2013年7月7日
新潟県と長野県に跨る苗場山に登ってきました。標高は2145mです。
山頂が平らになっていて、夏は高山植物が咲く高層湿原があります。豪雪地帯なので、雪が溶けるのは7月と遅く、遅い春を迎える山です。
日帰りでは定番のコースである、祓川コースを選択しました。しかし、高くなるにつれてブヨに襲撃され、大変な目に遭いました。
苗場山は周囲の山々から見ると異質な形をしているので、いつか登ってみたい一座でした。
公共交通機関でのアクセスがあまりよろしくないので、遠ざかっていましたが、初対面にも関わらず、車を出してくれる方がコンタクトしてくれてました。
しかし、待っていたのはブヨの襲撃と梅雨も終わらぬ時期の土砂降り、波乱の旅となりました。
苗場山について
地図
祓川コースを選択しました。
全体的になだらかな坂道が続きますが、神楽ヶ峰~苗場山の登り返しに一苦労です。ちなみに、ブヨは「中ノ芝」付近から苗場山の山頂手前まで出現しました。
祓川登山口駐車場から山頂までの標高差は925mです。
苗場山 祓川コース
関越自動車道を北上し、越後湯沢ICから祓川登山口へ
「苗場山?いいぜ乗って来なよ。」
今回のメンバは、このブログを経由してコンタクトを取ってくれたSaku兄です。新潟の山に気前よく連れてってくれるなんて、素晴らしい人と巡り合いました。そして、女性2名を加えて、計4人での登山です。
深夜の関越道はガラガラで、あっと言う間に越後湯沢に入りました。虫よけの業務用扇風機をぶんぶん回しているコンビニで食料を調達し、祓川登山口の駐車場に到着したのが、早朝5時でした。
既に10台以上の数の車が停まっていました。
日本百名山にも選定されているので、登山口は立派です。トイレもありました。
前日の予報では「晴れのち曇り」でしたが、現地はどんよりした曇り。梅雨も抜けていないので、予報が正確には出ないのだろうか…。とか思いつつ、周囲が明るくなり始めたころに登山開始。
登山道入り口には、登山口を示す柱とコースを紹介する大きな看板がありました。駐車場からはゲレンデに通じる道へも進むことができますが、登山道へと入りました。
前日に雨が降ったため、地面は泥だらけでした。幸先の悪いスタートです。
ほんの数分でゲレンデと合流しました。天候回復に期待したいところですが、絶望的に雲が濃いな…。
最近、登れば晴れる天気を感じとることができるような気がするんです。
視覚的に見ることができる雲の厚さと体に感じる気圧の感じでしょうか。いや、こんな能力は麓の町に住む仙人みたいな暮らしをしている爺さんだけかな。
7月上旬のこのガス状態。湿度は高く、不快指数は高めです。
駐車場から歩き始めて40分ほどでかぐらスキー場和田小屋に到着しました。
宿泊者専用の駐車場があるようで、スキー場の道をカットできるみたいです。ゲレンデシーズンの方が活気付いてるのかな。
和田小屋を過ぎると登山道へ
和田小屋のすぐ近くに苗場山への登山道があります。ここからが本当のスタートになります。
登山道入り口周辺は冬はゲレンデになっているであろう場所が、花畑と化していました。
とうもろこしの実ように、粒々の白い花は「コバイケソウ」です。
登山道をふさぐ様に雪がこんもりと盛られていました。この雪の向こう側が登山道なのに、道を見失って左の方向に進んでしまったのは内緒です。
チングルマも咲いていました。
ゲレンデの脇にこっそりとある登山道に進入していきます。
樹林帯の地面は前日の雨でどろどろでした。
かんかん照りの晴れた日には涼しい樹林帯ですが、この梅雨の時期は風の通らないので、スチームサウナ状態です。
梅雨最高!
といわんばかりに湿気大好きカタツムリが優雅に歩いておられました。
五合半を示す標識がありました。
どうやら十合目を目指すような登山道になっているようです。○号目という表示がある登山道は意外と少ない。
ところどころ木道で整備されていて歩きやすいです。湿っていなければ。
5合目~7合目間は樹林帯であまり代わり映えはしない道です。
ぐいぐい登ります。
「イワハゼ」
たぶん。
横に長い登山道なので、たまに平坦な道が登場します。
たまに見上げるとゲレンデの電線やら鉄塔が見えてちょっと萎える。
「ゴゼンタチバナ」
ゴゼンは、石川県の白山にある最高峰「御前峰」のことを指すらしいです。
ぬかるみががが。
「ギンリョウソウ」
頭がちょこっとでているものしか見つけられませんでした。
下ノ芝に到着。
ベンチもありしばし休息をとります。
このあたりまではまだまだのんびりしていました。これから登山史上最大の修羅場が待っていようとは、このときは誰も思っていませんでした…。
「イワオトギリ」
花びらが白くギザギザしており、雪の結晶のようにも見えます。
まだまだ続くよ樹林帯。
少しでも風通しの良い場所に出たいです。
「ベニサラサドウダン」
イワハゼに似てるけど違う花。
駐車場から歩き始めてようやく高い樹木が生えない、展望の良さそうな場所に出ました。
中ノ芝に到着しました。
ここから更に35分で、一つ目のピークである神楽ヶ峰があります。
後ろを振り返ると雲の隙間に景色が広がっているではありませんか。
さぁ、景色も徐々に回復に向かってきています。
ここは一気に高度を上げましょう!
中ノ芝を越えたらブヨの猛襲
が、
虫が!
虫がッ!!
虫がァァァァァアアアアア!!!!!
ぶーん ぶーん !!!
人間の周囲を執拗に羽虫が纏わりついてきます。
常に視界に入りこみ、皮膚が露出している手や顔、首を狙って突撃してきます。
ここで言う虫というのは「ブヨ」のことです。
その煩わしさ、苛立たしさは蚊をそれを遥かに凌ぎます。
まるで山のゼロ戦と言わんばかりに歩いていようが、体を動かしていようが、お構いなしに襲撃してきます。
虫対策を怠っていたわけではなく、ちゃんと虫除けスプレー等は持ってきました。完全に気休めでしたけど。
自分は害虫じゃない!
社会のダニかもしれないけど!
常に数十匹に絡まれます。
自分の前方にある空間を手で払うと、手に3、4匹ぶつかった感触があるくらいです。
自分が薦めた虫から顔を覆い隠す防虫ネットを買ったさみーさんは、全身防御で余裕のご様子でした。
薦めたにも関わらずなぜ自ら買わなかったのか…。慢心、環境の違い…。
神楽ヶ峰に続く稜線に出ました。
歩行をやめるとブヨの猛攻撃にあうので、前進し続けます。死の行軍そのものです。
大きな岩場を乗り越えたりと慎重な場面ですが、ブヨの猛攻が集中力を欠いてきます。
苗場山まで2.2キロ。まだまだ先は長いです。
上空の天気悪いですけど、中間層にある雲が下がってきたので、近くの山々の景色を眺めることができました。
苗場山からみて東側の山なので、谷川岳あたりでしょうか。
とか景色をゆっくり楽しんでいるとブヨに狙われる。生き地獄とはこの事かもしれない。
ちなみにマミさんにも防虫ネットを薦めたのですが、「かわいくない」と言う理由で買ってませんでした。そして、今回一番の被害者だった気がします。
後日、購入していました。
稜線に咲くコバイケソウはまだまだ花を開かせていませんでした。
道の途中にあった神楽ヶ峰(かぐらみね)。ここまでで3時間ほどを要しています。
神楽ヶ峰から登り返して苗場山へ
そして、ようやく見えた苗場山の本体。
コースタイム片道4時間の長丁場歩いたことがない人は、「ここまで登ったのに、くだってからまた登らなきゃいけないのかよ…」と心をペキッと折られる登り返し。
嫌なことは続くもので、ぽつぽつと雨が降ってきました。
幸いなことに風が吹いていなかったため、折りたたみ傘の登場。
神楽ヶ峰から苗場山へ続く道は1時間の道のりです。まずはくだる。
くだりきったところにお花畑の看板が設置されていました。
まだ7月上旬のためか、白い花(わたすげ?)が点々と咲いているくらいで、まだまだお花畑と呼べるような状態ではありませんでした。
「ニッコウキスゲ」
黄色い花を咲かせるユリの一種で、高山植物の代名詞です。苗場山と神楽ヶ峰の間にあるニッコウキスゲは、一つしか蕾を咲かせていませんでした。
いよいよ九合目に到着です。
中ノ芝を越えたあたりからずっとブヨに襲われ続けています。既に何箇所か刺されてしまいました…。
稜線上から見えた苗場山から西側の展望。
平家の落人伝説が残る秋山郷(あきやまごう)方面でしょうか…。鳥甲山(とりかぶとやま)という苗場山の西側にある山が気になるところです。
苗場山への最後の登り返し。結構、急でした。
雨が降っているせいで岩が滑りやすく、本来であればゆっくり登るべきなのでしょうが、たちまちブヨに襲われるので一気に駆け上がりました。
息を切らしながら登りきると、出現したのは雪の絨毯!
そして、湿原が広がる広大な山頂でした。
その途方も無い広さに呆然です。
そして、何より嬉しいのがブヨがいない!
どうやら、風が通り抜ける山頂では、ブヨは人間に寄り付けないみたいです。
小さな湖沼(こしょう)がいくつも点在していて、まるで人工的に作られた棚田のようです。
恐竜の卵みたい。
山頂一帯は、湿原を保護するために木道が整備されています。
ちなみに木道にはプレートが張ってあり、設置年月日が記載されています。大体平成21年~23年頃で、ここ最近整備されているようです。
山頂が見えてきました。
樹林帯に囲まれた苗場山の山頂と見渡す限り広がる高層湿原
苗場山の山頂に到着です。
開放的な湿原が広がっているにも関わらず、山頂の標識は樹林帯の中にひっそりと立っていました。
風の通らない場所はブヨに襲われます。
山頂の標識から数十歩にある「苗場山自然体験交流センター」に逃げ込みました。
交流センターという名前ですが、いわゆる山小屋です。内装は綺麗でした。
休憩料は300円です。
ブヨの猛攻から逃れられて、お昼を食べることができるのであれば十分安いものです。
七夕ということで作ったフルーツポンチ!
紅白のゼリーがちゃんと星型をしています。
お昼を食べ終え、苗場山の山頂を少し堪能しに行きましょう。
ブヨは山頂にいませんでした。
さすがウィンタースポーツの聖地苗場です。
7月上旬だというのに雪の量が半端じゃありません。雨が小降りですが、風が通り抜けるとヒンヤリ涼しいです。
この広大な山頂に18ホールのゴルフコースを作ったら、絶景を見ながらの爽快なプレイができそうですね。
苗場山って高山植物で有名な山だと思っていましたが、種類は豊富だけど群生があるわけではないんですね。
雪山に迷い込んでしまったようです。
緑の芝の上に咲くワタスゲがファンタジー。
さぁ、下山を開始します。
横に長い登山コースですので下山も時間が掛かります。
はい、下山しました。
上層ではブヨに襲われ続け、下層に来ると突然土砂降りに遭い、写真を撮っている余裕なんてありませんでした。登山を始めて3年目の夏にして買ったレインウェアのボトムスが役に立ちました。
帰路ではブヨに耳と手の甲を何箇所か刺されました。ちなにみブヨは噛んで血を吸うため、耳が血だらけになりました…。
土砂降りの中を下山し、越後湯沢でうどんすき
本日の温泉は、苗場山から降り、国道に出てすぐの場所にある「街道の湯」です。可もなく不可もなくといった温泉施設。
温泉は行った後のコカ・コーラを楽しみに登山をしていると言っても過言ではない僕ですが、自販機で誤ってダイエット・コーラを買ってしまい、15分くらい立ち直ることができませんでした。
下山時の雨はもの凄かった。登山道が沢に変わっていたし。
そして、この憎たらしいほどの快晴っぷり。
一向は越後湯沢市街へ。
日曜日ということもあり、温泉街を闊歩している人はおらずガランとしていました。2週間後のフジロックの際には相当混むのでしょう。
「森瀧」と言う、うどんすきの店に入りました。素朴な地のものの料理や川魚のお刺身が特に美味しかったです。
うどんすきは2人前でも量がもの凄くて、野菜を食べ切れませんでした。
みんな白菜残すから、ひとり黙々と食べてた。
そんなわけで帰路へ。予想以上に長い登山だったので、東京に帰る頃には22時を回ってしまいました。
最寄り駅まで運転してくれたSakuさんには感謝です。
苗場山登山を終えて
七夕の苗場山。
この旅で残ったものは、良き思い出と痒みでした。
翌日から2日間は腫れが残り、それから1週間は痒みがひどかったです。風呂上りの体の血流がよくなっているときに痒みがぶり返します。
ブヨやべぇ。
なぜ人にこの商品を勧めておいて、自分が買わなかったのか…。これほど後悔したことはありません。
プレイステーションが発売した当時、「あんな○とか△のボタンのコントローラーのゲーム機なんて売れるわけねぇし」と心で思いながら、面白半分で他の人に「あのゲーム機絶対くるから!」と勧め、自分はセガサターンを買って、のちのち後悔した経験を生かせてない。
6月から8月に苗場山もしくはこの周辺の山域に行くことがあれば、この防虫ネットは買うべきです。
来年、自分は600円で買った防虫ネットを山頂に大量に持っていき2000円で売ろうかと画策中です。
と、ブヨの被害届けをどこの役所に出せばいいのか調べ中ですが、苗場山はとても良い山でした。
これほどのスケールを持つ山頂はなかなか無いでしょう。山頂湿原は見事で、日帰りだと十分に回ることができないのが残念です。登山用のロープウェイが運行して、山頂に1時間程度で到達できるようであれば、谷川岳や尾瀬に匹敵する観光名所になりそうです。開発されないところに登山者にとってのメリットがあるわけですが。
ブワァーと高山植物が咲き乱れる山ではありませんでしたが、その種類は豊富で、新しい花を見つけるのが楽しい山です。
ブヨがいなければ…。
苗場山~2015年秋の記事~
2年後の秋に再訪した記事です。
山頂の草紅葉がとても美しく夏とは別世界でした。そして、ブヨは全くいなくとても快適でした。
モスキートガードがあればブヨに顔を刺されることはありません!!!
コメント
いつも楽しく拝見しています。
ブヨの被害、散々でしたね。
あいつらは特攻精神が旺盛なのでやばいです。
今回のルートには入っていないようですが、苗場麓の赤湯音泉、いいですよ。
お勧めしますので今度行ってみてください。
>こばちさん
コメントありがとうございます。
ブヨは、本気で絶滅してほしいと思いました。
赤湯温泉ルートを地図上で確認しました。
なにやら一軒宿で、秘境の温泉みたいですね。惹かれます。
情報ありがとうございました!
Veryblueさん、こんにちは。
苗場山、至近なだけに平標山&仙ノ倉山に似てますね。ブヨが。私の場合、髪の中に入り込まれていいように噛まれました。
ブヨと戦いながら高山植物の写真撮るのは苦しかったです。そして、下山中に大雨に降られたのも同じ。越後の国境の山は素直でないのかも。
とは言っても苗場山頂の高層湿原には関心あります。登山そのものよりも登山で出会う絶景や動植物を求めているので、行ってみたいところです。湿原ということはベストシーズンは初夏ですかね。防虫ネット買わないと。
花の名前も蓄積されているご様子。自分は、各地の観光・登山案内のウェブサイトがかなり参考になると思っています。名前を覚えた花が次の山で見つかると、テストでヤマを当てたような勝利感を覚えるのは一種のゲーム感覚ですかね。私だけ?
前に登山予告していた鳳凰三山ですが、白砂と巨岩の稜線は期待通りの絶景でした。富士山も北岳も見えるところでご来光ってのは贅沢なものです。そこにしか存在しない風景というやつでしょう。
想像以上に山深くて植物も多彩でした。感想としては、山がでかい。地図見りゃ分かることなんですが、歩いてみると北関東や奥多摩の山とはスケールの違いを体感させられますな。
ちなみに、私にとっての果物のチャンピオンは白桃です。ある種のブドウがこれに比肩していますが。そういう意味で山梨県(南アルプス)と馬が合うのかもしれません。
>icyfireさん
こんにちは!
今回の苗場山登山の1週間前に知り合いが平標山&仙ノ倉山に行っており、ブヨの脅威は聞いていました。
「いくら酷いと言っても常に歩き続けてれば刺されないだろう」
と安易に考え、ろくに準備もせずでかけてしまいました。
そして、ブヨの攻撃性と数の暴力の前には生身の人間はまったく歯が立たないということを知りました…。
越後国境の6中旬~8月上旬は防虫ネットが必要ですね。
勿論のこと既に購入し、ザックの中に常備しております。
花の名前を覚えることについては確かにゲーム的な要素がありますね。ダンジョン内で宝箱を探しているような気になります。
特にその山にしか咲かない花はレア要素が強く、男心をくすぐられるものがあります。
定番の「ニッコウキスゲ」と「コバイケソウ」、「チングルマ」を抑えておけば大抵の山で活躍してくれる気がします。
鳳凰三山で御来光とは贅沢ですね~。自分が行ったときは今ひとつ曇り空だったのでなお更羨ましいです。
「また、行きたい!」
と言いたいところですが、山頂直下から青木鉱泉まで続く樹林帯を考えるとすぐにリピートする気は起きないです…。
自分は白桃が2位にランクインしています!
こんにちは!ブヨの襲撃、大変でしたね。まだ蜂のほうがカワイイものかも。
そういえば、こないだ苗場山のすぐ近くの巻機山に行ってきました!
こっちはさほど虫はいなかったので、至極快適な登山ができました。
夏の巻機山の山頂周辺は、草がまるでフサフサな絨毯みたいで素晴らしかったです。
強いてつらかったのは、雨上がりで粘土質の土で滑ってコケてケツが痛いことぐらいです。
そろそろ夏山シーズンも終わりで、秋の紅葉のシーズンがやってくるので
どこに行こうか今から楽しみにしています。
>えふさん
巻機山は、個人的にお気に入り上位にランクインしている山です。
自分が行ったのは5月下旬だったので、まだまだ山頂直下は残雪に覆われていました。
巻機山は百名山でありながら、ネームバリューがないので静かな登山ができて良いですねー。
夏の巻機山にも登ってみたいです。
沢沿いのコースが気になるところです。
9月は高山植物が終わり、紅葉の始まる前の時期なので、植物を楽しむというより、岩登りや火山に行くのが狙い目かと思っています。
今年の紅葉シーズンもこれから楽しみですね。
東北と上信越の山を一つづつ行きたい願望だけはあります!
veryblueさん
こんにちは、このコース良さそうですね。自分も今度行ってみたいです。
ブヨは嫌ですね、同時にアブも。この2種は普通の虫除けは効きませんので、自分はハッカ油と精製水、エタノールでハッカスプレーを作っていきます。効きますよ。天然の精油でないと効きませんが、登山用品店に必ずうってますし薬局に行けば全部合わせて800円くらいです。出かけるたびに作れば新鮮で安上がりです。自分はロッククライミングもするので、登ってる時には無防備ですがこれがあれば噛まれません。ブヨは綺麗な沢にしかいないと聞きました。トンボが出てくればいなくなるのでしょうが、どこにでもいるって訳でも無いみたいですね。先日奥穂に白出沢から登った際には全くいませんでした。他方で谷川にはいつもいますね・・・・あいつら。
いつ見ても食が充実してますね。うらやましい。これって所謂女子力のおかげ?
>blahさん
羽虫対策にかなり工夫されているんですね。勉強になります。
ロッククライミング中は何も対策をしていない状態だと蜜を塗ったリンゴ状態で、食ってくれと言わんばかりの状態ですね。
なるほど皆さんそのような対策をされているわけなんですね…。
上越国境付近の山々には多いみたいです。
後は、6月から8月上旬の時期でしょうねー。
山に登ってるだけだと非常に地味で陰気くさいではないですか。あと汗臭い。
なので、少しでも食は豊かにしておきたいところです。
この時期、頂上で冷えた炭酸を飲まないとやってられませんー。