボル的なスポット。
観光客がたくさんいるが、体操やエアロビをするおばさま方が音楽をガンガン流し踊っている。
前から急に「へい、ナイスシューズ!!」と話しかけられて、強制的に靴磨きされそうになったが、「NO,NO」と振り払った。観光客をターゲットにしているらしい。注意が必要だ。
歩道に自由に商品を並べるものだから、歩くスペースが全くない。街路樹にリュックを吊り下げて販売する光景には度肝を抜かれた。
アウトドアショップが至る所にあり、特にノースフェイスが目立つ。
工場からの横流し、あるいはパチモノがたくさん流通しているようだ。ゴアテックスのダウンなんて聞いたことないぞ。
お土産に買っていく、観光客が物色している。必要だったのでパッカブルザックを買ったが、明らかに正規品じゃなさそう。
ちなみに、値段はないので交渉が必要だが、本物の5分の1くらいでは買えるんじゃないかろうか。
暗くなってくると、バイクの交通量が一気に増えてきた。
この日だけで、日本で浴びる一生分のクラクションを聞いた気がする。
老舗ダックキムで食べるブンチャー
海外旅行の一食目は重要。ハノイの老舗「ダックキム」にやって来た。ハノイ発祥の料理「ブンチャー(米麺の肉つけ麺)」の老舗。
日本ではフォーくらいしか浸透してないから、初めて食べるベトナム料理だ。
専門店なので、注文と同時に自動的にこんもりと米麺が提供された。
とりあえず、ハノイビールで喉を潤す。現地で飲むビールはなんでも美味い。
草多すぎ、草生えるwww
レタス、シソ、ミント、謎ハーブがこんもり盛られている。ヤギが食べる量じゃないかね。
わずか数分でブンチャーのつけだれ提供される。
茶色に見えるのは、炭火焼きの豚バラ団子とスライス肉。器の底までたっぷり入っていて、下には青パパイヤのスライスが敷き詰められています。
同時に注文した蟹入り揚げ春巻き。ベトナム料理と言えば、生春巻きだけど、ハノイは揚げが主流らしい。蟹入りで期待したが、風味はまるで感じず肉感だけ。だけどパリッとして美味しい。ただ、量が多い…。
つけだれの味は、日本にはない味で表現しにくい。魚醬なので、醤油と比べるとクセがある。うどんのスープと比較すると甘みが強く、若干の酸味がある。
卓上のライム、ニンニク、鷹の爪で味変しつつ、米麺と草と絡めて食べる。
マイルドな味付け、炭火の肉団子の香ばしさで、最初は美味しかったが、だんだんと飽きてきてしまって残してしまった。
ちなみに、ブンチャーと揚げ春巻きのセットで10万ドン(570円程度)。
騒々しい金曜日のハノイ旧市街
お腹パンパンになり、旧市街を散策して、胃の中を減らす。
南国の木に電飾が付いて、街がキラキラしているので、テーマパークに来ている感じがする。
ハノイトレインストリートにやって来た。
鉄道路線上にカフェが並び、観光スポットだったが…元々、不法な営業で、さらに安全面のために閉鎖されていた。
国の経済発展していくと味わいある風景が、どんどん無くなっていくんだろうな。観光客が立ち入れないように警備員?警察?がガードしていた。
これも日本では見られない光景だが、店の中でペットが飼われている。そして、繋がられていないので、小型犬がそのへんをウロウロ歩いている。
表に出てこないからなのか、猫はあまり見かけない。
ちょっと歩いたので休憩。
「コンカフェ」はベトナム軍をコンセプトにしているチェーン店らしい。
モスグリーンを基調としていて、軍のキャンプにいるような体験ができる。
カフェの身近さは、日本より優れてると思う。
金曜日なので、中心街の道は封鎖されてナイトマーケットになっていた。
毒系ポケモンに転身したピカチュウが売っていた。
その他、ナルトやワンピースのフィギュアがたくさん売られていて、これも横流しの品なのかな。
飲食店が並ぶストリートはとてもじゃないけど歩けない程の人混み。
日本にはない活気が感じられる。後、若者がとても多い。
0時過ぎても賑わうハノイ旧市街。移動疲れもあり、ホテルに戻ってきてグッタリだった。
午後からのハノイ観光だったけど、日本では味わうことができない体験ばかり。翌日は世界遺産ハロン湾ツアーを申し込んだので、シャワーを浴びて眠りについた。
SIMカードを事前に買っておいたので、成田空港で切り替えれば、現地に到着すぐに使用できた。
コメント
veryBlueさん
お疲れ様です。ハノイですね^ ^海外旅行はガイドブックに無い場所、現地民の生活が見える所行くのも醍醐味ですね
食事の量は多そうですね。頼んだの置かれた瞬間草生えそうwww
ベトナムも活気はありそうですね。何かを失って何かを得られそうですね。良い意味でクラクションうるさそう
うたろうさん
初めてのハノイということもあり、ガイドブックに忠実にこなしていましたが、生活感の見える路地は良いですね。
日本が通り過ぎてきた風景を見れた気がしました。
食事は意外と量が多いですけど、ベトナムの人って痩せてるんですよ。不思議だ。。。