今回紹介するのは埼玉県秩父市にある「高砂ホルモン」。
秩父は街の象徴的な武甲山をはじめ、百名山の雲取山や両神山の便があり、標高1000m以下の山がたくさんある埼玉県の一大登山拠点の街です。登山者が下山したときに湧きおこる肉欲を満たしてくれる店です。
登山のグルメとは
「山で食べる食事は美味しい」
それは、全ての登山者が口を揃えて言う言葉。山を歩くエネルギーは、巨大な空腹に変わり、登山者に襲い掛かります。
「山を下りて食べる食事も美味しい」
「登山のグルメ」とは、お腹を空かせた登山者たちを幸福にしてくれるお店を紹介するコーナーです。
今回は第1回目ということで、本ブログに何度か登場し、反響をいただくことが多い埼玉県秩父市の高砂ホルモンです。
高砂ホルモン
秩父周辺の山の登山を終えて温泉に入ったら、迷わずに向かう店があります。それが高砂ホルモンです。
秩父には養豚場があり、新鮮なホルモンが卸されるそうです。
店内に入るとおばちゃんの「いらっしゃい」という大きな声と共に充満した煙がぶわっと襲ってきます。
換気なにそれ?
天井には煙の層が発生している店内。燻されて服が臭くなること間違いなし、着席すると同時に脱いで、ビニール袋に入れよう(もらえる)
大衆食堂のような簡易的な木のテーブルと椅子、中央には炭の焚かれた七輪が置かれます。
瓶ビールしかなく、グラスで乾杯というのが食堂的で良いです。
まずは、「盛り合わせ」を頼んでしまおう。
カシラ、シロ、タン、ハツ、レバー、ナンコツ、コブクロなどの部位が盛られます。単品で頼んでも400円前後と激安。盛り盛りです。
新鮮なホルモンが炭で焼かれ、美味しくないはずがありません。一口サイズなので、パクパク食べれます。
メニューは肉の他にキャベツとキュウリなどのおつまみ、ライスがあるくらいで他はなし!お酒も数種類と必要最小限です。
男5人でホルモンを無尽蔵に食べ続け、瓶ビールを開け続けたが、各人の支払いが4000円にも満たなかった。
安く美味しいというのは
静まり返った西武秩父駅。
秩父の夜は冷えるため、休憩所だけ人が密集している。レッドアロー号で都心に向かいながら、静かにもう一杯やるのもいいだろう。車内では、お静かに。
「これじゃ登山した意味がないじゃん」
いつものセリフを吐いて、家路に着くのでした。
食べるために登る山
武甲山は秩父のシンボル的な山です。
横瀬駅から縦走し、温泉に入ってから秩父駅へ。
1月下旬から2月上旬に咲く蝋梅(ロウバイ)が有名です。
秩父駅基点の山はたくさんあるので、秩父駅(お花畑駅)に寄ることがあれば、立ち寄ってみて下さい。
店舗情報
高砂ホルモン 御花畑
埼玉県秩父市東町30-3
営業時間:17:00~21:00(日曜営業)定休:火曜・木曜
高砂ホルモンお花畑駅前
埼玉県秩父市東町6-11
営業時間:17:00~21:00(日曜営業)
定休:月曜・木曜
2店舗あるので注意です。
どちらも徒歩圏内。「お花畑店」と「お花畑駅前店」はどちらも徒歩圏内です。
※事前予約必須
運がいいと開店から時間制で入店させてくれます。
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