【山と映画】剱岳 点の記(感想) – 日本最後の空白地帯を埋める旅

映画
剱岳 点の記

週末は、台風の影響のため家でごろごろして過ごすことに。
ちょうどツタヤでDVDレンタル100円をしていたので、『剱岳 – 点の記』を借りました。

日本地図を完成させるため、日本最後の地図の空白を埋める旅

こんなキャッチフレーズを目にしたら冒険心がくすぐられますよね。

この剱岳つるぎだけは富山県北アルプスの立山連峰の山で、ちょうど100年前の明治40年(1909年)まで足を踏み入れることができなかった前人未到の地だったそうです。
この映画のストーリーは、陸軍測量部隊が日本最後の空白地帯である剱岳を測量するノンフィクションです。

原作は読んだことあって、映画が公開されるときに観に行きたかったのですが機会なく今回レンタルしました。

原作は新田次郎で、山岳小説を多数執筆しています。同著者の作品で、同じく映画化された『八甲田山』を子供の頃に見たときは衝撃でした。

剱岳 点の記

主人公は、陸地測量部隊の測量官である柴崎芳太郎しばさきよしたろう
日露戦争直後で、日本地図の完成を目指す陸軍からの命令で剱岳の測量を銘じられます。

同時期に設立された日本山岳会も剣岳の登頂を目指しており、軍の面子をかけて上層部からプレッシャーをかけらます。

剱岳 点の記

剣岳に登るにあたりかつての測量を試みて断念した前任の吉田盛作にアドバイスを求めたりします。

剱岳 点の記

映画の前半は10月ごろの剱岳の下見になります。
現地の案内人、宇治長次郎と合流し、剱岳周辺の山から春先に開始される測量へ向けてのルートの発見を行います。

剱岳 点の記

立山は千年以上前から信仰の山で、修行している僧がいっぱいいます。
途中にいた、行者が剱岳を登るに当りヒントをくれます。RPGっぽい。

昔は当然ザックやレインウェアなんかなくて、籠を背負い、藁をかぶって登っていたんですね。

剱岳 点の記

この夕飯のシーンめちゃくちゃ綺麗だった。
雲の上で取る食事は美味しいだろうなぁ。

剱岳 点の記

日本山岳会とかち合いピリピリしたムードに。
昔、登山といったら金持ちの遊びで、山岳会の装備はヨーロッパの最新のものだったり、着ている服装がオシャレだったり。

剱岳 点の記

下見を終えて、春先に測量を開始します。
当然3000m以上は雪が残っているので、危険が多いわけで・・・。
よくあんな装備で登れるものかと思います。

剱岳 点の記

あくまで登頂ではなく地図を作成することが目的の測量部隊。
1~2ヶ月の期間をかけて、様々な山に渡り測量し、測量のためのやぐらを立てていきます。

剱岳 点の記

山岳会も剱岳の登頂を開始し、競争が始まります。
様々なルートからアタックをかけますが失敗に終わります。

剱岳 点の記

測量部隊も行者の言葉から不可能といわれるルートを選択し、剱岳登頂を目指します。

『剱岳 点の記』の感想

ノンフィクションなので結末は調べればわかりますが、結末が意外で面白いです。
アクション映画ではないので、派手なシーンはありませんが、地図作成における男たちの情熱、測量士、案内人、山岳会・・・それぞれの人間模様を感じることができる映画です。

あと、100年前の登山の様子がわかって面白かったです。
テントなんか当然なく、天幕(てんまく)を張って、凍傷にならないように工夫して寝たりとか。

北アルプスの美しい映像も魅力で、行ってみたいと思いました。
ただ、剱岳一般登山者としての難易度が高いらしいのでまだまだ先かな・・・。

妻役で出演した宮崎あおいはちょっと幼い印象で場違いだった気が・・・。

剱岳ってこんなとこにある

 

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