2023年6月2日に発生した台風豪雨の影響で、南アルプス南部の聖岳・光岳の登山口「易老渡」に通じる芝沢ゲート付近で土砂崩れが発生して、現在は通行止めのようです。
また、静岡県側にある畑薙ダムの茶臼岳登山口が崩壊しているようです。
芝沢ゲート付近で土砂崩れ
遠山観光協会のHPにてアナウンスがあったようです。
登山 芝沢ゲート手前大野付近で通行止
信州遠山郷の道路情報
現地で確認した方のレポートです。徒歩でも通行できない状況のようです。
芝沢ゲート～易老渡は、以前も台風で通行止めになっていて、ようやく徒歩での通行ができる状況に復旧していました。
徒歩通行不可
・現在は、芝沢ゲートまで通行できますが、ゲートから奥は6月2日からの大雨により市道等が被災したため、当分の間、全面通行止めです。
・歩行者の安全確保ができないため、歩行での通行もご遠慮ください。
https://www.city.iida.lg.jp/soshiki/171/20230607.html?fbclid=IwAR2L1bLEuiT-gQ9MnggrUCgtPoaTx6OcGG_wRPpecs71ixMbkQ3hlDK4uk0
飯田市のホームページに掲載されています。
芝沢ゲート～易老渡間の徒歩通行は不可能なようです。今後、復旧する可能性があるので、最新情報のチェックが必要です。
タクシー運行中止(令和5年度)
本年度、運行を予定しておりましたが、６月２、３日の大雨の影響で 土砂崩落・道路欠損 が著しく令和５年度の 運行は中止となりました。（2023・6/7）
https://tohyamago.com/wp/mt_taxi23/
また、道の駅～易老渡間はタクシーが運行する予定でしたが、2023年(令和5年)は運行中止となったようです。
茶臼岳登山道が崩壊
静岡県側の畑薙ダムにある茶臼岳登山道が崩壊し、通行できないようです。
詳細はこれから調査が入るようですが、その他の登山道も崩壊がある箇所があるかもしれません。
【6/17更新】茶臼岳登山道が復旧
復旧に向けて作業が実施されたようです。
南アルプス南部は台風豪雨に弱い
芝沢ゲート、畑薙ダムの両面で通行不可となると、特に光岳は陸の孤島状態の状況です。
本格的に南アルプスシーズンに入る中、これは痛恨の一撃ですね。
南アルプスの深南部はアクセスが不便で、コースタイムが長いと玄人向き、そして台風豪雨に弱く、通行止めが発生しやすいエリアです。
「易老渡まで車で入れた時に聖岳と光岳に登っておけば…」と思っている人は多いはず。そう、私です。
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