2014年5月5日
ゴールデンウィークに宮崎県の高千穂峡と天岩戸神社に行ってきました。
高千穂峡は、九州で人気の観光地の一つです。美しい清流をハイキングできる自然観光地、日本神話の舞台となった神社を巡る歴史・文化観光地の2面を楽しむことができます。
なかなか、混雑していましたが、主要な観光地を午前中だけで回ることができました。
宮崎県神話の街「高千穂」を観光する
前日、熊本県の阿蘇に宿泊していたので、レンタカーで宮崎県の高千穂に移動します。
ちなみに、前日は大分県の九重山を登山していて、本来であれば、この日の午前中は阿蘇山を登る予定でした。しかし、天気が雨になったので、高千穂観光に切り替えています。
熊本県はあらゆる場所で、くまモンを見かけます。まさか、巨大な藁で作られたくまモンがいるとは…。
阿蘇から移動すること1時間で、宮崎県の高千穂町に入りました。
ものすごいインパクトの顔面石像がある「道の駅高千穂」に立ち寄りました。
この顔面は「天鈿女命」で、日本書紀に登場する人物らしい。日本最古の踊り子だとか。
人々を笑いに誘ったらしいけど、石像は雨にぬれて、ただならぬ恐怖を与えてきました。
道の駅では高千穂で採れた野菜など名産品が売っていました。
高千穂町は宮崎県の北端にある九州山地に囲まれた町です。
高千穂鉄道高千穂線という電車が通っていましたが、台風の影響を受け2008年に廃止になりました。公共交通機関ではかなりアクセス難です。
電柱の「五ヶ瀬ハイランドスキー場」は日本で一番南にあるゲレンデです。CMがドラマ仕立てで有名です。
宮崎県一の景勝地~高千穂峡
九州でも有数の観光地であるため、高千穂峡に一番近い駐車場には停められませんでした。
歩いて20分ほどかかる駐車場に停めました。
高千穂峡は阿蘇の溶岩が侵食してできたV字谷。
新緑が美しい道ですが、階段の上り下りが容赦ない道です。
流れが緩やかな場所ではボートが楽しめます。
高千穂峡といえばこの風景。
滝が打つ渓谷と暗く影を落とした緑が美しい。
展望スポットは多くの人が撮影していました。
ここまで来たらやはりボートに乗りたいですね。
高千穂峡といえばボートですが、ゴールデンウィークのこの日はなんと4時間半待ちでした。ディズニーランドの人気アトラクションに匹敵する待ち時間。
ということで断念しました。
ところどころに流れる滝を鑑賞し、写真の撮れ高をあげていきましょう。
苔を楽しむ。
お土産屋は全国から集まる観光客でごった返しています。
宮崎発のジュース「Skall(スコール)」マンゴー味が売っていました。
緑のラベルのスコールは関東のコンビニでも売っているのを見かけます。
日向夏(ひゅうがなつ)ドリンク。
お昼はお食事処「千穂の家」で食べました。
宮崎といえば!
ということで、「チキン南蛮定食」を注文しました。
サイドメニューの高千穂牛の焼肉も注文しました。
脂がペイズリー柄のように美しい。
鉄板の上で炙るように焼きます。
神々の里高千穂、豊かな水と草で育った高千穂牛は神の味がした。
そして、チキン南蛮定食。
たっぷりのタルタルソースが嬉しい。
本場というには宮崎のだいぶ外れだけれど、非常に美味しかったです。これを食べたらや○い軒のは食べられなくなるな。
落差17mある「真名井の滝」
あそこから滝を眺めたら迫力がありそうだな。
紅葉する秋も素晴らしい景色が約束されているに違いない。
高千穂峡はいずれ最盛期を避けて訪れたい場所です。ボートに乗りたいので。
高千穂神社
高千穂峡を後にして、高千穂神社にやってきました。
緑の濃い神社でした。
高千穂峡で結構歩いたので、登りがつらい。
この旅、初めての参拝です。
すいません、神社についての知識が全くないため語ることができませんけど。
交通祈願のお守りを購入しました。
高千穂神社の狛犬。
高千穂の産直
途中、がまだぜ市場という農畜産物直売所に寄り道。
高千穂牛が食べられるレストランがあります。
この直売所で目を疑う商品が売られていました。
「はちのこ」です。
すすめばちの幼虫です。ジップロックに入れられ、冷凍で売られているとは…。宮崎県の北部では、そうめんに入れて食べるらしいです。
成虫も。
結構なお値段しますね。食べる勇気はちょっと無いかもしれない。
蜂の巣もそのままの状態で売られていました。
きんかん詰め放題!
天岩戸神社(天安河原)
高千穂峡から天岩戸神社に移動しました。
混雑しているようで、離れた場所からシャトルバスに乗って移動しました。
天岩戸神社は東宮と西宮に別れています。本宮は西宮なので、まずは東宮から。
道の駅にもあった、天細女命の像が入口ありました。
ちなみにからくり仕掛けになっていて、くるくる回ったり部分的に稼動していました。
境内にはアヤメが咲いていました。
西宮に移動します。
若干、急ぎ足での観光だったので、神社はさらっと参拝しました。
日本神話に登場する天照大御神を岩戸から出す対策を練るために神々が集まったという天安河原(あまやすのかわら)へ。
現在ではパワースポットとして、若年層の観光客も増えているのだとか。
遊歩道を10分少々歩きます。
午前中は薄曇の天気でしたが、新緑がとても爽やかです。
渓流沿いの道を奥へ奥へと進みます。
終着点。
巨大な洞窟の中に鳥居がぽつんとあり、奥の祠には八百万の神が祭られています。
積み石が無数にあり不気味です。
青森県の恐山のような不気味さがあります。しかし、これは「積み上げると願いが叶う」というジンクスを秘め、戦後に生まれた風習なんだとか。
洞窟の中でうろちょろしているとがんがん観光客がやってきます。高千穂峡と基本的にはセットで見に来るのでしょう。
日本神話の文化的と高千穂の奥深い自然の二つが楽しめる観光地でした。
後日、高千穂の天井である祖母山に登っています。興味があればご覧下さい。
というわけで、午前中に高千穂を弾丸観光し、再び阿蘇に舞い戻るのでした。
なんの知識も提供できませんでしたけど、お楽しみいただけましたでしょうか。いずれ足腰が悪くなって登山から離れたら、知識を持ってバスツアーなんかで高千穂をゆっくり観光したいです。
コメント
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