2014年2月11日
神奈川県の丹沢にある大山に行ってきました。標高は1252mあります。
古くから信仰のある山で、高尾山、筑波山などと並び、登山の多い山です。今回は関東地方に南岸低気圧が通過し、大雪直後に登ってきました。
火曜日の祝日ということで、近場の山頂で鍋を食べようという計画でした。
しかし、2日前の土曜日夜から日曜日にかけ関東全域が大雪となりました。日曜日から月曜日にかけては交通マヒがありましたが、インフラを支える人達のお陰で、火曜日に通常通り登山することが可能な程度に交通網が回復しました。
そんなわけで、大雪直後の大山を旅してきました。
大山 雪山登山
小田急線とケーブルカーに乗って、阿夫利神社へ
大山は2011年の5月ぶりです。
2011年3月に東日本大震災があり、しばらく登山を中断していた時期があります。この大山は中断していた登山を再開した山なので思い出深い山です。
どんよりとした天気で、奥には雪化粧した山。
上越方面のローカル線かと思う風景ですが、新宿と小田原を結ぶ小田急線です。土曜日に関東を襲った大雪は、都心部を完全に麻痺させました。
そんな大雪は自分の冒険心を麻痺させ、上記の記事にあるような愚行に走らせたわけです。
さて、2回めの記事ということで坦々と書いていきます。既に3シーズンほど進捗が遅れていまして、方方から更新しろと突っ込まれています。
伊勢原駅にて、雪があるにも関わらず登山するという奇特なメンバ10人くらい?と合流しました。バス停に近い場所にある駅と隣接したお弁当さんは、登山に持って来いのボリュームある弁当が売っていました。それに惣菜も安いです。里山弁当というネーミングが購買意欲を掻き立てられますね。最も山頂で鍋という課題があるので、我慢しましたが。
こういうこと書いているから、記事がどんどん遅れていくんじゃないだろうか。
車で来たメンバもいましたが、何となく路線バスにて大山まで移動します。移動時間は20分くらいです。
終点の「大山ケーブル」で下車します。
ちなみに都内から大山を登る場合「大山フリーパス」を購入するとお得ということを付け加えておこう。
バス停を降りるといきなり坂道なのですが、途中に「プロのみかん」が無人販売されていました。
みかん界にもプロリーグとマイナーリーグが存在するのですね。みかんの皮を曲げて、相手の目に汁を飛ばす打率が成績に影響するとか。
おみやげ街はありがたいことに除雪されていました。
大山豆腐は有名で、スーパーで見かけることができます。
誘惑だらけのストリート。
前回はケーブルカーを利用しませんでしたが、本日は雪もあるため迷うことなく乗車。
二足歩行しているカモシカのようなゆるキャラが腹立たしいところ。
ケーブルカーに乗るのも久しぶりで、高尾山以来なのではないだろうか。
中腹にある阿夫利神社に到着。
霧氷を期待していたのですが、関東に降る雪は水分が多いので、木には残らない模様。ちなみに境内にトイレはなく、ケーブルカーより一段下がった場所にあります。
手すりはカッチカチに凍っていました。
そりゃそうだという感じですが、大雪のため参拝客はほとんどいませんでした。酔狂な登山者だけが、この場を支配しています。
阿夫利神社の内部の水場も凍りついていました。
チェーンスパイクを装着して、雪山になった大山へ
阿夫利神社の左手にある登山口から登ります。序盤からアイゼン着用です。
大雪が降った割に人が歩いているので、足が埋まることもなく快調です。
麓の景色。
神奈川県とは思えないほどに白くなっています。
おなじみの富士山は少し雲隠れしていました。写真左斜面にびっしりと雪が貼り付き、少し不格好。
この日、ずっとけん玉をしていた上様。趣味の一つらしく、おみやげ屋街で一つ購入していました。
道中をだいぶ端折ってますが、大山の山頂に到着。さすがに山頂は雪深く、1m以上の積雪がありました。直下では雪かきをしている人がいて、とてもありがたいです。
寒風が吹き荒れる大山山頂で鍋をする
大山山頂からは、神奈川県ほぼ全域を眺められます。
登り一辺倒できついですが、海まで展望がきく眺め。
不動の人気は納得です。
そして、山頂鍋を開始。
予報が外れ、すこし小雪混じりで風も気持ち強め。鍋が中々熱せられない症状に陥るものも、工夫しながら豆乳鍋を作成。
今回の鍋に関しては、自分はほとんど準備をせず、みんなに作ってもらったので感謝です。
デザートはチョコフォンデュというシャレオツな品も登場です。
が、常にチョコを熱し続けていないとすぐに固まるので、動作を無駄なく行う必要があった。プロチョコフォンデュ。
寒さと闘いながらヤンヤヤンヤしていたら、最初は3,4グループの登山客がいた山頂は貸切状態になりました。
建物の陰にミニ雪庇ができていました。積雪量の凄さがわかる。
宴もたけなわとなり、即効片付けて下山を開始します。
富士山が黄金色に輝いていたのが印象的でした。
ロープウェイの待ち時間に売店に逃げ込んで、紫芋のお団子を頂きました。温かいほうじ茶が体にしみる。
ロープウェイで下山後は、車で東海大学前駅にある温泉に行き、冷えきった体を暖めました。
その後は、メンバ一人の誕生日を駐車場で祝いました。なぜ駐車場かというと山頂は寒すぎたため。
そんなわけで無事、大雪後の大山登山を終えました。
しかし、この週末も第2弾の大雪となり、甲信越地方とくに山梨県に大きな被害をもたらしました。
しばらく都内を脱出できないほど、雪が降ったためいくつかの計画がなくなりました。
雪が降るのは個人的に歓迎ですが、大雪は勘弁願いたいものです。
大山の登山を終えて
大雪直後の大山登山は普段と景色が見れ、良い経験になりました。
大山はきっとまた訪れることがあるでしょう。不思議と魅力のある山です。
コメント
またおじゃましました。楽しそうですね。私も関東に住んでいたらお仲間に入れていただきたいくらいです。頂上についたら温かい鍋物が食べれると思うとスキップで登れそうですね。私は専ら山専ボトル持参派なので、この冬は山で鍋します。
ではまた。
鍋が今は、鍋用の出しが色々と売られているので便利ですね。
>やま子さん
こんばんは。
山専ボトル便利ですね。自分もその恩恵に預かりすぎて、山頂で美味しいものを作って食べるという行為を忘れがちになっていました。
冬は食材も腐りにくく、そういう楽しみが広がってイイですね。
鍋のダシはペットボトルに移し替えて持っていくのがクレバーです!
あれれれ… なんかグダグダの余分な一行があるウ あの時は、睡魔に犯されてた、あツ違う…襲われてた時に「送信」を押してしまいました。すみません
>やま子さん
どうも。
自分も最近眠くて眠くて、きっと前世は熊なのでしょう。冬眠準備でお腹が減ります。