【沖縄】野底岳(マーペー岳) 登山 ~ 石垣の海を眺める、悲劇のラブストーリー伝説の旅

登山 沖縄
マーペー岳の山頂

2020年9月20日

沖縄県石垣島の野底岳のそこだけ(マーペー岳)に行ってきました。標高は282mです。

石垣島の北東に位置しており、琉球王国時代の悲しい恋愛ストーリーが名前の由来になっています。登山口には車が通行可能な林道があり、山頂までは15分~20分ほどです。日本でも最南に位置する石垣島、登山道は本州では見られないジャングルになっています。

石垣島のプライベートビーチ

恥ずかしながら沖縄に人生初上陸です。

これだけ旅してて沖縄に来たことがなかったのです。登山を旅の核にしてしまうと、北海道や九州に行ってしまいがちでしたから…。なんやかんやコロナで夏休みが移動し、10連休という日数を使えることになったので、初めての沖縄を満喫する次第になりました。さすがに日数を持て余すので、ちょこちょこハイキングを差し込みました。そう、沖縄にも山はあるのです

まずは、石垣島で最もポピュラーなハイキングコースを旅してきました。

野底岳(マーペー岳)について

野底岳の地図

しま山100選の地図を参考にしました。ほとんどの人が近道から登ると思うので、チラ見するくらいでいいかと。

登山口まではGoogle Mapでナビするのが手っ取り早いです。

野底岳の注意点

  • 雨が降った直後だと泥まみれになる
  • 山頂まで15~20分とは言え、ロープをつかんで登る急坂あり
  • とても暑い

野底岳(マーペー岳) 登山

山頂まで20分だけど、蒸し暑いジャングルハイキング

野底マーペー登山口

野底マーペー登山口(近道)は路線バスが麓までしか通ってないので、基本はレンタカーでのアクセスになるかと思います。林道は綺麗なのでとくに危険はないが狭い、そして、路駐スペースは5~6台でいっぱいになりそう。

15時くらいに行ったのですが、レンタカー4台分の人が来ていました。みんな海に飽きたんだろうな…。

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野底マーペー登山道入口、でっかく看板があります。近道ルートを99%の人が歩くと思いますが、麓からのルートもあるようです。「軟弱な観光客には負けねえぞ」って、硬派な登山者は、挑戦してみてはどうでしょうか。

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南国特有の密度ぎっしりの樹林帯の中を歩きます。植物の陰で暗く、ヌメッとした湿度、この感覚はマレーシアのキナバル山以来かもしれない。しかも、直前でスコールがあったので、粘土質の道がぐちゃぐちゃです。その後の観光に響かないよう、汚れてもいい靴を用意したほうが良いです…。

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葉っぱに雨滴がついていて服が濡れ、湿気で額から汗が噴き出る、かなり不快な環境。しかも、内地の山と違い、カサカサと見たことない虫と這ってます。麓からのルートを選ばなくてよかった…。

野底岳 登山
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山頂へ登るルートの分岐を見逃すと、麓へ下るルートを歩いてしまうので注意。でっかく看板があるわけじゃないので、一回通り過ぎてしまった。すぐ上から声が聞こえて「あれ?」と気づいた。打ち捨てられたような看板を見逃さないように。

野底岳

ロープが張ってあるほどの急斜面で、ここはなかなかしんどいところでした。何よりこの蒸し暑い環境に慣れていないので、足がなかなか上がらなかった…。沖縄の登山ヤバい

名前の由来は琉球王国時代の悲しいラブストーリー

伝説ヌスクマーペー

急斜面を登り切ると、「伝説ヌスクマーペー」という看板がありました。ここには山の名前の由来となった悲しいラブストーリーが書かれています。

昔琉球王国時代役人が国王の命として人々を一人残さず強制移住させる「道切りの法」という制度があった

当時黒島宮里村のカニムイとマーペーは恋仲であったが道切りの法により享保七年(一七三二)、建立された新村野底村へマーペーは強制移住させられた

毎日カニムイの事を思い泣きもだえていたマーペーは近くの高い山に登ってふる里を見ようとしていたがオモト山が立ちはだかり何も見えなかった。幾日もなげき悲しんだマーペーは頂上で祈る姿で石となったその後人々はマーペーをあわれみ、この山を野底マーペーとよぶようになった。

伝説ヌスクマーペー

ロミオとジュリエットではないですが、大きな力によって恋人が離れ離れになってしまうのは、小さな離島にもあるんですね。

伝説ヌスクマーペー

しかし、図にしてみると、結構近くね?ちょい昔で海を挟んでいるとはいえ、そこまでの距離じゃないような気もするが…。その時代のことですから、わかりませんが。そして、一人残さず強制移住なのにカヌムイは黒島に残ることになったミステリー。

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マーペーの化身の巨大な岩が現れ、太陽の光が届くようになったころ、山頂はもうすぐそこ。

山頂から石垣の美しい海が広がる展望スポット

マーペー岳 山頂

登山口から16分で、野底岳(マーペー岳)に到着しました。山頂は一つの巨大な岩、山頂を示す看板はないようでした。

マーペー岳の三角点

三角点はあったので、実質にここが山頂のポイントになるのかな。

マーペー岳からの景色

岩の上によじ登ると大展望が見えます。こちらは石垣島の北東部の景色。観光客が旅行中に1回くらいは訪れるエリア。

マーペー岳からの景色

そして、野底岳より南側の景色。

沖縄県の最高峰である於茂登岳おもとだけが見えます。伝説の通り、山々が邪魔して、石垣島の離島群の眺めはない。石垣島の北半分は、ほぼ山。於茂登岳は翌日に登ったけど、山頂付近の藪漕ぎがひどくて大変な山でした…。

琉球コーラ

山頂で飲む琉球コーラは最高です。こんなコーラ初めて見た。

マーペー岳からの景色

岩のすぐ奥は絶壁になっていて、落ちたら死ねる高度感。麓は野底エリアの街が広がっています。観光で見る場所がないっぽいので、今回は行かなかった。

マーペー岳からの景色

西には湾曲した港が見えます。こちらは石垣でも有名な観光スポットの川平湾かびらわんがある。

石垣島の海岸

石垣島の海はほんとうに綺麗で、登山をはじめて10年経っているのに、一度も来なかったことを後悔するほどだ。

マーペー岳からの景色

昼にソーキそばを食べていた時は雨降っていたのに、午後になったら急にスカッと晴れた。石垣島の天気予報は全く当てにならないらしい。雨降ってるけど、少し移動したら晴れてるみたいなことは度々ありました。現地で様子を見て、登るか、登らないかを決めたほうが良いということだ。

マーペー岳の登山道

粘土の斜面で滑りそうになりながら下山。

夕方になる時間だったけど、登り始める人が結構いた。胸がこぼれ落ちそうな服を着ている彼女とビーサンの彼氏のカップルが登ろうとしていたが、なぜ来ようと思ったのか。そういう人ってたまに見ますよね?

下山後は石垣の市街地に戻り、オリオンビールをしこたま飲んだ。そして、部屋で半沢直樹を鑑賞。

明日は早朝に起きて、有名な豆腐店に行き、その後は於茂登岳おもとだけに登る予定。せっかく、石垣島まで来て時間に追われるスケジュールはどうなのかと反省した。

石垣でナンバーワン、明石食堂のとろっとろっのソーキそば

石垣島 明石食堂

ちと、尺が足らないと思ったので、登山前に立ち寄った石垣島のグルメの紹介。

石垣島で一番、また沖縄で一番と噂されるソーキそばの提供する「明石食堂」を紹介しよう。中心地である石垣港から離れているのでアクセスは少し大変な場所にある。野底岳からは車で15分ほどなので近い。

石垣島 明石食堂のメニュー

メニューはそばとトンカツの二種類しかない硬派っぷり。観光客が必ず頼むのは、もちろんソーキそば。初めての本場で食す、ソーキそばにウキウキ。昔、上京して新宿アルタ近くにある沖縄料理屋で食べたソーキそば、「うまいっちゃうまいが頻繁に食べるもんじゃないな」という自己評価だった。果たして、本場のソーキそばはどうなのか。

テーブルには石垣島の洗礼というか、見たことない調味料が置いてあった。「ヒバーチ?

石垣島含む八重山諸島ではこの謎の調味料を加えるのがスタンダードらしい。

明石食堂のソーキそば

注文したソーキそば(中)。

お椀の9割が肉で埋まってるwww」というのが見た目の感想。ぶりんと盛られたソーキ2枚が迫力ある。写真だと小さく見えてしまうが、肉はかなり大きく、麺もかなりの量。

明石食堂のソーキそば

「今まで食べてたソーキそばはカスや」と思わず、言ってしまうくらいに美味しい。説明書きの通り、とろーりしている。軟骨は正体がなくなるくらい煮込まれ、超ジューシー。スープはとんこつベースだが、あっさりしていてこちらも美味。このソーキと米は合うから、小ライスを頼むべきだった。

明石食堂

石垣まで来ないと食べられないのが悲しい。悲しくてマーペーのように石になってしまいそう…。沖縄のそばという概念が覆りました。地域によって異なることを知って、また店ごとに味が全然違っていまるんですね。この旅で6~7杯は食べました。

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石垣島から西表島に落ちる夕陽

野底岳(マーペー岳)の登山を終えて

南の島の花

初めての沖縄ですが、空港のゲートを出て、10分くらいで「あ、スキ…」ってなりました。

なんでみんな沖縄の良さを積極的に伝えてくれなかったのか…。利尻島、伊豆諸島、佐渡ヶ島、屋久島などなど、日本の離島を巡ってきましたが、沖縄の海の色は青く、とても美しいですね…。これからは沖縄を選択肢に増やさなければいけません。というか、優先しそうです。

今度は宮古島に行きたいですね。

マーペー岳

野底岳(マーペー岳)は、石垣島の海を見渡せる好展望な山でした。

山頂は往復30分なので、海に飽きてしまったら、ハイキングしてみるといいかも。まぁ、海を展望する観光スポットはたくさんあるけど…。短時間で登れるとは言え、夏場はかなり暑いので、早朝か夕方に登るのがいいかなと思います。

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コメント

  1. 八丈島とはまた違う景色ですね。これは行ってみたい。。

    • コメントありがとうございます。
      八丈島と海の色が全然違いましたね。風が強かったこともありますが、八丈島は荒波って感じでした。
      石垣島の海はとても穏やかでした。

  2. さいたま市のnobです。ドラゴンボール大好きです。僕は、宮古島に、ソロで行きました。あとは、本島に社員旅行です。昨年に、空気がいい、伊良部島に泊まりました。静かで、居るだけで、体が休まりました。四月に、行き、蛍や、朝には、カタツムリ、蛙が跳ねてました。雨が時よりふりますが、綺麗な雨で気になりません、サトウキビは、収穫した、ものが、道路におちてますが、アレルギーだか?食べてはいけないそうです。海がメタリックブルーなひとときは、驚き、自転車で島を一周しましたが、思わず、サイクリングを忘れて見とれてしまいました。サングラスなんかするもんか、バッチリ日焼けしちゃいました。魚が保護色なのがうなずけました。なかなかいけませんが、飛行機で疲れもなく、2000キロもあっと言う間で、いささか、罪悪感すら感じました。財布の中身が、寝ずに、頑張って、仕事をさせていただいて。慣れないせいか、やっぱり、なかなか、僕には、お金のやりくりや、家族に理解がないと、滅多に、行きたいですけど、難しいです。日本人なら、絶対行っとくべき、スポットだと、思います。戦争の写真が、凄かったです。写真は、本島の、写真館ですが。島民の方が親切でした。夜は、宿のオーナーさんに、食事の席に招かれました。話好きの僕は、感動して泣いてしまいました。頑張ってまた、宮古島に、行きたいです。失恋、失敗談をすると、だめさーを、連発されました。笑い。いつも、彼女?女性のかたと、たまに、登山のカット流石ですね。見ていて、僕も元気をもらっています。本島には、自転車で、登山、与那覇岳登るつもりが、2月で、夜通し走りましたが、着るものが汗で底をつき、雨も時より、寒く、手前で断念しました。夜中は、暴走族のバイクが、気合い入れ爆音を鳴らしあげていました。内地とは、違った、迫力感がありました。凄い、怒り?元気を感じました。若者たちの。僕には、何にも。されませんでした。植物が、本島と、異なり、一瞬、外国にいるみたいな気持ちになり、寂しくもかんじちゃいました。旅慣れないため。天気予報を見ると台湾に、近いのは、驚きます。あと、僕の育った地域の観光バスが、宮古島で、走っていたのは、驚いて、運転手さんに、説明しちゃいました。古くなったバスを再利用。ヤサカ観光。ありがとうございました。失礼しました。

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