![焼岳](https://live.staticflickr.com/65535/52358943665_7c119b2880_c.jpg)
2011年7月16日
北アルプスの焼岳に行ってきました。標高は2455mです。
北アルプスの玄関口である上高地の南に位置し、主稜の前座を務める山です。活動中の火山として、今現在でも山頂からは噴煙が立ち昇っています。
![7月の焼岳山頂](https://live.staticflickr.com/6131/5944719369_f369bc8250_c.jpg)
遂に!待望の北アルプスデビューを果たしてきました。
今まで、奥多摩、丹沢、栃木の山と渡り歩いてきましたが、夏へ向け登山の聖地アルプスへ足を伸ばしました。
用意も急ぎ早で決めたため本当に大丈夫なのだろうかという不安と、念願の北アルプスデビュ
焼岳について
地図
![焼岳の地図](https://live.staticflickr.com/65535/52213176365_6535d8a757_c.jpg)
上高地から往復コースで歩きました。
コースタイム
- 6:05上高地・帝国ホテル前
- 6:50焼岳登山口
- 8:30焼岳小屋
- 9:40焼岳山頂・北峰
山頂で1時間ほど昼休憩
- 13:07焼岳登山口
- 13:30上高地温泉ホテル
日帰り入浴後、上高地を散策
- 15:50上高地バスターミナル
焼岳 日帰り登山
新宿のバスターミナルからさわやか信州号で上高地へ
![新宿駅](https://live.staticflickr.com/6006/5944719491_428b4d6586_c.jpg)
集合は帰宅するサラリーマン、新宿界隈で飲むために待ち合わせをしている人々でごった返す新宿駅西口です。
定時で退社し、少し買い物をし、夕飯を食べてから家に帰り、シャワーを浴びてから駅に向かいました。
![上高地行きのバスへ移動する登山者](https://live.staticflickr.com/6010/5945276102_256e0a1901_c.jpg)
バスターミナルがある都庁までの地下遊歩道。
スノボではお馴染みの道ですが、夏は登山客に様変わりするんですね。
この遊歩道に一軒あるサンクスに寄ったら、登山客がすごい並んでいました。おにぎりはシーチキンくらいしか残ってなかった・・・。
![バスタのないころ](https://live.staticflickr.com/6135/5944719673_b40825b5b1_c.jpg)
上高地まで行く「さわやか信州号」で北アルプスの上高地まで向かいます。
片道6000円+休日料金1000円=7000円するので高いです…。電車と路線バス利用の公共交通機関使うより安いし楽です。
都庁下のバスターミナルは、大阪方面、名古屋方面、各方面へ行く登山客でごった返してました。
暑い暑い。
![上高地行きの夜行バス](https://live.staticflickr.com/4498/37266527964_4502b7145a_c.jpg)
さわやかなんだか分からない狭い23時発のバスに乗りこみました。
苦手な深夜バスです。
登山靴は長時間のバスで蒸れるので、ビーチサンダルを持ってこようと思いました。慣れた人はもってきてた。川遊びもできるしね。
![上高地](https://live.staticflickr.com/6133/5945276528_5a0849e48f_c.jpg)
いまいち眠れたのかよく分からない状態でバスは日付を回って沢渡に6時ごろ降ろされました。
![上高地](https://live.staticflickr.com/4460/37975884231_1216a37f32_c.jpg)
上高地まで行くんじゃないの?
と思ったんですが、どうやら上高地は交通規制がされており排気ガスの少ないバスに乗換えが必要みたいです。
この沢渡はとても広いバスターミナルになっていて、トイレと自販機がありましたが、ゴミ捨て場は環境保護のためありませんでした。
![低公害車両](https://live.staticflickr.com/6024/5945276846_5b44e0a39f_c.jpg)
待つこと数十分で低公害バスがやってきて乗り換えました。
終点は上高地バスターミナルですが、自分たちは焼岳の登山口に近い帝国ホテル前のバス停で降りることになります。
北アルプスの登山口、上高地へ降り立つ
![上高地 帝国ホテル](https://live.staticflickr.com/6030/5944720467_e6e7053d8a_c.jpg)
6月頃、上高地へ向かう道が土砂で登山客が上高地に閉じ込められるニュースがあった道は現在工事中で、一車線になっていました。
沢渡から20分ほどで帝国ホテル前に到着。
降りたのは自分らとおっちゃん一人でした。
![上高地 帝国ホテル](https://live.staticflickr.com/6024/5944720657_a3abd0454a_c.jpg)
東京内幸町にある帝国ホテル。
レトロな佇まいが上高地の雰囲気にぴったりで、そしていかにも推理小説の舞台に出てきそうな感じ。
自分は一生泊まることがないんだろうな。
![上高地 帝国ホテル](https://live.staticflickr.com/6146/5945277386_16ce2980b2_c.jpg)
登山口まで行くための道を確認するために中に入ってみました。
昼食のメニューを見ると、特製カレーが2520円、アフタヌーンティーセットが4000円とありました。へっ。
![上高地 帝国ホテル](https://live.staticflickr.com/6140/5944720961_b7a2819970_c.jpg)
ホテルの正面に回り、田代橋へ向かいます。
今夜このホテルでは、ある資産家が何者かによって殺される事件が発生するに違いない。
![田代橋](https://live.staticflickr.com/4487/37967768861_3cece5a142_c.jpg)
帝国ホテルの玄関にあった温度計では14℃を指していて、半袖じゃ寒かったです。さすが高原リゾート。
![田代橋](https://live.staticflickr.com/6004/5945278098_f02bdc1c22_c.jpg)
帝国ホテルから少し林道を進むと、川のせせらぎの音が聞こえてきて田代橋に着きます。
![田代橋](https://live.staticflickr.com/4505/26200347869_017f84c686_c.jpg)
田代橋から見える、朝霧に包まれる上高地は幻想的で別世界のよう。
都会で汚れきった心を、透き通る梓川が洗い流してくれる。
![田代橋](https://live.staticflickr.com/4510/37967769061_9736294389_c.jpg)
梓川のそばにあったベンチで朝食を取ることに。
![上高地モーニング](https://live.staticflickr.com/6003/5945278436_d0020a72a4_c.jpg)
沸騰させたお湯でスターバックスのインスタントコーヒーを入れ、コンビニで買ったメロンパンを食べます。
早朝の上高地で、梓川のせせらぎと鳥のさえずりをBGMに、優雅な朝食を食べられました。
105円のメロンパンが、フランスのお菓子職人が手間暇をかけて作ったかのように感じたね。
焼岳の登山口は大正池方面へ
![焼岳の登山口へ](https://live.staticflickr.com/6018/5944721921_f09299e470_c.jpg)
朝の上高地を満喫し、いよいよ本番である焼岳登山へ。
![焼岳の登山口へ](https://live.staticflickr.com/6002/5944722065_b6d161ba32_c.jpg)
登山口までは林道を進みます。
![上高地の新緑](https://live.staticflickr.com/6024/5945278864_07aaefe50a_c.jpg)
![上高地の新緑](https://live.staticflickr.com/6003/5945279044_747c8f46f9_c.jpg)
湿地に生える植物がいちいち絵になるね。
北アルプスの豊富な水源がそこらじゅうに溢れてます。
![焼岳の登山口](https://live.staticflickr.com/6135/5945279170_64b46bd3fb_c.jpg)
![焼岳の登山口](https://live.staticflickr.com/6015/5945279288_18c6c488c6_c.jpg)
田代橋から15分くらいでしょうか焼岳登山口へ到着。
焼岳小屋を目指し、樹林帯と10mの梯子を登る
![焼岳 活火山の案内](https://live.staticflickr.com/4507/37914420806_3e000f7a09_c.jpg)
これから登る焼岳は活火山なのです。
上高地の玄関口に佇むこの山は北アルプス随一の活火山で、1990年までは完全に登山規制がしかれていた。
上高地河童橋から見ると、赤茶けた荒々しい姿が印象的である。
現在でも山頂より800m以内は危険地域であり、最高標高点である南峰は立入禁止となっている。
![焼岳の登山口](https://live.staticflickr.com/6013/5945279534_fe13c78db2_c.jpg)
上高地の標高は1500mなので約1000mの標高差を登ることになります。
序盤はなだらかな林道を進みます。
![焼岳のクマザサ](https://live.staticflickr.com/4478/26200347769_8811bd4483_c.jpg)
腰の高さまである笹が生えてます。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6025/5944723235_ff91df0231_c.jpg)
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6147/5944723577_e9aca9f3e9_c.jpg)
序盤は緩やかなコース。
ただ、やはり登り始めると暑くなってきて汗がたらたら。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6028/5945280120_6d094db73f_c.jpg)
天気は雲ひとつない快晴!
まるで、北アルプスが我々を歓迎しているかのごとく。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6004/5945280398_6b23f88e4a_c.jpg)
枯れた沢もいくつか越えました。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6028/5945280570_2d2150460c_c.jpg)
序盤ではまだまだ姿を見せない焼岳。
まだ、真打が出る幕ではないと言っているかのよう。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6004/5945280716_4b71227ccb_c.jpg)
しばらくすると傾斜が上がってきて、梯子が登場するようになる。
まだまだ手を使わなくても登れるレベル。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6010/5945280912_0134e33361_c.jpg)
オレンジが登山ファッションのテーマカラーであるみやじゅん。
今回は、頭に巻くヘッドバンドを購入してきた。
登山というよりヒッピーっぽいなと後ろから歩いて思った。そして長渕剛に似ている。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6128/5945281000_a8f42bcb08_c.jpg)
ブルーがテーマカラーの自分。
この焼岳あいてに燃えがってきた!焼岳だけに。
オレンジとブルーの組み合わせは、他の登山客から目に付きやすいかもしれない。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6145/5945281194_686e16b94a_c.jpg)
だんだん傾斜が上がってくる。
太陽も次第に昇り始め、日差しが強くなってくる。
日焼け止めを塗ることをオススメします。焼岳だけに。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/4459/37967770221_fbfb7da0e4_c.jpg)
林道を抜けると視界が広がって周囲が見渡せるように。
上高地付近はまだ霧が掛かっているみたい。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6023/5944724681_e3789e1036_c.jpg)
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6141/5944725011_5927bd9480_c.jpg)
もはやみやじゅん随行カメラマンと化している自分。
まあ、被写体がいると登山の雰囲気が伝わる。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6013/5945282000_cdef2b753d_c.jpg)
スーパーマリオに出てくるキノコがありました。
やたら存在感を放ってました。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6026/5944725311_d1d7bf5e60_c.jpg)
焼岳が顔を現し始めます。
噴火するくらいの勢いがなければ、登られてしまうぞ!
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6001/5945282308_9f86363660_c.jpg)
こういう道が好き。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/4503/37914418806_d34654db13_c.jpg)
こういう切り立った岩肌は今までにない雰囲気でわくわくさせてくれます。
やはりスケールが違うねアルプスは。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6015/5945282622_4bb13d90da_c.jpg)
それにしても空がブルーすぎる。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6140/5944726003_1932445053_c.jpg)
そして登りの前半戦の強敵10mには及ぶであろうか梯子が登場する。
![焼岳 はしご](https://live.staticflickr.com/6135/5944726353_7623c4f7d3_c.jpg)
クライミングで鍛えた腕で登りきる。なかなか油断できない山です焼岳。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6014/5945283478_5a454a1890_c.jpg)
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6010/5944726787_ccf1b8a761_c.jpg)
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6143/5944726967_85c52da2fa_c.jpg)
稜線上へ出る最後の登りは、緑の丘を空へ向けて登るかのよう。
日差しは照りつけるも、風がずつ冷たくなっていくのを感じます。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6147/5945284056_889366124d_c.jpg)
焼岳後半戦はこの稜線上を進むことになります。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6150/5945284230_2988bae9f5_c.jpg)
稜線上に出て、少し降るとなにやら緑色の建物が。
![焼岳 小屋](https://live.staticflickr.com/6126/5944727615_529dcba7d7_c.jpg)
焼岳小屋に到着しました。
![焼岳 小屋](https://live.staticflickr.com/6009/5945284804_46f3c2fa48_c.jpg)
布団が干されていました。
![焼岳 小屋](https://live.staticflickr.com/6015/5945284958_d7ab03d992_c.jpg)
こじんまりとした小屋です。
この小屋で標高2000mくらいでしょうか。
![焼岳 小屋](https://live.staticflickr.com/6007/5944728451_cbc5db997b_c.jpg)
飲み物は十分持ってきて買わなかったけど、ジュース500mlペットボトルが450円、ビール350mlが550円でした。
北アルプスの相場がまだ分かりませんが、これから調査が必要ですね。
焼岳小屋からは森林限界、穂高連峰と笠ヶ岳が見える
![焼岳 小屋](https://live.staticflickr.com/6132/5944728621_2ed2d394d5_c.jpg)
小屋付近でハーフタイムをとり、いよいよ焼岳へ後半戦の火蓋がきって落とされます。
![焼岳 小屋](https://live.staticflickr.com/6020/5954078043_09e430864e_c.jpg)
小屋から少し登ると視界が一気に開けます。
写真の方向は北西なので富山県の方角ですね。
![焼岳 小屋](https://live.staticflickr.com/6008/5954635940_95794f566f_c.jpg)
①が焼岳展望台になっている稜線上のピーク
②が焼岳本体
![焼岳 小屋](https://live.staticflickr.com/6003/5954078343_08fa7d053b_c.jpg)
「いえーい!富山の皆みてるー?」
![焼岳展望台](https://live.staticflickr.com/6147/5954636258_2c06e51588_c.jpg)
焼岳展望台に到着。
展望台といってもベンチとかあるわけじゃないです。
![焼岳展望台](https://live.staticflickr.com/6149/5954078825_7c28aea5dc_c.jpg)
そこに大きな岩があるなら登るのが信条。
![焼岳展望台](https://live.staticflickr.com/6014/5954636632_5612716598_c.jpg)
笠ヶ岳(かさがたけ)にもご挨拶。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6022/5954637210_9ae2f899d9_c.jpg)
活火山である焼岳本体との境がはっきりわかる図。
![焼岳を登る](https://live.staticflickr.com/4460/37914419046_fb1fdd2f22_c.jpg)
さあ、いよいよ焼岳の最終ステージへ突入です。
日差しをさえぎる木々はないので、日焼けに注意しましょう。焼岳だけに。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6027/5954637586_30543e42e2_c.jpg)
活火山らしい火山岩がごろごろした登りになっています。
大股で岩を越えていると、砂利に足元をとられ転びそうになります。
やけくそで歩かないようにしましょう。焼岳だけに。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6001/5954637738_32b1b07662_c.jpg)
景色がいいと登りの辛さも半減です。
よく行く奥多摩は、山頂くらいしか視界が開けていない場所が結構あるので、やっぱりこういう道を歩くのはいいですね。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6008/5954637882_d47597b6cf_c.jpg)
上高地も霧から解き放たれ、その姿を現していました。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6123/5954080519_6ab9fdd8e8_c.jpg)
登るにつれて硫黄臭が漂い始めます。
山頂付近では、勢いよく火山ガスが噴出していました。
![焼岳 登山](https://live.staticflickr.com/6123/5954638206_611f6dfb2f_c.jpg)
結構大きい音を出しながら噴出していて、エアコンの室外機に耳を当てているような感じ。
硫黄の成分で岩肌がまっ黄色。
![焼岳 山頂](https://live.staticflickr.com/4454/37967770131_d8f2d3a87d_c.jpg)
焼岳山頂(9:40)
記念すべき北アルプスの一座目になります。
コースタイムより1時間半ほど早くて予想外でした。
![焼岳 山頂](https://live.staticflickr.com/6001/5954638592_eaa9b70b22_c.jpg)
山頂は広く、20人くらいの人が休憩していました。
活火山の焼岳の山頂は岩が剥き出しの大パノラマ
![焼岳 山頂](https://live.staticflickr.com/6148/5954638752_b193b426f2_c.jpg)
標高2455mじゃないのかよ?
と思うかもしれませんが、それは南峰で現在は危険区域のため立ち入り禁止。
というわけで少し低い北峰になります。
![焼岳 山頂](https://live.staticflickr.com/6138/5954638964_72ac561d60_c.jpg)
んでこれが南峰。
![焼岳 山頂](https://live.staticflickr.com/6138/5954639130_1ce1e525e0_c.jpg)
今回はとんこつラーメンです。
焼岳だけに、焼豚。
焼岳だけに、焼き鳥。
ほんとは焼きそばとか焼き芋とかやりたかったんだ・・・。でも、荷物軽減のため仕方なく・・・。
次からは気をつけます。
![焼岳 山頂](https://live.staticflickr.com/6146/5954081935_165e142f7a_c.jpg)
がんがん照りつける太陽の下で食べるラーメンでしたが、汗をかくことなく美味しくいただけました。
![焼岳 火口湖](https://live.staticflickr.com/6016/5954082251_c5b289de89_c.jpg)
火口湖がありました。
綺麗なエメラルドグリーンをしています。
泳いでやろうか15秒くらい悩みましたが、やめときました。
![焼岳から乗鞍岳](https://live.staticflickr.com/6136/5954639860_5d3b68e014_c.jpg)
焼岳から南のほうに見えるのは乗鞍岳。観光客でも登れると噂なので、いつか登ってみたい3000m級の山です。
![焼岳から槍ヶ岳](https://live.staticflickr.com/6127/5954082571_fcfda5f641_c.jpg)
北に見えるのは槍ヶ岳(やりがたけ)
北アルプスに来る人はみんな大好き槍ヶ岳。
おば様方が、槍ヶ岳を見つけるたびに「キャー、槍ヶ岳よ」と言うので、韓流スターかなにかなのかと。
![焼岳 槍ヶ岳](https://live.staticflickr.com/6006/5954082699_c7a651e270_c.jpg)
ちなみに槍ヶ岳のポーズしてます。
槍ヶ岳は標高日本5位の実力の持ち主で、一般認知度もそれなりにありそうなので近いうちに攻略したいと思っています。
![焼岳 山頂](https://live.staticflickr.com/6023/5954082899_e1890b5733_c.jpg)
![焼岳 山頂](https://live.staticflickr.com/6132/5954083045_6a9eaa34be_c.jpg)
焼岳山頂には、いかにも登ってくれと言わんばかりの絶壁があります。
下山して上高地を散策する
![焼岳 下山](https://live.staticflickr.com/6142/5954083499_b5615034f4_c.jpg)
山頂を十二分に楽しみ、上高地まで下山します。
かなり時間が前倒しなので、心にゆとりがありますね。
![焼岳 下山](https://live.staticflickr.com/6006/5954083247_e9c31a7a28_c.jpg)
この時間から人がどんどん登ってくるみたい。
![焼岳 下山](https://live.staticflickr.com/6150/5954083633_c399e5b7c2_c.jpg)
小学生の一団も登ってきました。
「やっほーやっほー」とはしゃいでました。
女の先生が、青い顔して「ぜぇ、ぜぇ」言いながら登ってて大変そうでした。
![焼岳 下山](https://live.staticflickr.com/6008/5954641122_6dc3195431_c.jpg)
アルプスの道は歩いていて気持ちいですね。
![焼岳 下山](https://live.staticflickr.com/6137/5954641340_3ca2c1b244_c.jpg)
降りは砂利で滑って、何回か手をついてしまった危険だった。
![焼岳 下山](https://live.staticflickr.com/6003/5954641610_521e8ef3e6_c.jpg)
そんなわけで焼岳小屋に戻ってくる。
ここからの降りは道が太陽熱で温められて、かなり暑かったです。
![焼岳 下山](https://live.staticflickr.com/6125/5954642008_5cbe666630_c.jpg)
ピストン(登山道を往復)は帰り道が長く感じる。
最後は、さすがにばてました。
![上高地の梓川](https://live.staticflickr.com/6125/5954085029_e756bd7da5_c.jpg)
焼岳に完勝を収め、北アルプス戦の白星で飾りました。
朝の静かな上高地とはうってかわって、観光客でにぎわう上高地で戻ってきました。
![焼岳 温泉](https://live.staticflickr.com/6124/5954642500_81046c66ab_c.jpg)
![焼岳 温泉](https://live.staticflickr.com/6007/5954642734_0950f76ffd_c.jpg)
時間が余りに余ったので、温泉に入ることに。
田代橋からすぐのところにある上高地温泉ホテルです。
なかなか広い温泉で、疲れを汗を体から出すことができました。
![焼岳 温泉ビール](https://live.staticflickr.com/6141/5954642826_91b7a3df9e_c.jpg)
「あーもうビールが飲みてえ」
って降りでずっと呟いていたわけで。
登山をして温泉で疲れを癒した後のビールは、喉をつき抜け脳天をロックしてくる美味しさ。
![上高地](https://live.staticflickr.com/6124/5954643100_b3dd400240_c.jpg)
まだバスの時間には早いので上高地をふらふらすることに。
![上高地](https://live.staticflickr.com/6130/5954086095_6299287322_c.jpg)
![ウェストン碑](https://live.staticflickr.com/6128/5954643408_b0e96bc646_c.jpg)
日本アルプスを広めたウェストンの碑。
誰かが記念撮影してたので、そのまま撮ってみた。
![上高地](https://live.staticflickr.com/6008/5954086477_77087e3796_c.jpg)
![上高地](https://live.staticflickr.com/6007/5954086685_2a5b023f4d_c.jpg)
梓川の魅力は異常。
少し入ってみたけど、水がめちゃくちゃ冷たくて透き通ってる。
![梓川から見た焼岳](https://live.staticflickr.com/6149/5954086897_dbd54476c3_c.jpg)
梓川から見た焼岳。
![上高地から明神岳](https://live.staticflickr.com/6135/5954087055_16c469e907_c.jpg)
上高地入り口近くにある河童橋。
![上高地牛乳ソフトクリーム](https://live.staticflickr.com/6121/5954087203_a107b6a721_c.jpg)
![上高地牛乳ソフトクリーム](https://live.staticflickr.com/6137/5954087393_3eb1d66f7d_c.jpg)
上高地ソフトクリームを食す。
キンキンに冷えてやがる。そして、甘い。体に染み渡ります。
![また、山においでよ。](https://live.staticflickr.com/6128/5954644826_5a6e4bba22_c.jpg)
「ああ、言われないでもまた来てやるよ」
上高地でも映画『岳』推し。
![上高地の冷えたビール](https://live.staticflickr.com/6137/5954087809_9901c00896_c.jpg)
梓川の水で冷やされたビール。
入り口付近の自販機は、通常の値段でした。
河童橋を渡ると50円アップの模様。
ふむふむ…。
![上高地の風景](https://live.staticflickr.com/6147/5954645310_52b79e3484_c.jpg)
この時間は観光客ばかりで、登山者は少ないですね。
![上高地](https://live.staticflickr.com/6130/5954645554_f69a0122f0_c.jpg)
上高地バスターミナル。
最後まで、焼岳がお見送り。
「お前もまた熱い山だったぜ」
焼岳だけに。
![上高地の飲料水](https://live.staticflickr.com/6121/5954088357_470b76d4b8_c.jpg)
バスターミナルにある水汲み場。
これを利用する手はないですね。
![上高地の温度](https://live.staticflickr.com/6130/5954645938_51ed704606_c.jpg)
上高地ビジターセンターにあった温度計は29℃を指してました。
どうりで暑いわけだ…
![上高地のバス停](https://live.staticflickr.com/6140/5954646174_a100febba1_c.jpg)
そして、バスで東京へ帰ります。
日帰りじゃもったいないくらいの天気だったので、一泊してもよかったなと思いました。
![オムハンバーグ](https://live.staticflickr.com/6025/5954646452_177e8a19ac_c.jpg)
本日は新宿のオムライス料理屋でディナーしました。
焼岳の登山を終えて
深夜出発の日帰り登山だったので、体力的にきついかなと思っていたのですが、終わってみればあまり疲れも残らずという感じでした。
北アルプスの入門としてはベストな山で、上高地を少し散策したいという人ならば是非同じコースを行ってみてはどうでしょうか。
次は、奥穂高や槍ヶ岳など北アルプスを代表する山に登ってみたいですね。
掛かった費用(飲食代除く)
さわやか信州号往復:14000円
温泉代:810円
計:14810円
日帰りでこの値段はちょっと高い。まあ、初の北アルプスだからいいか。
マイカーは上高地からでなくても登れるコースがあるのでそちらを利用したほうがいいかな。
2013年 紅葉の焼岳の記録
![紅葉の焼岳へ](https://live.staticflickr.com/2925/13922412321_8341f71ca7_c.jpg)
2年後、2013年秋に再び紅葉時期の焼岳に登りました。
初夏の季節とはまた違う風景になります。是非、ご覧下さい。
コメント
こんにちは、はじめまして。
いつも楽しく、そして色々参考にさせて頂いてます。
私はここ2年程、山登りをぼちぼちと趣味にしてきているのですが、
今年いよいよアルプスを目指そうと計画中です。
アルプスはとても沢山の山とルートがあって、
どこを目指してどのルートを行くか悩んでいますが、
この日記を読んで、焼岳に行ってみようと思いました。
上高地も楽しめそうですしw
今年は出来れば3回はアルプスを目指そうと思ってます。
行きたい山や見たい景色がありすぎて、厳選出来ませんが…
マイペースに少しずつ色んな山を目指そうと思ってます。
また新しい日記を楽しみに待ってます。
質問
GWに父と母と白根山に行きたいなぁと思っているのですが、
還暦な年頃の、たまに山登りに行く程度の人にとって
白根山の山頂を目指すのはきついですかね?
長々とすみません。
ありがとうございました。
ybcem
> ybcem さん
はじめまして!コメントありがとうございます!
今夏、初アルプスに挑戦ということで参考にして頂いてありがとうございます。
アルプス初と言うことであれば、北アルプスは焼岳、乗鞍岳、燕岳あたりがバスも出ているので良さそうですね。移動手段、宿泊有無などで登山ルートが変わってくると思います。
南アルプスは北岳に行っていて、定番コースでもあるので参考にしてください。高山入門ということであれば八ヶ岳もいいですよ。
GWの白根山は、まだ雪がたくさん残っているためアイゼンやストックがないと登頂は厳しいかと思われます。なので、雪山を歩いた経験がなければやめておいたほうがよいかもしれません。時期的には6月中旬前後で雪が溶けるのではないでしょうか・・・。標高2000m以上の山はGWでも雪がガッツリあると思います。
こんばんは
教えて頂きありがとうございます。
GWの白根山はやめておきます。間違いなく私の両親には無理です…
雪が溶けたら両親と行ってみます。
これからの季節、新緑の山がとても楽しみですよね!
アルプスはだいたい候補はしぼれました。
まずは、blueさんと同じ行程で、夜行で焼岳日帰り
そして、一泊二日で八ヶ岳
そして、また一泊二日で木曽駒ヶ岳に行こうと思います。
想像しただけで、にやけてしまいます!
私もたまに一人で山に行くのですが、多分終始一人にやけて登っています。
一人でにやけて山に登っている人を見かけたら、それは私かもしれません!
ついつい、山の事になると長くなってしまいます。
ごめんなさい。ありがとうございます。
> ybcem さん
こんばんはー。
GWだと赤城山や妙義山などの群馬の山が標高的に雪が溶けてていいかもしれませんね。
白根山は丸沼高原からロープウェイが出ているので、それを利用すると比較的楽に登山が可能みたいです。
焼岳の夜行日帰り頑張ってくださいね。
自分も木曽駒行ってみたいです ・p・ ・・・
にやけている人を探してみます。p・
はじめまして。
来週、焼岳に誘われたのですが、移動手段が深夜バスで心配になり、検索していたところにたどり着いたのがこのブログです。
とても素敵な写真、そしてとても楽しそうだったので、はじめての深夜バスですが焼岳に行ってみようと決断できました。
ありがとうございます!
男体山もとても写真が綺麗で、そして電車でいけることがわかって次に行ってみたい山に急上昇しました。同じように『特急けごん』で行きたいですが、私の歩くスピードがお昼休憩なども含めてコースタイムどおりぐらいで降りてくるので、日没がかなり心配になってしまいます。。。
まだまだ見ていないページもあるので参考にしたいと思います。
>ina-cさん
はじめまして!
是非、焼岳行ってみてください。
北アルプスの圧倒的な自然を体験できると思います。
深夜バスは少し苦痛かもしれません。少しでも快適に過ごせるように軽めのサンダルや安眠グッツを持って行きましょう。
焼岳は活火山なので、いつ警戒度が上がり登れなくなるかわからない山です。登れるうちに登った方がいい山でもあります。
では、お気をつけてー。
初めましてです。
今年の夏、焼岳に登ろうと情報を探していたらveryblueさんのブログに辿り着きました。
スノボに黒部に乗鞍にと、散々山へは行くワリに、本格登山なんて小学生の高尾山以来・・・でしたが、veryblueさんの詳しい登山日記を参考に無事登れました!
以来、楽しく拝見させてもらってます。
乗鞍岳での下調べのくだりなどは、思わず爆笑してしまいました、すみません、、
まだまだですが、鹿島槍にいつか登るのが目標なので、その時はまた参考にさせて下さい。
素敵な写真もすっかりファンです!入選おめでとうございます!
>kokoさん
![北アルプスの昼寝](https://farm9.staticflickr.com/8070/8203380210_a7da3d2f26.jpg)
はじめまして!
コメントありがとうございます。
焼岳に登ったのですね。
この時は、北アルプスがどんなとこかも知らずにおそるおそる行きましたよ。RPGのレベル不足で、上級ダンジョンに足を踏み込んだような感覚でした。
自分も2年前に男体山で登山デビューを飾る前は、小学校の時に登った栃木にある標高300mくらいの太平山(おおひらさん)だけですよ。
鹿島槍が目標なのですね~。自分は天気悪くて大変辛い思いをしましたが、天気が良いとイイですね!
こんにちは、上高地→焼岳に行けることになりそうで、
まずお勉強をとここにやってきました(笑)
ほかにもブログいくつか読んでいたら、veryblueさんと同じ構成で同じ食事を載せている方がいましたよ。veryblueさんのファンの方??
コースタイムも割と余裕がありそうだし、ソフトクリームも温泉も楽しめたらいいなー!
あときれいな写真をぜひ撮りたい!
>ちかさん
コメントありがとうございます!
北アルプスの焼岳に登られるのですね・x・
今思うとほとんど下調べせずに行き、バスの中では不安でいっぱいでした…。
もう2年前のことですが、また焼岳には登ってみたいと思っています。
山と高原の地図に載っている焼岳のコースタイムはちょっとオーバーなので、きっと温泉もソフトクリームも楽しめます!
綺麗な写真取れるといいですね。帰りをお待ちしています。
む?
そのブログは気になりますね…。こんな酔狂なブログを真似する人いるんですかね…。