![切込湖](https://live.staticflickr.com/8389/8533299545_56627c6243_c.jpg)
2013年2月2日
栃木県の奥日光にある切込湖・刈込湖に行ってきました。
湯元温泉からスノーシューやワカンで歩いて1時間弱、日光の観光地からは切り離されて、まさに秘境と言った場所です。真冬には完全に凍り付いている状態の湖を見ることが出来ます。
湯元温泉ではスノーシューのレンタルをしているので、装備を持っていなくても楽しめます。
![切込湖](https://live.staticflickr.com/8384/8534406570_3da159cc37_c.jpg)
日光には有名な戦場ヶ原以外にもスノーシューをレンタルして歩けることを、栃木在住の登山仲間の方が教えてもらいました。
今回はその方から招待を頂き、冬の奥日光を旅してきました。
切込湖・刈込湖について
地図
![切込湖・刈込湖の地図](https://live.staticflickr.com/65535/52215686214_c02f4bb007_c.jpg)
切込湖・刈込湖 スノーシュートレッキング
東武線に乗って、奥日光の湯元温泉へ
![浅草駅](https://live.staticflickr.com/8085/8534407810_8d73d67fcd_c.jpg)
日光を目指すため、集合は東武線始発の浅草駅です。
浅草橋の向こうにはスカイツリーが見え、てっぺんは雲に隠れていました。
![奥日光_04](https://live.staticflickr.com/8237/8534407774_3007cb2e6e_c.jpg)
![奥日光_05](https://live.staticflickr.com/8524/8534407740_5d5335df3a_c.jpg)
真冬にもかかわらず東武日光線は盛況でした。
紅葉シーズンよりはマシですが、座席は全部埋まっている感じです。
![奥日光_06](https://live.staticflickr.com/8370/8533299361_cbd6146f29_c.jpg)
小学生のスキー遠足みたいな団体も乗っていて大盛況です。
![奥日光_07](https://live.staticflickr.com/8379/8533299289_ed7f946364_c.jpg)
東武日光駅で栃木在住の毎度お馴染みのたち君と正月から初の日出登山をご一緒したひでさんに迎えにきてもらい、車2台の合計6人で奥日光の湯元温泉を目指します。
![奥日光_08](https://live.staticflickr.com/8109/8533299269_35d8ee9e57_c.jpg)
いろは坂を車でひた走り、中禅寺湖の向こうには去年の年末に登った社山(しゃざん)が見えました。
![奥日光_09](https://live.staticflickr.com/8249/8533299229_f6f2115d8d_c.jpg)
東武日光駅から車で45分程で、奥日光の湯元に到着しました。
![山のレストハウス](https://live.staticflickr.com/8521/8533297123_966b59abbd_c.jpg)
スノーシューは誰も持っていないので全員レンタルします。
無料駐車場から歩いて、湯元スキー場のレンタルショップ「山のレストハウス」でスノーシューを借ります。
![奥日光_11](https://live.staticflickr.com/8225/8534407550_6b6cbdf6bf_c.jpg)
確か代金はスノーシュー+ストックで1700円くらいだったかな?
ストック代が200円なので、あれば持ってきたほうがいいです。
![奥日光_12](https://live.staticflickr.com/8236/8534407548_2d801867ce_c.jpg)
湯元市街地を歩き、登山口を目指します。
![奥日光_13](https://live.staticflickr.com/8514/8534407496_49f1bea001_c.jpg)
温泉が湧き出る場所を通り抜けます。硫黄の臭いが強烈です。
湯元温泉の奥からスノーシュートレッキングを開始
![奥日光_14](https://live.staticflickr.com/8238/8533299021_8659d95481_c.jpg)
ゲートがあるのでここでスノーシューを装着します。
ひでさん以外みんな初めてのスノーシューなので取り付けに一苦労。ちなみにスニーカーでは駄目で、登山靴を持参しましょう。
今回のコースです。
基本的には湯元から林道のコースを進みます。地図だと夏道を記載しているので、ルートの位置はズレます。
![奥日光_16](https://live.staticflickr.com/8510/8533298889_eb4ddb8ae4_c.jpg)
慣れないスノーシュー最初は覚束ない感じでしたけど、徐々に使いこなせるようになってきます。
![奥日光_17](https://live.staticflickr.com/8506/8534407338_59d6da0e06_c.jpg)
細かいアップダウンはありますが、基本的には平坦で歩きやすいです。
![奥日光_18](https://live.staticflickr.com/8390/8533298771_1a1246776e_c.jpg)
「山と高原の地図」では、夏道のルートなので若干の誤差があります。
でも、トレースが基本的にはあるはずなので、足跡に沿って行けば迷うことはありません。
![奥日光_19](https://live.staticflickr.com/8383/8533298735_23bf35d869_c.jpg)
おっ!もう着いたのかなと思ったら違いました。蓼ノ湖(たてのこ)です。
![奥日光_20](https://live.staticflickr.com/8381/8533298709_7784f60dda_c.jpg)
小峠と呼ばれる中間地点までは結構急な坂道でした。
![奥日光_21](https://live.staticflickr.com/8367/8534407090_153d96003e_c.jpg)
東京はスカイツリーが雲に覆われるほどだったのに日光は晴れてました。
![奥日光_22](https://live.staticflickr.com/8090/8534407038_a1d18a37f0_c.jpg)
暑くてみんな上着を脱ぎます。
歩いていれば、半袖でもいいくらいです。
![奥日光_23](https://live.staticflickr.com/8239/8534405586_ea78c24985_c.jpg)
進むにつれてどんどん雪の高さが増していきます。
![奥日光_24](https://live.staticflickr.com/8365/8534406980_6c5013c5c5_c.jpg)
![奥日光_25](https://live.staticflickr.com/8249/8533298511_7ebd258775_c.jpg)
転ぶペチーノさん。
![奥日光_26](https://live.staticflickr.com/8248/8533298439_20fbfdb6d4_c.jpg)
のんびりスノーシューで雪の上を歩き、1時間半ほどで広大なスペースに到着しました。
![奥日光_27](https://live.staticflickr.com/8241/8534406780_c6323dd33f_c.jpg)
11時に湯元を出発し、12時45分に切込湖・刈込湖に到着です。
手前が刈込湖で、奥が切込湖です。湖は凍り付きその上に雪があるので、境界線がわかりません。
![奥日光_28](https://live.staticflickr.com/8242/8534406760_652ab1e5cf_c.jpg)
と、そこに突然!青鬼が現れた!!
青鬼「勤務時間は過ぎてるけど、タイムカード押して仕事してもらうぜッ!!!」
![奥日光_29](https://live.staticflickr.com/8385/8534405548_a4c589e1e0_c.jpg)
そこに赤鬼が現れた!
赤鬼「定時なんで帰りまーす。帰ってニコ動見るんでー。」
![奥日光_30](https://live.staticflickr.com/8365/8534406730_8326506982_c.jpg)
青鬼「乾杯はとりあえずビールで!」
赤鬼「あ、俺ビール苦手なんで、カシスオレンジでお願いしまーす。」
![](https://live.staticflickr.com/8513/8535948037_d91b73a7d2_c.jpg)
以上、節分なのでやってみました。
![奥日光_31](https://live.staticflickr.com/8092/8534406672_f30755f410_c.jpg)
刈込湖におっかなびっくり氷の上に乗ってみました。
これがアメリカ映画なら、どっちがより遠くまで行けるかって勝負になるんですけど、そんな馬鹿なのは自分しかいませんでした。
![奥日光_32](https://live.staticflickr.com/8228/8534406650_5fcb690e99_c.jpg)
ひでさんがお昼に宇都宮餃子で有名なみんみんの餃子を焼いてくれました。
![宇都宮みんみん](https://live.staticflickr.com/8233/8537069630_c6d4b039af_c.jpg)
蓋を忘れて仕方なくパッケージを被せる。
![奥日光_33](https://live.staticflickr.com/8373/8533298199_143f35208d_c.jpg)
誰もいない広大で静寂のスノーリゾートを貸切で楽しみました。
![奥日光_35](https://live.staticflickr.com/8519/8533296967_e732abc47e_c.jpg)
自分のお株の逆立ちを今年から体育教師として働く子に奪われてしまいました。
![奥日光_36](https://live.staticflickr.com/8515/8534406526_1e59cd9892_c.jpg)
だいぶ長居しすぎて、徐々に風に加えてみぞれが降ってきたので退散します。
![奥日光_37](https://live.staticflickr.com/8105/8533298041_285da90fb0_c.jpg)
深雪の上をずんずん歩けるスノーシューいいですねー。欲しくなっちゃいます。
途中、結構な人とすれ違いました。あまり切込湖・刈込湖まで行く人は少ないようで、途中の蓼ノ湖までの人が多いようです。
![奥日光_38](https://live.staticflickr.com/8227/8533298013_df5a97c2cc_c.jpg)
ツアーの人たちがヒップそりで遊んでいたので、ビニール袋を腰に巻きつけて真似して遊んだりしました。
![奥日光_39](https://live.staticflickr.com/8252/8533297981_14167c63b8_c.jpg)
そんなわけで同じ道を辿り、湯元まで戻ってきました。
冷え切った体を温泉で温め、雪まつりを見学する
![奥日光_40](https://live.staticflickr.com/8238/8533297891_b89d39cb4f_c.jpg)
レンタルしたスノーシューを帰すとすっかり暗くなりました。
名前忘れたのですけれど旅館の日帰り温泉で汗を流しました。日光湯元の温泉は硫黄成分がとても強いので覚悟してください。
硫黄の臭いは翌日まで体に残り、着ていた登山服にまで臭いが残ります。
奥鬼怒温泉郷と同じ源泉なので、前回も体をぷんぷん臭わせながら帰りました。
![奥日光_41](https://live.staticflickr.com/8514/8533297875_1ae076664a_c.jpg)
![奥日光_44](https://live.staticflickr.com/8525/8533297769_d75d1d376d_c.jpg)
そして、湯元では雪祭りを開催していて、温泉からあがるとちょうど点灯が始まっていました。2月中の開催みたいです。
![奥日光_42](https://live.staticflickr.com/8368/8534406302_7a3927f7dc_c.jpg)
![奥日光_43](https://live.staticflickr.com/8248/8534406286_09abeb2f26_c.jpg)
![奥日光_46](https://live.staticflickr.com/8506/8534406176_8469028197_c.jpg)
雪でできた小さな鎌倉の中に電球が入っていて、赤、黄色、紫、青と何色かのパターンを2~3分間隔で切り替えてました。
下調べをして見に来たわけではないので、こんなイベントに巡りあえて非常にラッキーでした。
こんなイベントがある2月を選んでくるとお得です!
![奥日光_45](https://live.staticflickr.com/8240/8533297739_51e873854a_c.jpg)
中央には蛇がまき付いたスカイツリーがでかでかとありました。
てっぺんが溶けないように発砲スチロールで作られていたのはここだけの秘密です。
![奥日光_47](https://live.staticflickr.com/8100/8533297683_c9a4288537_c.jpg)
![奥日光_48](https://live.staticflickr.com/8529/8534406082_4e09608ec2_c.jpg)
![奥日光_49](https://live.staticflickr.com/8379/8533297591_b2c23f7afe_c.jpg)
イベントはそれだけではなく、氷の彫刻イベントも別の会場でやっていました。
入り口には綺麗な緑の光線を木に照らして蛍を表現しているイルミネーションがありました。
![奥日光_50](https://live.staticflickr.com/8230/8534406028_105e7dc4a1_c.jpg)
メイン会場には大きな鎌倉がいっぱいあり、その中に作品が展示されていました。
![奥日光_51](https://live.staticflickr.com/8514/8533296955_da057163ea_c.jpg)
![奥日光_52](https://live.staticflickr.com/8229/8534406014_13f93932a9_c.jpg)
![奥日光_53](https://live.staticflickr.com/8376/8533297497_bcff12d770_c.jpg)
中二精神をくすぐられる感覚はなんでしょう。
![奥日光_54](https://live.staticflickr.com/8386/8533297463_6e849851bd_c.jpg)
![奥日光_55](https://live.staticflickr.com/8232/8533297387_beed322c79_c.jpg)
冬の間に二日しかやらない湯の湖花火大会もこの日に開催だったのですが、さすがに横浜から来ている人もいるので、それは見ずに帰りました。
というか泊まれば本当に都合が良かったのです。これは次の記事の伏線になっていたりします。
![奥日光_56](https://live.staticflickr.com/8244/8533297369_5bce9d9142_c.jpg)
帰りは東武日光駅ではなく、日光道で宇都宮市街地まで戻りました。
そう、今日この日の打ち上げをするためです。
![宇都宮みんみん](https://live.staticflickr.com/8085/8534405816_a1d143ddfc_c.jpg)
宇都宮といえばご存知餃子ですね。というか本日2度目の登場ですね。
宇都宮を代表する餃子の店「みんみん」。宇都宮駅前にも出展していますが、常に混雑しているので駅東から少し離れたところにあるみんみんです。
![宇都宮みんみん](https://live.staticflickr.com/8516/8533297283_194a4e7bf5_c.jpg)
昔は、イトーヨーカドーがあったので何度かこの店には来たことがあります。10数年ぶりかな…。
![宇都宮みんみん](https://live.staticflickr.com/8250/8533297211_c7f29a3334_c.jpg)
焼き餃子10皿、水餃子3皿、揚げ餃子3皿頼みました。圧巻ですね。
![宇都宮みんみん](https://live.staticflickr.com/8111/8534405702_439f006347_c.jpg)
ご飯を食べずにひたすら餃子だけをもりもり食べました。
一皿240円なので満腹になるほど食べても一人600円でした。
![宇都宮みんみん](https://live.staticflickr.com/8387/8534405672_a52d02f49c_c.jpg)
体は硫黄の臭い、口の中はにんにくの臭い。外からも内からも臭いを漂わせ、周囲の人に迷惑を掛けたに違いありません。
そんなわけで、宇都宮駅で解散。
自分は実家に用事があったため、そのまま車で帰りました。
切込湖・刈込湖スノーシュートレッキングを終えて
![奥日光_63](https://live.staticflickr.com/8241/8534407940_dcc18d342b_c.jpg)
いつも山ばかり登っている山猿と思わないでください。
今回のスノートレッキングのように平坦な自然をトレッキングする事だってします。
え?山奥には変わらないって?というかこれは誰に対する文句…?
湯元では今回の切込湖・刈込湖以外にも戦場ヶ原のレストハウスでもスノーシューのレンタルをしています。
![奥日光_62](https://live.staticflickr.com/8090/8534405406_c1ac15388e_c.jpg)
雪山は危険もあるし遭難の可能性もある…と言う方は、スノーシューをレンタルし雪原を歩いてみては如何でしょうか。
その際には、都内から冬でもアクセスのいい栃木県日光へとお越しください。
コメント
「なぜ山に登るのか?」と問われたら、
べりぶるさんは間違いなく「おいしくご飯を食べるため」ですね。
か弱い乙女なので登山は無理だけど、
近所に霧島があるので温泉にいってみようと思ったろてでした。
>ろてさん
![カレー](https://farm9.staticflickr.com/8099/8541268212_fae038efca.jpg)
間違いないですね。
過去の登山家たちも山頂で食べるカレーの魔力に取り憑かれ、命がけの冒険をしてきたのだと思います。
僕も純真無垢な少年なので、霧島の温泉で「あ”ぁ”~い”やされるわ~」と日頃のストレスを体から吐き出したいです。
わたしも同じ頃、スノーシューデビューしてました!
山の駅?というところでレンタルはストック込で500円と格安でしたが
返却時間が早かったのと、未開の地を踏みしめることに熱中しすぎて
山頂に辿り着けない!という悲劇に見舞われました…
そして、カレーの画像にお茶吹きましたw
まだ「外で調理してご飯」はしたことなくて憧れです。
今月末、多分栃木に行きますよ!(観光協会さん見てますかー!?)
>エリカさん
![栃木路](https://farm9.staticflickr.com/8380/8552203194_776369ca93.jpg)
一方その頃!
という感じですね。
山の駅そんなのがあるんですね。栃木にはまだまだ隠されたダンジョンが多く、まだまだ楽しめそうです。
スノーシューは雪山登らない人でも気軽に楽しめていいですよね。
外で調理して食べるご飯は美味しいですよ。
この時期は、外で調理している間とても寒いので、春先にでも挑戦してみるのも一興かと。
よーし自分も頑張ってPRしますよ。
銭出ないかな。
いつも楽しく拝見しております。
雪祭り、幻想的で儚さがある中にも懐かしさもあり、とても美しいですね。
たまには人数あつめて、スノーシューで優雅にすいすい歩くのもいいですね。
>adaさん
![奥日光の秘境](https://farm9.staticflickr.com/8094/8568057787_eab501fceb.jpg)
こんばんは。
スノーシューで歩くと忍者が水の上を歩くような感じで、術を覚えた気分になれますよ。
たまには山に登らずトレッキングに焦点を当てると更に地図が広がります。
スノーシューを購入したのですが、来年はいろんな場所で活躍させてみたいです。
名前を入れ忘れました。adaと申します。
前も同じことをしました。申し訳ないです。
>adaさん
名前入れておきました・x・
ありがとうございます!ϵ( ‘Θ’ )϶
これからもドシドシ名前書いて投稿しますのでよろしくですヾ(゚ロ゚)ノ
スノーシューがほしくて何度も登山用品店を見るのですが、
なぜか見るだけで帰ってきてしまいます…。
>adaさん
更新が遅くて過疎ブログになりそうで怖いです!ϵ( ‘Θ’ )϶
どしどし投稿してください。投稿するごとにポイントがつくので、そのうちきっといい事があります。
トランペットが欲しくて店のウィンドウにべったりと張り付いている少年のように、スノーシューを欲しそうにしている姿を容易に想像できますね。
スノーシューなんてあるんですね~♪
スキーみたく滑れそうだけど違うんですね。
レンタルもあるならやってみたい♪
スノーシューからシュークリーム(笑)
私もシュークリーム特にいらないです。嫌いじゃないんですけど好きじゃないので好んで食べないです。カスタード多すぎて甘ったるいです。
仕事の前に朝食べるの頭が働きそうで美味しそうですね!♪
毎朝エクレアとか食べているの見てたら話しかけたくなりますね(笑)
>heartyさん
![みずうみだいぶ](https://farm9.staticflickr.com/8102/8654526443_298bed88e4.jpg)
スノーシュー楽しいですよ。
もうシーズンは終わってしまいましたが、来年はスノーシューで雪の上を歩く感触を試してみてください。
ちなみに安いものだと5000円~6000円で購入することができます。
朝、頭を活性化させるのにはシュークリームもってこいですよ!
夜に食べるともったりして苦手です。