登山奥多摩・青梅

【奥多摩】秋の川苔山 ~ 紅葉した警告と百尋の滝、東京奥地トレッキングの旅

秋の川苔山

2011年11月27日

東京都の川苔山(かわのりやま)に行ってきました。標高は1363mです。

山奥まで沢が続き、登山道の奥には「百尋の滝(ひゃくひろのたき)」があります。落差は約40mあり、奥多摩山域でも特に有名な滝の一つです。

コースがよく整備されており、程よい歩き応えがあることから、人気の高い山の一つとなっています。

川乗山

川苔山は今回で2度目で、前回は10月下旬に訪れましたが、紅葉にはまだ少し早い時期でした。今回は渓谷沿いの紅葉がちょうど見頃を迎えており、気持ちの良い沢沿いの道を歩くことができました。

川苔山について

地図

川苔山の地図

駅から駅へと縦走するコースです。

JR中央線・青梅線の奥多摩駅から西東京バスに乗り「川乗橋」で下車して登り始め、下山後は鳩ノ巣駅へ下ります。

川乗山 日帰り登山

奥多摩駅からバスに載って登山口の「川乗橋」へ

多摩川からの日の出

早朝、乗り換えをした二子玉川ホームにて、気持ち悪いピンク色の朝焼けでスタートします。

この日は日曜日で、前日に秩父の武甲山に登ってました。2日連続登山は初めてで、疲労がまだ取れていません。満足に登山できるのか…。

立川の登山客

JR立川駅で青梅線(始発)に乗り換えました。それにしても、通勤列車並に登山者が多く、席は瞬時に埋まりました。

日本は高齢化社会と言われますが、高齢登山者は元気です。

奥多摩駅

登山仲間の「みやじゅん」が同じ車両に乗ってました。凄い寝相していたけど、言わないであげます。

川乗橋行きバス

駅で降りてから、「東日原行き」のバスに乗り換えます。ほとんどが、川苔山が目的の乗客です。

川乗橋バス停

15分ほどの乗車で、川乗橋バス停に到着しました。

川乗山登山口

バス停を降りた場所が登山道の入口になっています。多くの人がここで準備や体操をしてから登山を開始します。

本日は、初対面のメンバ5名と共に出発です。

紅葉に彩られた林道歩きと渓谷歩き

川乗山登山道入口

序盤は30分ほど車道歩きです。

初対面の人たちと自己紹介したり、登山歴を聞いたりする時間でした。

川乗山登山口
今日の山ガール

車道を歩いていると、「細倉橋」が見えてきました。ここが、登山道の入口です。簡易的なトイレがあります。

川乗山の発電

このトイレはバイオトイレになっていて、川の水で発電されているみたいです。なんか、お金掛かってますね…。

川乗山

川苔山の登山道の前半戦は、川と並行して沢沿いのルートになります。

川乗山登山

登りがなく疲れず、沢に掛かった橋を行ったり来たり、「飽き」の来ないルートです。

川乗山登山

木々が色づき「秋」は訪れています。え?

川乗山

看板通り「百尋の滝」を目指し、奥へ奥へと進んでいきます。

川乗山登山

目に飛び込んでくる黄色やオレンジ、赤に紅葉された木々が美しいです。2011年は11月まで暑い日が多く、街なかで秋をかじることはなかったので、登山を初めて良かったなと…。

川乗山登山

奥へと進んでいくと落ち葉が多くなり、季節が冬へと移り変わっていくのを感じます。

川乗山の紅葉

重力に負けて垂れ下がってしまった木の枝が、枝垂れ桜ならる枝垂れモミジになっており、風流な演出をしてくれています。

岩が転がっていて、道が細い箇所があるもものの、危険箇所はそれほどありません。

百尋の滝

忽然と水の落ちる音が聞こえてきたので、進行方向に目をやると滝が見えてきました。

東京一の落差のある百尋の滝

百尋の滝

登山道の入口から1時間で、「百尋の滝」に到着しました。

奥多摩の中でもかなりの落差を誇る滝で見応えがあります。冬には凍結するので、そちらも見に来たいです。

百尋の滝

落ち葉がたまっている滝つぼも風流です。

川乗山登山

さて、百尋の滝からは、今までのゆるさは何だったの?となる、急登が始まることになります。

足がっー

そして、前日の登山の疲労が、はっきりと足に現れ始めました。

画像は2011年の夏に伝説になった、鳥人間コンテストの「あまりにも主人公すぎる東北大学の選手」です。

川乗山登山

標高が上がるにつれて、木の葉っぱは全て枯れ落ちています。

川乗山登山

落ち葉によってルートが不明瞭になり、迷いやすくなっています。晩秋はこういうのが遭難に繋がるんですね…。

川乗山登山

尾根が狭くなってくるにつれて、傾斜も急になってきます。足で踏ん張る力を求められます。

川乗山登山

足がああああ。疲労で足がダルくて、前に進みません…。徐々にメンバから離されていきます。

俺の人生は晴れ、ときどき大荒れ、いいね!いい人生だよ。

そのスピリットで登っていきます。

川乗山登山

空の面積が増えてきて、山頂が近づいている兆候が見えてきました。俺の人生は曇り空みたいです…。

川乗山登山

最後の一本道です。ここを乗り越えれば、いよいよ山頂。

富士山が見える川乗山の山頂

川乗山登山

川苔山の山頂に到着しました。

頑張った!自分だけがへとへとでしたが、何とか登頂できました。

川乗山から富士山

高曇りの天気ではありますが、前回のガスっていた山頂と違い、白く雪をまとった富士山が見えました。

川乗山食事

食事はチキンラーメンに唐揚げとゆで卵を入れた大学生が考える偏差値低めのラーメンです。ただ、前回はここでバーナーを使って美味しそうに食事する登山者を見て、バーナーを買ったので、夢を叶えることができました。

スノーピークマグ

そして食後のコーヒーブレイク。

それにしても、それぞれ違うものを食べるけど、複数人で食べる食事は美味しいです。機能は、武甲山(ぶこうさん)だからぶどうパンを食べる!と、虚しいことを一人やっていたので…。

川苔山からの富士山

富士山をアップで。

雪化粧はしていますが、積もってくるのはこれからですね。

川乗山三角点

山頂中心の三角点。今回は景色も見れ、よい思い出になりました。

川乗山登山

1時間ほどのんびり山頂で過ごし、鳩ノ巣駅の方面に下山を開始します。

川乗山下山

奥多摩ではありがちな杉林です。下っても下っても景色が変わりません。あまりの単調さに、歩きながらウトウトするメンバも…。

川乗山下山

杉林の中でも、自然に伸びてきた木は黄色く色づいています。

川乗山下山

まったく見どころもないまま、下る作業が繰り返されていきます。

川乗山下山

下りで足のダメージは追加され、疲労感より痛さが目立つようになりました。自分には土日連続登山はまだ早かったようです。

川乗山下山

未舗装道に出ました。ここからタクシー呼べない?

川乗山下山

大根山ノ神。

ここまで来れば、後少しで鳩ノ巣駅です。ですが、後ちょっとと思ってからが長い、それが登山。

鳩ノ巣タウン

うんざりするような樹林帯を抜けて、生活音がし始めたら、街が見えてきました。ホッとする瞬間です。

鳩ノ巣の集落

ちょうど夕暮れの時間帯で、待ちを照らす夕日が綺麗です…。東京都は思えない風景です。

川乗山

鳩ノ巣駅に到着し、無事に下山することが出来ました。いやー、疲れた。疲れたけど、いい登山でした。

登山を終えて

川乗山

土日連続登山が初めての経験でしたが、同じ山を登る経験も初めてでした。1回目は展望も見れなくて残念な思いがあった分、2回目も楽しめました。今後もこういうことってあるんでしょうね。山頂がガスって、また登らなきゃという思いになることが…。

川苔山

紅葉した登山口から百尋の滝までの区間はとても美しく、万人におすすめできるルートでした。ピークは1週間ほど前だったと思われますが、11月中旬頃に訪れると、より美しい紅葉を楽しめると思います。

ちなみに、土日連続登山の代償は大きく、平日3日間筋肉痛に苦しめられました。

 地図はこちら

コメント

  1. はじめまして、ランキングから来ました。
    とてもきれいなとこですね!

  2. >きゅーさん

    コメントありがとうございます。
    なんのランキングなのか・・・管理してないもので・・・。

    都内とは思えない綺麗な場所ですよ。

  3. こんにちは! また投稿しちゃいました!
    川苔山、行ってきました! アドバイス通り2Lの水を担いで!
    結構長い道のり出でしたが、割と足にやさしい道程だったので
    それほど疲れることなく、往復で5時間半程度で済みました。
    百尋の滝には圧倒されました。また秋にでも紅葉を見に来たいです。
    この時期の山頂は、虫がスゴイですね!特に蜂系が!
    年配のベテラン(らしい風格)の登山客は、顔にとまってても全く意に介さず。脱帽。
    次はどこか決めかねていますが、どこかおススメとかありますか?

    • >えふさん
      川乗山は沢沿いに歩くことができるので、気温の高い夏でも気持ち良さそうですねー。
      百尋の滝は、冬場に完全凍結するらしいですよ。それもちょっと見に行きたいです。
      虫は困ったものです。次に書こうと思っている記事の山では、虫に非常に悩まされました…。

      大山と川乗山と着々とステップアップしているようですね。
      移動手段がバスと電車になるのであれば、山梨の滝子山や大菩薩嶺がいいかも知れません。どちらも記事を書いています。
      深夜の高速バスを使って、北アルプスにトライもありですねー。
      日帰りというのであれば、乗鞍岳や焼岳をお薦めします。

      丹沢は、夏季はヒルが出没するのであまりお薦めできません…。

  4. はじめまして。
    自分はこの翌年に紅葉目当てで同じコース取りで登りました。 紅葉シーズンも終わりに近づくともう霜が降りてたりして、空気も冬のように澄んでてつい山頂で長居しちゃいますよね。

     登りの途中ちょっと道が不明瞭になるところはトトロでも出てきそうで非常に気に入ったのですが、反面下りで鳩ノ巣駅に降りる道の退屈さはちょっとぐったりしてしまいますね。何とかならないのかなあ。。

    • >Piccoliさん
      はじめまして。
      コメントありがとうございます。

      川乗山の沢沿いコースは紅葉が映えますね。
      空気が澄んでいると富士山の眺めが楽しめるのが奥多摩や丹沢のいいところですねー。
      山頂でラーメンや鍋をしたくなる季節になりました。

      鳩ノ巣駅に降りる道は確かに単調で、登りに比べると面白みに欠ける面がありますね。
      山頂で腹いっぱいにしてから下山したら居眠りしそうになったほどです!

      また、よろしければコメント下さい!

  5. 初めまして!
    紅葉の時期で探してたらここが見つかって!
    今度いきます!
    気を付けた方が良いことや、持ち物何かいるとかありましたら教えてください!

    • >かけるさん
      はじめまして!コメントありがとうございます。
      川乗山はバスの時間をしっかり把握し、通行止め箇所が無いかを調査したほうが良いです。
      紅葉シーズン中は人がたくさん歩いていると思うので道に迷うようなことはないはずですが、落ち葉に道が隠れてわかりにくい箇所があった気がします。
      慎重に登って下さい。

      一般的な登山装備があれば大丈夫かと思いますが、6時間~7時間と長丁場です。
      食べ物飲み物はしっかり準備していって下さい。

  6. こんばんは。
    今日、記事を参考に川乗山行ってきました。

    細倉橋から先は橋が落ちているみたいで、現在は通行止めみたいです。迂回路の舗装路をさらに2.4キロも歩かされました。。。

    百尋の滝は迫力満点ですね。夏に来たら涼しそうです。

    今日はとてもよく晴れていたので、頂上からの富士山もきれいに見えました。

    久しぶりの山登りで足がぷるぷるしちゃいましたが、充実の山行でした。

    これからもブログ楽しみにしています。
    いつかご一緒できたらうれしいです!

    • >みっきーさん
      コメントが1周間遅れとなってしまい申し訳ございません。
      川乗山。。。なにやら以前と違ったルートになっているのですか…。
      記事に現在の状況を記載しようと思います。

      百尋の滝いいですよねー。自分は奥多摩はだいぶご無沙汰なので、また歩いてみたいと思っています。

      是非、ご一緒しましょう。
      春先にかけて一回大体的にイベントをしたいと思っていますし。

  7. はじめまして。去年山歩きを始めてからというもの、多くの山行でこちらのブログを参考にさせていただいてます!
    単なる登山ログに留まらず、移動にしても地の食べ物にしても季節の狙い方にしても、veryblueさんの旅はいつも総合エンターテインメントだなあと感服です。

    『なんだか無性に登りたかったからしょうがありません。山ならどこでもよかったんです』

    今まさにそういうフェーズでして、昨日は川苔山を歩いてきました。
    百尋の滝はもちろんですが、やはり沢沿いを歩くのは気持ちがいいですね。紅葉、氷瀑、それぞれの時期に再訪したいです。

    ところで乗換の立川駅のおにぎり屋さんでveryblueさんらしき人を見かけたのですが、
    びびって声をかけることができませんでした。芸能人を見かけたときの反応もこんなものかもしれません。
    (といっても装備からの判断なので、ぜんぜん別人かもしれませんが^^;)

    いつかどこかの山歩きでご一緒できたら嬉しいです。これからも更新楽しみにしています。

    • >chajinさん
      はじめまして。
      コメントありがとうございます。そして、参考にしていただきありがとうございます。
      コンセプトとしては登山をしない人でも楽しんでいただくため、旅を中心とした登山ブログを心がけています。
      地方に行くのですから、郷土は楽しみたいですからね。

      川苔山は新緑、紅葉、氷瀑など多くの時期を通して楽しめますね。
      自分は山に登りたいという時期は通りすぎて、『見たいものがあるから山に登る』方向にシフトしています。
      貴重な花が咲くなら遠方にだって出かけます。

      立川駅のおにぎり屋にいたのは確かに自分です。
      甲府行きの電車を待っている間に車内で食べるおにぎりを購入していました@@;

      これからもよろしくお願いします!

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