
2016年3月26日
栃木県佐野市の三毳山に行ってきました。標高は229mです。
3月下旬からカタクリの花が見頃の時期を迎えることで有名です。群生地である「かたくりの里」では、木漏れ日の射す森の中で、明るい紫色に揺れるカタクリの花を一面に見ることが出来ます。
低山でありながら、万葉集に登場したりと歴史のある名山です。

「下野カルタ」にも詠まれている三毳山は、皆さんご存知でしょう。
三毳山と言うと地元栃木県民の自分は、子供の頃に何度か訪れたことがあります。自分が今まで歩いた山で最も低い山であり、登山を初めて全国各地を歩き渡った自分には、この山はどう映るのか気になるところでした。
三毳山のカタクリは国内でも有数の群生地。一足早い山の春を思う感じさせてくれる旅になりました。
三毳山について
地図

国道50号沿いにある道の駅みかもを出発。中岳~かたくりの周遊の路~青竜ヶ岳~かたくりの里で、三毳山を縦断するようなコースを歩きました。
かたくりの里からは一般道を歩き、再び道の駅みかもに戻りました。
地図:http://www.park-tochigi.com/mikamo/hiking
三毳山 ハイキング
東北自動車道で三毳山へ

渋谷で待ち合わせをし、毎度おなじみのたつ兄の車でスタートします。
女子メンバーは、ラブピンクさんとさみえもんの大小コンビです。

都内を出発して、三毳山までは1時間弱です。佐野サービスエリアからすぐなので大して時間は掛からないです。
公共交通機関でのアクセスは以下の方法があります。
- JR両毛線岩舟駅から約5.5km 東武日光線静和駅から約7.0km
- JR栃木駅南口から「ふれあいバス」岩舟線(東回り)で約30分(バス停:とちぎ花センター前)
- 新宿駅または王子駅、佐野アウトレット行きのバスから徒歩

利根川を越えたあたりで西の空を見ると煙が広範囲に立ち昇っていました。遂に栃木県と茨城県の抗争が勃発したのかと思いましたが違いました。
渡良瀬遊水地ヨシ焼でした。
カメラマンに人気のイベントらしいので、チェックしとけばよかったなと後悔。

佐野ICを降り、佐野市街地と反対側に進むと5分ほどで道の駅みかもに到着します。規模大きめの道の駅で、8時から営業しているので、お弁当を購入することも可能です。
佐野ICを降りて、栃木県南部の低山登山は太平山ぶりです。

佐野市のゆるきゃらと言えば、グランプリを獲得した「さのまる」ですが、道の駅は栃木氏なので「とち介」です。
大衆受けしそうなキャラクターです。ゆるキャラ® for チルドレン2016のグランプリを受賞している模様。

栃木県と言えばいちごです。
とちおとめをはじめ、いちごの出荷シーズンのため、登山中に食べるいちごを買っておくのが一つの戦略かと。
桜咲く三毳山公園


さて、道の駅で買い物を終えて、歩き始めます。陽気に併せて、桜が開花をしていました。入口から春色が始まっています。


三毳山にはカタクリの群生地が2か所あり、東口広場に近い「かたくりの路」と北にある「かたくりの里」です。
登山者としては二つのピークである中岳と青竜ヶ岳(三毳山の最高峰)を踏むコースを設計しました。ちなみに三毳山は栃木百名山に選ばれている山です。

駐車場からまず中岳を目指します。
各ポイントが100m単位で表示される親切設計です。


ミツバツツジが咲いており、枯れた山に活力を与えていました。花弁が大きく咲く花は良いですね。

並行して車道が走っていますが、登山道はしっかりとあります。

三毳山の名石がありました。
このように要所要所が記された看板が設置されています。石?見当たらなかったけど。

春の陽気で登り始めたら暑くて暑くて…。

登山道の途中に竹林がありました。
筍を必死に探しましたが、見つかりませんでした。
三毳山神社~富士見台~わくわくすべり台

三毳神社がありました。

振り返ると展望が良く、関東平野一帯を見渡せます。本州で一番平坦であることがわかります。
かつて、東北へと向かう旅人は、低いながら関東平野の端に位置する三毳山を1つの要所として捉えていたようです。

三毳神社は扉が閉まっていました。
行事があると解放されるのでしょうかね?桜の木が植えられており、後2週間したらお花見が出来るかなという感じでした。

分岐点に到着。
このまま中岳方面に進むルートが最短ですが、「わくわくすべり台」、「富士見台」というキーワードに心を動かされ、寄り道ルートへと進路を取ります。

車道を横切るようにハイキングコースが伸びています。

これも何か名前の付いた岩だった気がする…。

奥には中世ヨーロッパ風に疑問を感じる要塞がありました。どうやらこれが富士見台のようです。

展望写真がありました。
右端に見えるはずの富士山は見えませんでした。3月上旬ごろから霞が増すので、富士山を見るなら冬ですね。
ただ、関東平野の広大さは伝わります。

ご丁寧に撮影ポイントとしてカメラマークの看板が設置されています。

富士見台を降りると、2台の滑り台がありました。こちらが「わくわくすべり台」のようです。
山にすべり台があれば、滑り降りるのが登山者の心得。

冷たい!!!
ステンレス素材がまだ3月の空気に冷やされて冷たい!!!尚、ザックを背負っていると全然スピードが出ない模様。

さて、遊びを終えて中岳へと軌道修正を図ります。

ちなみに登山靴ではなく、スニーカーです。
日常履きはコンバースもしくはニューバランスしか履いていません。


ほぼ公園ですので、アスレチック要素がちょこちょこあります。子供連れでハイキングしている家族を結構見かけました。

三毳山七石シリーズのNo6がありました。1から一気に飛んだので、コースの各地にあるようです…。

どうやら、この岩が蝋燭岩のようでした。
う、うん。

途中にパラグライダーの滑走路で、斜面が開けている場所がありました。
飛び立とうとスタンバイしている状態のおじさんがいました。飛び立つのを待ってみることに。

7~8分待って、もう先に行こうかなと思ったところで、風が吹き、滑走開始。


関東平野に彼方へと気持ちよさそうに飛び立っていきました。

飛び立ったおじさんの行方は誰も知りません。

11時21分 中岳
パラグライダーの滑走ポイントより、少し歩いたところで中岳山頂に到着です。標高は210mで、展望は残念ながらありません。

山頂に朱色のヤマツツジが咲いていました。

中岳から下山をし、カタクリ周遊の路を目指します。

と、その前に東屋を見つけたのでランチタイムです。
ラブピンクさんお手製の桜の塩漬け付き玉子おむすび、たつ兄作の豚汁です。

道の駅みかもで自分が購入した「スカイベリー」を食べます。
スカイベリーとは…
「大きさ、美しさ、おいしさ」の全てが大空に届くような素晴らしいいちごという意味が込められており、本県にある百名山の一つ「皇海山」(すかいさん)にもちなんでいます。
1パック千円する高級品種の苺です。都内だともっとします。微妙な知名度の皇海山の名前が絡んでいるとは…。

海苔の代わりに玉子を巻くとは素晴らしいアイディアです。

スカイベリーは甘くて、ゼリーのような食感。一パックを4人で取り合いになりました。是非、道の駅で仕入れてみて下さい。


ランチを食べ終えて、「かたくりの園」と書かれた方へと向かいます。

下っていくと枯葉の積もる茶色の森の一部が緑に染まっている場所がありました。
森を紫色に染めるカタクリの群生地

お目当てのカタクリの群生地です。

10センチほどの花茎から3センチほどの紫色の花弁は、冬枯れする森を彩っていました。
太陽の当たる日中にしか咲かず、開花期間は10日間と、一年でもなかなか見ることが出来ない貴重な花です。

単調な色の雑木林を紫一面に染め上げていました。

カタクリの花を観察すると6枚の花弁を大きく反り返し、翼のように広げています。また、雄しべと雌しべを囲うように紋様が描かれています。

長い茎そして大きな花弁であるため、雑木林に風が流れると、群生全体が揺れ始める光景は、森の妖精と表現されるそのものでした。

木道にそって群生しており、観光客もたくさんいます。というより、登山者は1割未満でしょう。圧倒的アウェー。

ちなみにカタクリの撮影は難しく、木道と群生の距離が離れているため、望遠レンズがないと厳しいです。自分は250mmレンズを持っていきました。

北海道の大自然、アルプスの山岳地帯ではなく、身近な雑木林の中で見れる景色も遜色なく素晴らしいものがあります。


大砲みたいなごっついレンズを構えたカメラマンも多く見られました。さすが関東最大規模のカタクリの群生地です。

木々には葉もまだ芽吹いていない3月下旬です。
しかし、足元の地面から徐々に季節が移り変わり初めて行くのだと再確認しました。森の奥の奥の方までびっしりと花が咲いています。

カタクリの花言葉に「初恋」があり、由来は花が俯いて咲いている姿が、恋をして恥じらって顔を隠す乙女の姿なのだとか。

確かにすべての花が下を向いていました。
いやむしろ、恋をして、よからぬ妄想をして、前かがみになっている男子の姿なのかもしれません。
最低か。

ちなみにカタクリの園へは東口広場から最短で来ることができます。
三毳山の最高峰である青竜ヶ岳へ

さて、たつ兄が「もうカタクリも見れたし満足だべ?もう戻って飯でも食いに行こうぜ」と甘ったれたことを言い始めたので、渇を入れて山頂である青竜ヶ岳を目指し、再び登ります。

途中に道祖神がありました。少しアレな形をしていました。

三毳山の名石シリーズNo4がありました。
花籠石は僧がお経を唱えたと言われた岩。

ここなんだろうか。

フラットな尾根道をすいすいと歩いて行きます。

13時8分 青竜ヶ岳(三毳山最高峰)
栃木百名山の看板が無残にも両サイド欠けていました。「毳」だけが残っており、なんだか髪の毛にご利益がありそうな感じです。
「けば」や「むくげ」などの訓読みがありますが、三毳山以外で見たことがないな…。

青がマジックで書き足されていました。なぜ…。山頂の隣にアンテナが建っているので、電線がナチュラルに映り込んでしまいます。
「229」ということでうるう年に登ると良さそうな標高ですね(てきとう)

西側の展望が開けており、日光連山から赤城山まで見ることが出来ました。真下は東北自動車道で、佐野サービスエリアがあります。
ちなみに関東百名山というカテゴリーに選定されています。歴史的に文化的に見ても格の高い山名なのですね。

登山客が密集しているので、カタクリの里へと下山を開始。

カタクリの里は害獣対策なのかフェンスの中に囲われていました。
花見客で賑わいを見せるカタクリの里

三毳山のメイン会場はこちらのカタクリの里で多くの観光客で溢れていました。こちらは歩道の両側にびっしりとカタクリが群生しています。

丸まったカタクリの花は飴のようで美味しそうです。
花の形、花の開き方がどれも違っているので、観察すると楽しいです。

フィンランド土産のムーミンを添えてみました。

感覚的にカタクリの園よりカタクリの里の方が全体的に花が大きかった印象です。

カタクリ越しに人物撮影をできるポイントがありました。
森の妖精風な撮影が可能です。


カタクリ撮影のため、体を屈め過ぎて、地面にへたり込んでしまったラブピンクさん。

早春の花の一つをまた見ることが出来て良かったです。
三毳山以外にも神奈川県の城山で見ることが出来ます。高尾山のハイキングに併せて行ってみようかなと画策中です。群生では日本一である秋田県仙北市のカタクリも見てみたいですが、なにせ遠い…。

木々の影がカタクリの群生に線を描いています。

カタクリの里を後にしました。

入口にはコンサートステージがあり、カタクリ祭りに併せて、絵画展に加えて、コンサートが行われていました。

帰り際にもう一つ。
泥地に水芭蕉がぽつぽつを花を咲かせていました。


尾瀬や高山帯に5月下旬ごろから咲くのは見たことがありましたが、3月から咲いているのを見るのは初めてでした。

三毳山の縦走を終えて、元の駐車場である道の駅みかもを目指します。

途中、東口広場の正面にあるいわふねフルーツパークに立ち寄りました。そこで見つけた逸品をご紹介。

とちおとめジェラートです。
注文してからとちおとめを投入し、ぐにぐにと潰しながらジェラートに練り込んでくれます。

バニラといちごの相性は言わずもがなで、もし立ち寄ることがあったら、食べて戴きたいです。やはり、栃木と言えば餃子の次に苺です。

みかも山公園はフラワートレインが走っており、各所への移動を手助けしてくれます。登山をしないでも移動できます。


河津桜が咲いていました。
2月下旬から3月下旬に見頃を迎えますが、この時もまだ咲いていました。一般的なソメイヨシノより、色が濃いので見栄えがとても良いです。

フラワートレインに乗って帰ろうかと検討したところ、微妙な距離に500円くらいかかるので歩いて帰りことになりました。半周するのだったら乗ったかもしれません。

駐車場に戻ってゴール。
5時間30分を掛けたのんびり登山、というよりハイキングでした。
下山後は佐野ラーメンを食す

佐野市ということで本日の食事は佐野ラーメンです。

ラブピンクさんチョイスの佐野市街地からだいぶ離れた「おぐら屋」に立ち寄りました。

宇都宮が餃子の街ということで有名ですが、佐野でもラーメン屋に餃子メニューは大体あります。
おぐら屋の餃子は通常の餃子の1.5倍はあります。白菜多めでサッパリしながらジューシーでした。ラーメン屋で餃子を頼まないなんて考えられない。

チャーシュー麺(750円)。
ラーメン(577円)に対して、何という値段の安さなのでしょう。佐野ラーメンはあっさりのイメージですが、麺はボリュームがあり、ガッツリと肉感も味わえるコストパフォーマンス抜群なラーメンです。
お腹を満たし、ハイキングの程よい疲れを連れて、東京へと帰りました。
三毳山登山を終えて

カタクリの花言葉に「寂しさに耐える」というものがあります。
三毳山のカタクリの花は、これだけ咲いていたら、寂しさもないだろうと突っ込みたくなるほどの群生でした。冬の間に根を張り、早春に花を咲かせて、陰のある森の中で太陽の光を一心に浴びようする生命力に溢れた花でした。

三毳山はカタクリの花以外にもツツジ、桜、水芭蕉など様々な春の花が一同に介しており、見どころがたくさんあります。三毳山はコースが充実しており、お手軽に歩くことが出来る山です。登山をしない人を誘う機会となる山です。お弁当を持参して、のんびり歩いてみて下さい。
10日間という短い開花期間なので、カタクリを目的に三毳山を訪れるのであれば必ず開花情報をチェックしてから出かけて下さい。
コメント
三毳山にも出没してたんですね。(^^)
自分も3回、登ってるというか、歩いてます。(^_^;)
でもカタクリの花の時に行ったことないので、すごい綺麗ぽいし是非行ってみようと思いました。
そして栃木といえば、やっぱり苺ですよね〜(o^^o)
自分も道の駅みかもで買って食べた苺が◯◯年間生きてきた中で1番美味しかったと断言できます。
確か、とちおとめで、形がいびつだったのだけど真っ赤っかで超甘かった。
佐野は何となく空が広く感じられる好きな街です。
あの辺りの低い山?丘?(^_^;)には、あちこちウロついてるから、どっかで会ったらリュックにでもサインお願いします!(^^)
>ユメミンさん
コメントが遅れ申し訳ありません。
地元である栃木の三毳山は身近な存在ですが、なかなか登りに行けませんでした。
実現して、尚且つ素晴らしい時期に行くことが出来ました。
親戚がイチゴ農家をやっていたので、春先に大量にもらっていました。食べきれないのでジャムにして保存するとき、家じゅうが甘ったるい匂いになっていました。
足利行道山に行きたいと思っているのでサインの練習をしておきます。
ども!三毳山は自宅から30分くらいなのでちょくちょく足を運んでますよ!veryblueさん達が訪れた3日後に去年は行きました。近いけどカタクリの群生をピークの時期に見たのはやはり去年が初めてです!この時期になるとザゼンソウも一部に咲いています。とても珍しいですよ。福寿草もそろそろかな。ハングライダーの所で筑波山と朝日を眺めながら朝食をすることもあります。とてもいい里山だと思います。
余談ですが、昨日丹沢最高峰蛭ヶ岳に日帰りで登りました。大倉らかピストンでしたが、メチャクチャ大変でした。是非泊りで行きたい所ですね。
>bambootakatomoさん
ども!
三毳山はいいですねぇ。
自分は都内に仕事がなければ、栃木南部あたりに住んで、週末はのんびりと山にでかけたいです。
佐野ラーメンが大好きです。
福寿草も見てみたいのですが、なかなか予定が合いません。いくつか見たい山はあるのですが。
丹沢の蛭ヶ岳はいまだに登ったことないんですよねぇ。いつかは登りたい思いつつ…。
新緑の季節に小屋泊して登りに行こうかなと考えています!
very blueさん!暖かくなったら、一回ご一緒しましょう!車は出しますよ!
関東甲信越近辺ならいけます!平日に休みとって頂かなくてはなりませんが。よろしくお願いいたします。
>bambootakatomoさん
コメントありがとうございます。
自分は4月以降に異動などがあるかと思うので、落ち着いて休みが取れるようになればご一緒させてください。
久々にコメントします。
ご無沙汰の間にブログも山専用にしました。
花のある山って魅力的ですよね!
私も今年はまだ低山にしか行っていませんが…
そろそろ登り応えのある山を欲しています。
良かったら私の新しいブログにも顔を出してください♪
>目黒武史さん
過去のリンクが切れていたので、あれー?と思いましたが、新規ブログを立ち上げていたのですね。
是非、拝見させていただきます。
徐々に暖かくなっていけば活動範囲も広がりますね!
レポートを楽しみにしております。
失礼いたしました。
もう記事に一貫性を持たせるために新規立ち上げです。
もし良ければリンクの仲間入りさせてください★
4月後半ぐらいからまた山に登れればと思っています!
>目黒武史さん
相互リンクの件了解しました。
テーマを一本に絞ると集客もしやすいですしね。
4月からの活躍をお待ちしております。
こんにちは。久しぶりの投稿です。
先日3/19に「カタクリの里」に行ってきました。少し早すぎたようでカタクリはまだまだでしたが、アズマイチゲが見事でした。実はこの時の下調べが今一で、「カタクリの園」を知らずに行ってしまいました。「~の里」と「~の園」どちらが見ごたえがあるんでしょうか?ちなみに公式マップには載ってないようですが、北側の駐車場(500円)から「~の里」は5分ほどでした。ちょうど今が見ごろのようで、また行ってみるかなーって悩んでおります。
>z6hk1さん
コメントありがとうございます。
三毳山のカタクリに行かれたのですねー。カタクリの里と園でややこしいですよね。里が佐野市、園が栃木市の管轄の事情だと思います。
メインは里の方だと思います。園の方は距離があり過ぎるので、花が遠くにある感じです。密度は園の方が良かったような気がします。
記事内にも書いていますが、園のある駐車場近くにあるいわふねフルーツパークのいちごジェラート美味しいです。
この記事を楽しく読ませていただいた者としては非常に書きずらいんですが、
三毳山という名前は明治時代につけられた名前なんです。
それまでは「大田和(おおだわ)山」「三顔(みかほ)山}って名前だったんです。
また、ヤマトタル云々も、この山の神社の祭神が明治時代にヤマトタルに代えられた後に作られた物なんです。
江戸時代のこの神社の祭神は「大田和神」だったんです。
お客さんにとって三毳山は、栃木の山ととらえられてんですか?それとも佐野の山ととらえられてるんてすか?
「三毳山は栃木の山である」と信じてる栃木市出身の私としては、その辺とても気になるんですが。
三毳山の毳を「かも」と読む読み方は、中国語にも日本語にも無いんです。
毳を「かも」と読む読み方は、万葉集の和歌のお尻の「~かも」に毳の字を当てる例しかないんです。
>八島守さん
コメントありがとうございます。
個人的な都合により、ブログの更新が滞り返信が遅くなります。
三毳山についての解説ありがとうございます。
私個人としては調査の時間が取れず、断片的に得た情報しか載せれないためありがとうございます。