【伊豆諸島】天上山(神津島) 登山 ~ 海に浮かぶ天空の山、360度に広がる水平線の旅

登山 伊豆・伊豆諸島
神津島

2013年4月28日

東京都伊豆諸島の神津島こうづじま天上山てんじょうざんに行ってきました。標高は標高571mです。

神津島は伊豆七島の1つで、天上山は神津島の最高峰である火山です。島独特の自然環境により、本州の山とは大きく異なる植生があります。また、山頂には砂漠が広がるのも特徴です。

神津島の天上山

登山を始めて、初の島への渡航です。日本全国には多くの島があります。登山で有名な島といえば、九州の屋久島や北海道の利尻岳です。しかし、自分が一番行きたかった島は、この伊豆諸島にある神津島でした。

海に浮かぶ天上の世界の旅スタートです。

神津島について

神津島村は、伊豆諸島にある東京都の村である。神津島をはじめ、漁業関係者や釣り人、ダイビングを趣味とする人々によく知られた銭洲などの島嶼からなる。

アクセス

往路に前夜発の大型客船、帰路に高速ジェット船を利用すると1泊2日で時間をフルで使うことが出来ます。

  • 大型客船の所要時間:11時間(夜発)
  • 高速ジェット船:3時間20分

天上山(神津島)登山

天上山_03

神津島へは自分を含む5人のメンバで行ってきました。今年に入って何度も一緒に登っている人達です。

竹下桟橋から大型フェリーで神津島への船旅

浜松町駅

ゴールデンウィーク前半、2013年4月27日土曜日22時に竹下桟橋たけしたさんばしへやって来ました。

今回の旅のスタート地点です。

浜松町駅

オフィス街で高層ビルが乱立するJR山手線の浜松町駅

残業や飲み会を終えて帰宅するサラリーマンで混雑していますが、GW初日と言うことでスーツ姿の人は見かけませんでした。

浜松町駅

北口に降りて、まっすぐ海の方向へ竹下桟橋を目指します。

この時間になるとスーツケースや大きな鞄を持って歩いていく人がいるのでまず迷うことはないでしょう。

東海汽船

反対には東京のシンボル東京タワーが点灯しています。

東海汽船

夜道を歩くこと8分程で、「竹下客船ターミナル」に到着です。

伊豆諸島もしくは小笠原に行く人達で船は大混雑。

東海汽船

ターミナル内部もチケット販売所に、長い列ができていて大賑わい。さすがゴールデンウィークですね。

ゴールデンウィークの初日、つまり前日の方が混んでいたのでしょう。

東海汽船
神津島の往復料金

5人で往復72200円です。一人当たり14400円。

東海汽船

GWの2週間前の週末、同じくこのターミナルにやってきています。

チケットを2週間前に購入すると2割引されます。5人で2割引きと言うのは非常に大きいわけです。

偶然、会社の新人歓迎会が浜松町で行われたんです。幹事を任されたのですが、ゲームの企画がグダグダに終わったな…。

東海汽船

それはさておき、ここで神津島へのアクセス方法を簡単に解説。

神津島へは3通りの交通手段があります。

  1. 大型客船
  2. 高速ジェット船
  3. 飛行機

上記の3通りとなります。値段の安さは1から3の順、速さは3から1の順です。

今回は、行きに深夜運航の大型客船を利用し、帰りを高速ジェット船を利用しました。1泊2日で限界まで島にいることができるアクセス方法です。一番人気は「2等座敷」で、大部屋に寝ながら行くことができます。しかし、ゴールデンウィークと言うこともあり、1ヶ月前には席が埋まってました。ゴールデンウィークに行くなら2ヶ月前の予約が必要です。

メンバとの調整をしながら、1ヶ月前に苦労してチケットを取りました…。

天上山_13

乗船を待つ列は外にあります。

強い海風が吹き抜けています。

天上山_14

列に並んでいる間に近くのコンビニに買い出しに行きます。ファミリーマートとデイリーヤマザキが近くにあります。

ちなみにこの交差点からは遠くにスカイツリーが見えました。

天上山_15

ガーン!

パンやおにぎり、弁当などの惣菜は売り切れていました…。某ビックサイトで行われるイベントの時は大量入荷するというのに、見習ってほしいですね。

船に乗って気づいたのですが、熱湯を利用できるのでカップ麺でも良かったです。

ブリトーくらいしかありませんでした。ブリトーって一時期はまったことありません?ないですかそうですか。

東海汽船

乗船が開始されるのを待つ列。

東海汽船

さるびあ丸はまだ準備中。

東海汽船

22時半過ぎにいよいよ乗船が開始されます。

いざチケットを渡す時に限って、どこにしまい忘れたかわからなくなる間抜けな人って必ずいますよね。そう、僕です。

東海汽船

伊豆諸島を航行する「さるびあ丸」。

東海汽船

いざ、船の内部へ。

天上山_21

2等席は当然ながら船の下。

乗り慣れているであろう釣り客達は、クーラーボックスなどの大きな荷物を専用のスペースに置いています。

天上山_22

2等の座席。

思っていたより全然苦にならない感じのスペースでした。席の位置もフロアの後方だったため後を気にすることがなくてよかった感じです。

東海汽船

自販機の値段が、陸のものと変わらない事実に驚いた。

東海汽船
東海汽船

23時になり出航。

甲板に出て、お酒をあおりながら東京湾のナイトクルージングと洒落込みます。

2等席なので甲板に出るには4,5回階段を登らなきゃいけません。

東海汽船

今宵は満月ということで、海面がキラキラと光り絶好のナイトクルージング日和。

まず、正面に見えてくるのは首都高速11号台場線です。

まぁ、レインボーブリッジですね。

東海汽船

レインボーブリッジをくぐります。

東海汽船

「レインボーブリッジ封鎖できません!」

「足元がお留守になってますよ」

レインボーブリッジ

無事、レインボーブリッジを通過しました。

レインボーブリッジ

東京をどんどんと離れていく大型客船「さるびあ丸」。

みんなが甲板の進行方向左手に集中するもんだから、手すり付近に閉じ込められること数10分。

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ようやく脱出。

五月と言えども海風がひんやりしていて肌寒いです。

天上山_32

東京タワーを遠くからみるとやっぱり目立ちますね。

スカイツリーはなんか今ひとつな感じ。

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大井埠頭。

深夜にも関わらずコンテナの荷をがんがんトラックで運んでいます。埠頭夜景マニアの人にはたまりませんね。

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甲板一つしたのスペースは中々のカオス。

「○○大学(某有名私大)法学部1年○○でーす!」と大きな声で自己紹介してました。きっと、サークルの活動の一環ですね。なんとも青春ですね。海に放り投げたい。

と、そこの横では外国人の二人組みが大きな鞄でスペースを作り、寝袋を敷いて寝ていました。ちなみにこの甲板で寝ているグループは4,5組いました。

なるほど、そういう手もあるのか!

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今回のMVPは、階段の踊り場にある自販機の隙間でいびきをかいていたおじさんでしょうか…。

1メートルほどしかないスペースに良く寝れるもんだ…。

というか何故そこで寝ることを選んだのか問いたい。

そんな、驚きと発見だらけのナイトクルージングは24時の消灯をもって終了です。

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今回の旅の1日目がはじまりました。

オリジナルの良く眠れる音楽リストをかけながら目を瞑っていましたが、結局のところは半寝状態でした。揺れに悩まされるというようなことはありませんでしたけど。

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4時半に船内の明かりが一斉に点灯。短い消灯時間でした。

外に出てみるとまだ太陽は昇っていません。

神津島

早朝5時に最初の渡航地である伊豆大島に到着しました。

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半分近くの客はこの大島で下船していきました。

お陰さまで座席がほとんどがら空き。2等座敷もがらがらになったので、こっちに移動して寝てました。いっそ、1等席に侵入すればよかったかもしれない。

伊豆大島の三原山登山の記事です。

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船上で迎える夜明けははじめての経験。

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肝心の太陽が水平線から登る瞬間を寝てしまっていた…。

というわけで、太陽が少し昇ったところから。

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バームクーヘンと自宅で淹れてきたホットコーヒーで朝食を。

あ、インスタントです。

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船でむかえる優雅な朝の時間を読書に費やしてみました。

でも、読んでいる本は「居酒屋百名山」

釣り客の人たちは夜景にも朝焼けにも興味ないようで、客室でずっといびきかいてます。

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大島の次は利島(としま)に入港。

こじんまりとした山で綺麗な円錐形をしている島です。なんかこんな形したチョコレート菓子あった気がするんですが…。

この島には標高508mの宮塚山があります。どんな眺めか気になるところです。

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汁物が食べたくなったので、レストランに入りおでんを頂きました。

おでんにむしゃぶり付いている間に新島(にいじま)を通過していました。

ようこそ式根島

式根島に到着。

ここは温泉が豊富にあるらしく、海ぞいに無料の温泉があるのだとか。

会社の毎週のようにサーフィンをする人が「海でひとっ風呂浴びた後に、温泉入ると気持ちいいんだよね」と言ってました。ん、何かがおかしい?

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式根島の次は神津島なので降りる準備と着替え。

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しゃぼんだま遊び。

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今まで通過してきた島をバックに最後の神津島へ。

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見えてきました神津島。

今までの島とは違って木の剥げている箇所が多いのがわかります。

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到着間近。

客室に戻ります。

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綺麗な青い海から、一気にそそり立つ天上山の姿がとてもカッコいいです。

予定通り多幸湾(たこうわん)に到着。

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下船。

自分たち同様に登山する格好の人はちらほら見かけますが、ほとんどの人は釣りやダイビング目的ですね。

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多幸湾は町と反対側にあり、漁港と砂浜しかありません。

町まで行くには村営バスか宿泊する民宿に送迎してもらうことになります。

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今回、自分たちが宿泊したのは民宿「よねき」です。

ご主人が待っていてくれて、バンで民宿まで送り届けてもらいました。

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民宿が依頼している送迎屋みたいなもんで、かなりのスピードで山道を飛ばすので怖かったな…。

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民宿「よねき」は海岸から少し高いところにあるので、表通りから入組んだ路地を登っていきます。

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客室は全部で5か6はありました。

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こんな感じに町を見渡せます。

写真の右が前浜海岸です。

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移動疲れを癒している暇はありません。

ちょっとお茶で一服し、天上山を登るにあたっての作戦会議をして出発します。

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坂があって狭い路地が入組んでいる町。

とても好物です。

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前浜海岸が見えます。

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お昼ごはんは、東京にいるときからこの「関庄商店」で買うことを決めていました。

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目的は、この商店で売っているおにぎりです。

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おにぎりセット(390円)は、神津島海苔を使っていて、少し塩味が効いています。

中身は入っていませんが、カワハギの干物と漬物が添えてあるので、それらと一緒に食べるとちょうど良い感じです。

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お酒から食品まで、小さな島だけれど充実して商品が揃っています。

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民宿のお刺身に使うであろう生姜は、こんな特盛りで販売されてました。

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お昼を調達して、いよいよ登山口へ向かいます。

神津島 藤屋ベーカリー

しかし、パン屋を見つけてしまいました。

登山をする前に神津島食べ歩きツアーです。

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「藤屋ベーカリー」では、高校生が好きそうな惣菜パンが並んでいました。

実際に学校の購買に卸していたりするのかな?

いくつか購入し、今度こそは登山口を目指します。

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町には登山口までの標識が立てられているので迷うことはないです。

黒島登山口に向かいます。

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錆びた白いガードレールと青い海。

うんうん、こういう景色ですよ。

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道を歩いているとびっくりするくらいに車が通ります。島民の人は移動を全て車でしているのでしょう。

農作業に行く車、河川工事の車、民宿の送迎など何度も何度も車をよけるのに一苦労です。

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もちろん東京より神津島の気温の方が高いです。

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町から見る天上山は、まるで壁のように感じました。

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民家を抜けると山道へ入ります。

カーブが連続する山道から天上山を見上げると既に登り始めているパーティが見え、「きゃーきゃー」と女の人がはしゃいでいる声がします。

おいおい、いくらなんでもはしゃぎ過ぎだろう…。

天上山登山口

途中にあった風穴。

冷風を感じたような気がしなくもなかった。

天上山登山口

5月で汗ばむ陽気。

8月の海水浴シーズンに欲張って天上山に登ろうとすると脱水症状の危険があるかも知れないです。

天上山登山口

天上山の登山口である黒島登山口に、午前11時に到着しました。

東京から片道たった12時間です!

そして、登山口までの紹介で写真90枚って、どんだけ尺使ってるんだよって話です。

天上山_89

天上山は、新日本百名山と花の百名山に選ばれています。

伊豆諸島にはまだまだ山がありますが、名山指定されているのはこの神津島の天上山だけ!

…だった気がする。

天上山登山口

登山口から海側を見ると、結構登ってきたことがわかります。

天上山登山口

半日を費やしてやってきた天上山登山開始です。

杖が設置されているのがいいですね。

天上山の地図は神津島のページからダウンロードできます。

全部を見て回るとなると結構時間がかかります。

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町から見えていた通り、急な斜面を登ることになります。

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1合目から順番に登っていきます。

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登山口から背丈の低い植物しか生えていないので、見晴らしがとてもいい。

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海からずっと続いているように感じる道なので、とても気分爽快。

思わず大声を出してはしゃぎたくなるような景色ですね。

あ…。

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3合目にはベンチが設置されています。

ところどころにベンチがあるので休憩できます。

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登山口から15分程で5合目に到着です。

標高は353m。

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ひたすら急斜面を登ります。

整備されているとは言え、スニーカーで登るのはちょっと大変そうです。

冬場でなければ、きちんとトレッキングシューズを持ってきて、サンダルを持参するのがいいかと思われます。

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8合目を過ぎると大きな岩がごろごろした道に変わります。

ちゃんと全部の標識を撮っていたのですが載せるのがめんどく…。

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そして、長い急斜面が終わりました…。

そこで待っていた山頂の景色は。

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なんだアルプスか。

それにしても周囲が海という環境からか開放感があり、樹木がないためとてもアルプスに似ています。

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そして、この海の見晴らし。

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開放感のある山頂は、まさにアルプスの稜線そのもの。

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想像以上にいい山です。

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「洋上の北アルプス」

この異名は伊達じゃないですね。というか二つ名かっこいいですね。

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天上山は、その景色だけではなく広々とした山頂にはいくつも見るべきポイントがあるのです。

まず、一つ目は「千代池」

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植物が生い茂る道を進んでいきます。

生足を出していると結構きついかも。

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千代池は苔の生す綺麗な池でした。僅かに吹く風が波を作っていてなんともいえない雰囲気。

山頂にぽっかり空いたスペースで静かな場所です。

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ちょうど時間は12時。

テーブルが二つあったので、お昼にしました。

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ほんのり塩味の効いた炊き込みご飯とカワハギでペロリです。

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昼食後はごろんと天然の芝生で昼寝。

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昼休憩も終えて次の場所を目指します。

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樹林のトンネル。

となりのトトロでメイが迷い込んだ場所みたいです。

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やっぱりアルプスに似てる。

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千畳敷カールの写真と比べると何となく似てる。

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広大に感じる道を歩きます。

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「裏砂漠」に到着。

山の上に砂漠があるんです。

雑誌の記事を見ていたら「砂漠がある山」という書き出しにひかれて、天上山に行ってみたくなったんです。

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今回、天上山に来る動機の一つとなったこの「裏砂漠」を一人独占です。

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み、水をください…。

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白い砂が堆積した砂漠と青い空のコントラストがとても素敵な場所です。

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次は、登ってきた神津島の町とは反対側の「裏砂漠展望地」へ。

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こちらも断崖絶壁で見晴らしが良かったです。

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この場所は本当に見晴らしが良くのんびり過ごしてしまいました。

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次は、新東京百景展望地へ。

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ここからは、大型船で巡ってきた島々を一望できます。

式根島、新島、利島、大島などなど。さすがに本土は見えないかな。

天上山_133

バームクーヘンみたいな地層がある場所が見えました。

行ってみたかったのですが、道がわかりませんでした。

天上山_134

不動池。

ここに雨が貯まるかどうかで、昔は一年の降水量を予測していたのだそうです。また、天上山は島民の人に霊山として信仰されていたようです。

池の中央の小さな小島には祠があります。

天上山_135

次のポイントは天空の丘です。

「天空」って言葉がいいですよね?

天上山 天空の丘

この天空の丘からは、天上山山頂の全景が見渡せます。

裏砂漠ほどの規模はありませんが、「表砂漠」も一望できます。

天上山 天空の丘
天上山 天空の丘

そして、だいぶ遠回りしましたが神津島の一番高い場所。天上山山頂へと向かいます。

東京を出発してから15時間、天上山山頂

神津島天上山 山頂

東京を出発してから15時間と30分。

ものすごくのんびりしたペースで歩いて、14時30分に神津島の天上山山頂に到着しました。

下手すると日本の裏側まで行くことのできる時間じゃないですか…?

豆知識ですが、離島をのぞいた場合に東京から最も時間のかかる場所は奈良県吉野郡十津川村らしいです。

神津島天上山 山頂

おや、標識の上になにやらいます。

こ、これは願い事をなんでも一つだけ叶えてくれるという龍ではないですか!

神津島天上山 山頂

天上山の山頂へは最短ルートで1時間ほどで来れてしまうので、夏場はゆっくり夕陽でも見に来るのもいいかもしれません。

神津島天上山 山頂

風が吹き荒れる天上山ですが、本日は見える限り雲一つなくほぼ無風状態。時折、様々な方角から心地よい風が吹く程度です。

民宿のおじさん曰く「こんなに風がなく山に登れるのは珍しい」とのこと。

まさに絶好の日和でした。

神津島天上山山頂から

天上山山頂からぐるっと360度の動画。

神津島天上山 山頂

非常に勿体無い気分ですが下山を開始します。

下山は登り口とは違う白島登山口へ。

海まで続くような道です。

神津島天上山 山頂
神津島天上山 山頂

火口の外輪をぐるっと周回して下山道へ。

神津島天上山 山頂

白島登山口はこのように階段がきっちり整備されている道です。

天上山_147

山頂からわずか20分程度で白島登山口の入り口に到着しました。

ここまでは車で来ることができるので、観光で登山するならだけならこちらから登ります。

天上山_148

白島登山口からは山道に入ります。ここも樹林に囲まれた気持ちよい尾根道です。

全体通して充実したルートです。

天上山_149

鳥居を越え、下山完了。

天上山_150

黒猫がお出迎えしてくれました。

天上山_151

再び町まで戻ってきたときにはすっかり夕暮れでした。

天上山(神津島)登山を終えて

天上山_153

神津島という島を知ったのはちょうど1年前の同じ時期です。

雑誌のとある紹介文を見て名前を知って、Youtubeにある動画を見たときに「これは行かなければ」と思いました。

神津島へ、いこう。

その動画がこれです。

I hope the pacific is as blue as it has been in my dreams.
「太平洋が夢の中で見たように青いといいが」

I hope.
「俺の希望だ」

映画「ショーシャンクの空に」の最後のセリフですが、なんとなくこの言葉どおり自分も希望が叶えられた気がします。

神津島は伊豆七島のそれぞれの神々が集まり、命の源である水を分配するために訪れたと言う伝説があります。

山登りをしてはじめて島を訪ねましたが、また一つ違う日本の良さを感じました。

神津島の集合写真

美しい海に美しい山。

神津島の天上山は、本州の山岳地帯では決して味わえない魅力がたくさんあります。島のよさの味を占めてしまったので、どんどん行きたい場所が増えて困ります…。

伊豆七島、小笠原、利尻礼・文島、瀬戸内海の島々、屋久島などなど。人生が4,5回あっても行きたりないですね。

天上山は洋上の北アルプスと言われていますが、北アルプスが山の神津島と言っても良いくらい素晴らしい山でした。

神津島の関連書籍

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コメント

  1. こんばんは、VERYBLUEさん。
    普段なかなか見れない、島の風景をたくさんアップしてくださり、ありがとうございます(^^

    月並みの感想になっちゃいますが、本当にアルプスのような視界の広さですね!
    そして、島ならではの水問題と、なかなか奥深い旅になったのではないでしょうか。

    それにしても、人生の持ち時間が趣味に費やすには足りない気が、私もします。
    おまけに、私としては死ぬまでに宇宙旅行に行きたいので、時間が足りないです!
    お互い身体が動く限りは、山登りを楽しめるといいですね!

    • >悠さん
      こんばんは。
      自分も島に行ったのは、クラゲに刺された記憶が鮮明に残っている佐渡島ぶりです。
      この島は、登山をはじめてから知りました。
      伊豆の島々にも山があると知ったのはつい最近のことです…。三原山や八丈富士など行くのが楽しみです。

      伊豆諸島の中で一番、展望がいい山じゃないでしょうか。写真でしか見比べていないのでなんとも言えませんが。
      東京からフェリーで行くことができて、新幹線で旅行するより…と考えれば安いモンですね。

      宇宙旅行とは壮大ですね!
      最近、岩城滉一が宇宙に行くと話題になってますね。宇宙旅行は誰でも妄想しますよね。
      日本でさえこれだけ行きたいところがあるのにと思うと時間は足りませんね。
      時間はあってもお金がなければ何も出来ませんが。
      お互い頑張りましょう・x・b

      天上山山頂

  2. 高校生の時夏休みに伊豆七島に行くのが流行ってました。
    自分も予約を取っていましたが、急に行けなくなり友人に替わりに行ってもらいました。その時行けなかった島です。
    山もあったのですね。
    二つの自然が楽しめる贅沢な所とは知りませんでした。
    久しぶりにパンダちゃんの姿が!!

    • >すんこさん
      こんばんはー。
      そんな流行あったんですか!?
      島とは無縁だった海なし県なので、隣の市にある「一万人プール」に行くのが流行ってましたよ。
      高校生の時に行けなくて残念ですね。

      高校生の場合、海で一日中遊んでれば満足そうですね!

      伊豆諸島

      よく気づきましたね。
      ちょっと成長してるんですよ。

  3. 懐かしい~♪とってもとってもとぉ~っても癒されました♪
    気付けば自分も坂を歩いたり商店で買い物をしたり、海に潜って魚を追いかけたりして一日が終わっていたのを思い出して、記憶の中で神津島を満喫していました♪
    天上山は登っていなかったので、凄い素敵な所でびっくりしました☆

    私も神津島が好きな理由は、海の透明度が日本一なのはもちろんですが(私が行った20年前位は日本一でした。)海面から海底を覗くと下まで見えて、素潜りすると鯛と目が合ったりイカの大群が横切ったり。。
    そんな綺麗な海も大好きですが、なにより島独特の狭い街並みや坂、古めかしい商店が好きなんですよね~(笑)
    商店を探して狭い坂を登ったり、海に戻る為に坂を降りたりするのが最高に好きでした。

    3年前位には式根島に泊まって新島まで漁船で遊びに行ったので、式根と新島がちらっと出てきたのも嬉しかったです♪
    島ってどんどん行きたくなりますよね(笑)

    • >heartyさん
      神津島は天上山に行ってこそですよ!
      というかGWは素潜りか釣りする以外には、登山と言う選択肢しかありませんけどね!

      海は綺麗でしたねー。展望台から見下ろすと珊瑚がある場所とない場所でくっきり色が分かれてるのにびっくりしました。
      海の体験談をされるとまたまた夏にでも行きたくなるじゃないですか・p・!
      とにかく、次はキャンプでもしながら海に入って、午後は夕陽を見に天上山に行ってみたりしたいです。

      伊豆七島を全部巡りたくなりましたよ!
      せっかくテントを持っているのでキャンプをしながら安く行こうかなと思ってます。
      大型客船であれば安く済みそうですし!まぁ、後は時間とメンバですね…。

      東海汽船フェリーの朝焼け

  4. こんばんわ!
    以前御嶽山のところで名前を入力しわすれて匿名になってしまったものです(´・ω・`)まず、栃木県の件でかなり共感してます(笑)栃木の夏って、急に黒い雲が広がって、雷夕立が多いですよね。

    今回の旅もとてもすばらしいものだったんだなと感じました。
    海と山って正反対のものに感じますが、神津島では両方感じることができるのですね。それに、低山なのに、植生がないのは火山性なのでしょうか。砂漠や、アルプスみたいな風景はとってもきれいですね。

    ブログを読んでいると、どんどん行きたい場所が増えていきます。
    これからも楽しみにしています。

    • >むらむらさん
      どうも、コメントありがとうございます。返信遅れて申し訳ないです。
      栃木の夕立は風物詩ですよね。
      分厚い雲に覆われているはずなのに周囲は妙な明るさに包まれていたり、アスファルトで蒸発した雨が蒸し暑かったりと…。

      海を渡っていく登山は、房総半島の山で2度ほど経験していますが、新鮮な感じです。
      天上山は火山と言うこともありますが、海風が吹き付ける環境のためあまり背の高い木は生えないとどこかの看板に書いてあった気がします。

      山頂から見る山々を見ていると、今度はあそこに行きたいと思うようになります。その無限ループにはまってしまうと抜け出せなくなります。
      更新が遅いですが、よろしくお願いします。

      御嶽山

  5. 自分が行けない山、たぶん行くことがないだろう山(怖くて^^;)
    にいつも行った気分になっています。ありがとうございます。

    ところで…

    彼女はどれですか?

    • >climbfanさん
      久々のコメントありがとうございますー。
      いえいえ、東北の山々も素晴らしじゃないですか。
      定年を過ぎてから登山に目覚め、全国各地を巡る人も多いですからね…。
      それに息子さんと毎回一緒に登山できるなんて、日本広と言えどもなかなかいないに違いありません。

      神津島

      ところで…
      彼女は、栃木県にある女峰山ですね…。
      ルートが厳しくて手が出せない、いや足が出せないんですよね…。

  6. こんばんは。
    また過去の記事にやってきました。

    GWに大島に、三原山に登る為に行ったんです。霧が濃くて登山口まで歩いただけで撤退しましたが…

    こちらの方が楽しそうですね!

    絶対に行ってみたーい!

    • >ちかさん
      GW大島に行かれたのですね。自分も今年もしくは来年に登りに行きたいです。
      なにやら地震があったみたいですが、大丈夫だったのでしょうかね…。
      神津島もぜひぜひ。
      天上山は展望が抜群で楽しめますよ!

  7. […] 出典my-roadshow.com […]

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